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すさみ町立エビとカニの水族館(和歌山) [相当施設インプレ]

ネタ切れにつき、デッドストックから復活インプレッション第二弾!!
行ったのは、昨年の10月末。
この時は太地くじら博物館にカズハゴンドウを見に行った時で、目的だったカズハゴンドウは早々にブログとなり、ついで? に寄ったエビカニ水族館は今頃となってしまった(汗)
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「道の駅すさみ」に併設された新生エビカニ水族館は2015年から営業していたのに、オレが行ったのは移転から4年も経過したこの時が初めて。
個性派揃いの和歌山県の水族館の中でも、群を抜く個性派と言っていい施設だが、そこの主役たるエビやカニに対する興味が薄いオレにとってはなかなか足が向きにくく、とりわけ時間が限られる遠征の中では、後回しにされがちな施設となっていた。
しかし、今の場所は高速のすさみ南インターの目の前である。南紀白浜空港からレンタカーで太地や串本まで行くには、行きも帰りも絶対にその前を通る。
これはもう言い訳はできないなと、寄ってみたのが約1年前、という訳。

新しいエビカニ水族館は…… 規模も格段に大きくなっていたし、何より綺麗になってた。
水族館らしい巨大水槽がないのは旧施設と同じだが、それでも以前に比べれば水槽の数も増え、それに伴って展示種類数も大幅に増大。
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館内の雰囲気も旧施設のそれがいい意味で受け継がれていて、同じ水族館であることを実感させてくれるのもいい。
オレがかつて旧施設に行った時にはアザラシもいたが、その姿こそ見られなかったものの、水槽のスポンサー制度とか、ヤドカリ釣りが楽しめる池など旧施設時代の名物? もきちんと引き継がれていた。
旧施設時代からのファンも以前に増して楽しめるようになっているのではないだろうか。

規模が大きくなっているのだから当たり前なのだけど、展示も大幅に充実していた。
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魚とかウミガメなんかも少しいるが、主役はエビとカニ。近い仲間であるヤドカリ類や人気のオオグソクムシ、カブトガニなど、十脚目以外にも殻を持った“甲殻類”が数多く展示されており、そのひとつずつをじっくり見て回るだけでもそれなりに時間も掛かるくらいには揃っている。
展示されているそれらの大半はあまり動かないものも多いので、人によっては満足感の前に飽きが来る? そんな心配をしそうになるくらいの充実ぶりだ。
中でもとりわけ驚いたのが、入り口からしばらく続くイセエビ類の充実ぶり。「イセエビってこんなに種類いるんだ!!」と、今さらながら大いに驚かされた。
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ここで見られるものに対するオレの興味や知識は、ごく一般の人と大きく変わらないと思うのだけど、そんなオレでも“もう1回くらい来てもいいかも”と思うくらいには楽しかった。
ここに来るために飛行機には乗らないと思うが、太地や串本、白浜まで来ることはこの先もあるはずなので、そのついでに寄ることもまたありそうな気がしている。

この施設に寄ってみたのは、ここは水族館(認定施設)なのか、という点も気になったからだった。
水族館の看板を掲げ、展示種類数は50種以上。10本以上の水槽数は満たしている。しかし、躯体水槽がないことと、水量10tはないかも、ということで水族館リストに入らなかったのだが、出口のところにある餌やりの楽しめるウミガメプールは横からは見えないものの、“動かせず”かつ、これを加えれば水量10tはクリアできるはず。
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何より、ここで得られる満足度、水族館に行った感などからすれば、水族館とするのに差支えは無いように感じた。

でもまぁ、水族館巡りのために紀伊半島を回ろうという人なら、それが水族館としての基準を満たしていようといまいと、立ち寄るのだろうし、それが以前よりずっと便利にできるようになった上、得られる満足度も高まったのだから、そんなことを気にする必要はないのかもね。

それでは皆さま、よいお年を!!
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水環境館(福岡) [相当施設インプレ]

水族館のヴィンテージイヤーと言っていい2020年なはずなのに、水族館に行く回数が例年より少なかった。
まぁ、仕方がないことではあるのだけど、例えば、近隣の施設に“行こうかな?”と思っても、常に“やっぱりやめた方がいいよね?”と反射的に思ってしまう。

何が言いたいかというと…… ネタがないのである!!

それでも12月の半ば以降、ブログのアクセス数が伸びているので、何か出したいなぁ、と。
数日前のこと。「水環境館」のインプレブログに少しまとまったアクセスがあったらしい。
水環境館? 新しくなってからアップしてなかった…(汗)
という訳で新生・水環境館の話。実にリニューアルオープンから2年近くが経過。オレが行ってからも1年2か月が経ってるけれど…

ヴィンテージイヤーの今年と比べると、昨年2019年は新水族館のオープンや、リニューアルなどのニュースが非常に少なかった。
そんな中で、もっとも大きな変貌を遂げたのは北九州の水環境館だろう。
休館を伴うリニューアル期間を経た全面リニューアル。昨年4月より新生施設として運営されている。
リニューアルオープン日がなかなか発表されなかったので、オープン後すぐに行くことはしなかったんだけど、ブログに載せるのが遅くなったのはそれも影響してる?(←言い訳)

新しくなった水環境館をひと言で言うなら、博物館としての洗練度が高められた、だろうか。
入り口からして“新しくなった”と感じさせてくれるが、内装は特に多くの手が入れられたようで、隣接する紫川をテーマにした博物館として、その展示がより充実した印象。しかし、入館無料なのは以前と変わっていない。
館内から紫川が見える大きな観察窓も健在だ。
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この日は窓の前に魚が多く、以前に行った時よりも、色々見ることができた。

水族館や水槽展示についても、以前より大幅に綺麗になった。
水槽や周辺機材も統一感があって、まるでそれらのギャラリーのような印象を受けるくらい、すっきり綺麗にまとまっている。
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水槽数はリニューアル前の方が沢山あったし、壁面には大きめの躯体水槽もあって水族館的な雰囲気は以前の方が強かったような気がしたが、反面、雑然とした印象があったのも事実。

水槽の多くはアクアテラリウム的なつくりで、それもあって魚の印象が薄い。いない訳ではないのだけど、リニューアル前より数も少なく存在感が薄い。
全体的に綺麗にはなったけれど、水槽の数が減り、大きな水槽もなくなっていることから、水族館らしさという点では、以前の方がそれらしかったかも。
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水環境館と言えば、水槽内の環境再現力の高さ(中の生き物が見つからない)でも名を馳せていたが、新しくなってからもそこは健在。
水槽の中は以前と同じように、自然の水辺を切り取ってきたような、青々と茂る草やコケが美しい水景が再現されている。
水槽、それも小さな水槽の中で、これだけの環境再現力は恐れ入る他ないし、溢れんばかりの緑に満ちた水槽は単純に見ていて綺麗だ。
しかしまぁ、中にいるはずの生き物は例によって見つからない(笑)
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展示施設としてどうなんだ!? と思うところもあるけれど、無料なのだから文句は言うまい。ここは“探し出す楽しみ”として前向きに捉えよう!!

規模の小さな施設だから、水槽をさらっと見て回るだけだとあっという間に終わってしまう。じっくり生き物を探しをするくらいでちょうどいいのかも?
ただし、先にも書いたように、オレが行ったのは1年2か月も前の話なので、水槽の中身とかその配置は変わっているのではないかと思う。

施設がある場所は変わっていなくて、駅からも近い小倉の中心街。
福岡県内の水族館(相当)施設の中でも、もっとも行きやすいのではないかな?
半地下にあるのに館内は広々としていて、ゆっくりくつろげるようなスペースもあって、地元の人なのだろう。水槽を見るでもなく、のんびり休憩している人もいた。
小倉に観光しに行く場合、どこで何をするかは分からないけれど、街を散策して、その休憩がてら、水槽の美しい緑で癒される、そんな利用の仕方もいいのではないだろうか? 何しろ、入場無料だし。

とは言えやっぱり、1年2か月も前に行った施設のブログって書きにくいね。
写真を見れば思い出しては来るんだけど、熱量が足りないというのか今ひとつ書くべきことが出てきにくい。
行ったらなるべく時間を空けずに文字にする!! とあらためて反省。
という訳で、またいつか水環境館に行くことがあれば、あらためて書き直す? かも。
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琵琶湖博物館の気になる魚 Vol.3 [淡水魚]

ビワマス目当てに久しぶりに行った琵琶湖博物館はやっぱり楽しかった。
琵琶湖の魚たちはやっぱり“特別”だ。
ビワマスなどの固有種ももちろん、それ以外の種類でも琵琶湖産は“何か違う”と思ってしまうのは贔屓の引き倒しだろうか?
水族展示室最初の水槽から驚かされたのだから、そう思ってもおかしくはないよね。
最初の驚きはタナゴの大きさ。
水槽を泳ぐヤリタナゴとカネヒラの大きさには本当に驚いた。
カネヒラなんて手のひらくらいの大きさがあって、知り合いの学芸員氏に“あれ、日本のタナゴですか?”なんて聞いちゃったくらい。
でも、どれだけ大きなタナゴでも、アクリルに近寄ってきてくれなければ写真は撮れない。
残念ながら、写真に収められるほど近寄ってきてくれることはなく、撮影は断念。
でも、琵琶湖博物館に行ったら、是非、あの巨大タナゴは見てみて欲しい。驚くから。

ビワマスに喜び、タナゴに驚き、水族展示室を楽しんでいると、通路の奥、遠目に見えるバイカル湖の水槽に、何とも懐かしいシルエットが目に入ってきた。
驚きつつ、慌てて水槽に近寄ると、そこにいたのはノーザンパイク!!
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05年に施行された特定外来生物法で、いち早く指定されてしまった魚種のひとつであり、それ以降、その姿を見ることが叶わなくなった魚だ。
かつては幼魚が普通に売られていたこともあり、オレもいつかは飼うのだろうと思ってた。
水槽の都合などタイミングが合わず、結局飼わず終いとなってしまったが、飼おうと考えるくらいには好きな魚でもあったし、海外の水族館に行かなければ会えないだろうと思っていたから、この予期せぬ再開は本当に嬉しかった。
久しぶりに見ると、こんな綺麗な色だったんだなぁ、と改めて思わされる。同時に、飼っておけばよかったなぁ、とも(笑)
今、日本で見られる個体は恐らくこれだけ。そういう意味では非常に珍しい魚と言っていい。
なお、魚名板にはロシア語名で表記されていたが、それを確認してこなかったのでここではノーザンパイク(Esox lucius)とさせてもらう。

ノーザンパイクと同じ水槽にいたペルカも懐かしい顔だ。
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ヨーロピアンパーチという名で観賞魚としても流通したこともあるが、ノーザンパイク同様、05年に特定外来に指定。日本では見ることができない魚となった。
かつてもノーザンパイクほど目にする機会もなかったが、この魚が外来魚として定着してしまった国もあるらしいので、予防的な指定だったのだろうと思う。
こちらも、現在日本で見られるのはこの水槽の展示個体だけと思われる。
また、こちらもロシア語名で紹介されていたが、それを確認しなかったので、オレの知ってる名前(ペルカ・属名由来)とさせてもらった。

特定外来つながりでもう1種。ナイルパーチも登場させたい。
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ナイルパーチは特定外来に指定されたのが2016年と比較的最近だったこと、かつアクアトトぎふでも展示されていることから、上記2種と比べれば見る機会もまだある。
琵琶湖博物館で展示されているものもその1匹だが、アクアトトにいるものは恐らくコンゴ産として日本に来るものだと先日のブログに書いたが、琵琶湖博物館にいるものは恐らくナイジェリア産として日本に来ていたものと思われる。
体高が高くそこまで大型化しないコンゴ産に対し、体高が低く巨大化するナイジェリア産というのが簡単な違いだが、観賞魚の世界では値段の高いコンゴ産、安いナイジェリア産みたいな違いもあった。
オレはこの体高の低いナイジェリア産が好きなのだけど、ウチにいるのも、アクアトトにいるのもコンゴ産なので、このタイプの、しかも展示個体はそれらしい特徴がしっかり出始めた70㎝ほどの大きさで、そのサイズ感も非常にオレ好み!!
水槽に1匹しかいないこともあって、この1匹に集中できるのもいい(笑)
この子に会うために琵琶湖博物館に行ってもいい!! 個人的にはそう思うくらいの1匹だ。

残りの2種類はナイルパーチと同じく、アフリカ産のシクリッド。
まずはタンガニイカ湖水槽に新たにお目見えしたオーレオクロミス・タンガニカエ。
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あら!? ここにもいたの!! 知らない間に導入されたらしい。
それほど大きくないので、展示が開始されてまだ日が浅いのだろう。
琵琶湖博物館のタンガニイカ湖水槽はタンガニイカ湖のある特定地域を再現していて、展示魚種もそこに住まうものというリアルさにこだわった水槽だと聞いたが、同じ水域にO.タンガニカエもいるのだろうか? この水槽で展示されてるということは、いるんだろうなぁ……
O.タンガニカエはアクアトトでも見られるし、そちらの方がずっと大きくて綺麗だが、琵琶湖博物館のものも、しばらく経てばそれに見劣らないような大きさ、綺麗さを楽しませてくれることだろう。琵琶湖博物館行く楽しみがまた増えた!!

最後の1匹もアフリカ産のシクリッド。
タンガニイカ湖のシクリッドを展示した水槽はサイズや展示種類数の多少こそあれ、比較的目にする機会があるように思うが、マラウィ湖の水槽というとあまり目にしないような気がする。
琵琶湖博物館には、そんなマラウィ湖のそこそこ大きな水槽があって、比較的メジャー種のみのラインナップだが、綺麗な魚たちが展示されている。
この“綺麗”というところがポイント!! この類、飼うこと自体は簡単なのだけど、喧嘩したり繁殖したりを繰り返す内に、だんだんとその綺麗さが失われていってしまう印象だ。
しかし、琵琶湖博物館の水槽で泳いでいるものは、どれも綺麗!!
先にも書いた通り、比較的メジャーな種類が泳いでいるが、ここではその中からニムボクロミス・リヴィングストニィを登場させた。
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綺麗に仕上がっていることはもちろんだが、この水槽を泳ぐ中では目にする機会が少なさそう? だから(笑)
とは言え、上記特定外来3種に比べれば、おまけ、みたいなものかな?
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アクアマリンふくしまの気になる魚 Vol.2 [海の魚]

カジキを見るためにアクアマリンふくしまに行ってきた、というのは以前のブログに書いた通りだが、気付けば2年半ぶり。イオンモールができてからは初めて。
オレが行った日も平日にも関わらず想像以上の人の数に驚かされたが、やはりイオンモールの影響だろうか?
でも、次から次へと来る人たちはカジキにはほとんど目もくれず、イワシの大群を背に記念写真を撮る。
それが終わるとその場を移動してしまうのだけど、それが永遠に続くんじゃないか、と思うくらい次々来るので、カジキ観察はその合間を狙って。
アクアマリンには他にも見るものが色々あるので、退屈はしない。むしろ、他の水槽との間を行ったり来たりするのが疲れるくらい?

気になる最初の1匹は、親潮水槽にいるサヨリ。
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サヨリって食材としてはよく知られているのに、水族館で見ることはほとんどない。
コモチサヨリとかデルモゲニーとか、温暖地域に住まう小型種こそ見るものの、名前に何も付かない“サヨリ”の生きて水槽を泳いでいる姿を見るのは初めて? かも知れない。
もしかしたら、2回見たバショウカジキよりも希少性が高い?
生きて泳ぐ姿も、よく見知った姿形。臆病でアクリルに近づくと奥の方へ逃げてしまうが、しばらくその場でジッとしていると、戻ってきてくれる。
伸びた下顎は、カジキよろしく、いかにも折れてしまいそうな感じだが、魚に対して水槽が広いからだろうか。綺麗な状態で残っているものが多かった。
常に水面付近を泳いでくれていたので、非常に見やすかったのもよかった。

大水槽と言えば、カジキのいる黒潮側にも見てみたいものがいた。ヒラソウダだ。
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所謂、ソウダ鰹のひとつだが、これまで生きた姿は見たことがなかった。
背中にライン状の模様が入った、同居のカツオなどよりも小ぶりの魚がビュンビュン泳ぎ回っているため、パッと見はスマ? みたいに見える。
しかし、目の前を何度も通過していくのをしばらく見続けていると、顔が短く、眼がぱっちり。体つきは体高が低く細長い印象。なるほど!! これがヒラソウダなのか!! 同居のカツオやキハダなどと違っていることが分かるようになり、スマと見間違うこともなさそうな気がしてくる。

同じ水槽にはメバチもいたようなのだけど、それらしいものは見当たらなかった。搬入されたのは少し前なので、そちらはもういないのかも知れない。
生きたメバチもどんなものだったのか、見てみたかったなぁ……

今回は久しぶりの訪問とは言え、目的はほぼカジキ一択。
いつもなら気合いを入れて見るはずの親潮アイスボックスもあっさり軽めに。
と言っても、素通りさせてくれないのが困るところで、カジキの動きを気にしつつ足を止めること何度か。
足を止めた理由のひとつがベロ。
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北海道などに産するカジカの仲間。ちょっと変わった名前だが、属名(Bero elegans)に由来するもの。
その名前もさることながら、おっ!? 何か綺麗だぞ!! と。
体色は住環境に合わせて個体差があるようで、画像検索してみたりしても、展示されていた個体とは違ったものが多く出てくる。
展示個体はグリーンにピンクの模様を散りばめたような体色をしていて綺麗だった。
海藻の中にでもいたのだろうか?

ベロの並びにいたスミツキメダマウオも気になった1匹だ。
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ベロと同じく北海道などに生息する小型の底生魚。
大きめの胸鰭で底床の上で上体を起こすような態勢て定位していて、時々、条数の多い長い背鰭を動かすくらいであまり動き回らない。
長い背鰭がスネークヘッドを連想させるように感じたからなのか、馴染みのない魚にも関わらず既視感が。
しばらく眺めていると、魚もキョロっと大きめの眼で見上げてくる。
そんな様子を見ていて気が付いた。パイクシクリッドだ!! って。
パイクシクリッドにしてはやや顔が短いが、雰囲気や動き方にそれらしさを感じさせるし、底棲性と言われるタイプにとりわけよく似ている。
個人的に馴染みのある魚に似ているものを感じたからなのだろう。しばらく見ていただけなのに、よく知ってる魚みたいな気になった。初めて見たかも知れない魚だというのにね(笑)

最後の1匹はカタボシアカメバル。
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見たことがあるような、でも、多分、アクアマリン以外では見たことがない魚。
これまでもアクアマリンでは何回か見たような記憶があるが、調べてみると比較的新しく記載された種類らしい。
カニの水槽に何個体かいて、それが見やすい位置を泳いでくれていたので撮ってみたのだけど、水族館では珍しい魚なのだろうと思う。

調べてみようと検索するも、全然ヒットしない。アクアマリンが名付けた仮名なのか?
なんて思ったものの、理由は単純。ずっと「アカボシカタメバル」だと思っていたから(汗)
そのお陰で、その名前がしっかり頭に刻まれることになりました。
皆さんもお間違えの無いよう…… って、お前に言われたくないって話ですな。
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