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ようやく再々オープン!? 板橋区立熱帯環境植物館 [水族館紀行]

4月20日、半年と少しの休館期間を経て、板橋の熱帯環境植物園がオープンした。

ところで、ここの施設、入り口に「板橋区立熱帯環境植物館」と書いてあるから、それが正しい名称なのだと思うのだけど、以前は板橋グリーンドームねったい館と書いてあったよね? リニューアル休館に合わせて名称もお堅い感じに変更した!?
グリーンドームねったい館の方が覚えやすいし、親しみもあったんだけどなぁ……
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それはともかく。
4月20日にオープンしたというのに、26日からコロナ禍による休館。新装オープンから営業したのはたった5日。ここに限った話ではないけれど、気の毒な話……
6月1日より再々オープンを果たしたそうなので、4月の5日間に間に合わなかったという人はようやく見に行けるようになったという訳だ。とは言え時節柄、まだ行きにくくはあるけれど。

オレはというと、4月の5日間の間に行くことができた。なので、このブログはその時見たもの。それからひと月以上が経過しているので、展示はオレが見た時とは色々変わっているのだろうと思う。ここから先はそのつもりで見て欲しい。

結論から言うと、リニューアルという言葉からイメージするほど大きな変化はない。
もちろん、細かく見て行けば“あっ、ここが変わってる!!”と気付く部分はあるのだけど、頻繁に足を運んでる人とか、その部分に強い関心があった人しか気付かないくらいの変わり方。休館前の状態が好きだった、という人でもさほど違和感なく楽しめると思う。

温室内の池水槽にしても、分厚く敷かれた底砂利が少し浚渫されたようで、アクリル面向かって右側、陸地に向かって斜面状になっていた砂利は大きめに削られ、エイの遊泳スペースが少しだけ広げられている。
また、以前は給餌時間にしか姿が見られなかったボルネオカワガメの隠れ家がなくなったのか、常に見える位置にいるようにされていた。
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エイやカメ、その他の魚たちも基本的に休館前と変わらない顔ぶれ。まだ小さなシルバーバルブが群れで追加されたことくらいが変わったくらい。
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それにしても、エイが無事に戻ってきてくれたことは本当によかった。
2度の引っ越しや、それまでとは違った環境の休館期間中とか、結構真剣に心配してたんだけど、元気そうな姿が見られたので、その時点で久しぶりの板橋訪問の1/3くらいは目的が達成された。
今や新たな個体の導入が期待できない魚になってしまった以上、この個体にはこの先も長く生き続けてもらわなければ困るからだ。
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それ以外の水族館部分についても、大きな変化はなかったと言っていい。
ただ、壁面に並ぶ水槽の一番階段寄り、以前はタカアシガニなどが入っていた水槽がハタの幼魚をメインとする水槽に展示替え。
個人的にハタは好きな魚だから、この変化は歓迎したいところ。見ていても楽しかったし。
ハタ水槽の話も続けようかと思ったけれど、オレが見てから1ヵ月以上が経過した今、同じ顔触れのまま水槽が続いているのか定かではないので、どうしようかなぁ、と。
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それ以外の水槽に関しては、劇的な変化こそないものの、魚の数が減っていたり、コケ汚れがそのままになっていたり、むしろ、休館前よりもパワーダウンしてしまったような水槽もいくつか。
4月26日以降の再休館でそれらは改善されてるかも知れないが、オレが行った4月20日前後はそんな感じだったのだ。
そういう部分に手を入れるための休館期間じゃなかったの? と思っていたので、少々意外に思った。
6月1日から再々オープンしてるそうだが、次に見に行く時には、きっと見違えるようになっているはず、と期待したい。

植物園部分にもいくつか変化が見られたが、それはここでは書かない。
ただ、個人的に毎春楽しみにしているヒスイカズラの花が見られるかもと楽しみに出掛けたのだけど、ヒスイカズラが絡みついてるパーゴラが改修されており、その影響か花はなく、残念ながら2年続けて見ることが叶わなかった。

再々オープンを聞き、また行きたいと思ってはいるものの、ここの施設、ウチからだと同じ都内の移動ながら結構な時間が掛かる。
隣県にあるカワスイなら、ここに行く半分未満の時間で行けるが、県を跨いだ移動を自粛するよう言われているからそれも避けてる。
カワスイがダメならもっと遠い板橋はダメだろう、と足が向きにくくなっているのだけど、そろそろ行きたいなぁ。
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2020オープンの施設再訪・その2 カワスイ [水族館紀行]

昨年11月頃より再び猛威を振るい始めた新型コロナウイルス。
感染者数は日々増大し、2021年が明けてしばらくした頃、緊急事態宣言が再発出される、みたいな話まで聞こえ始めた。
個人的にはコロナの影響は昨年より今年の方が酷いのではないかと思っていて、緊急事態宣言も発出されれば長引くかも知れない……
宣言が出る前に水族館に行っておこうと、2021年の水族館初めは約半年ぶりとなるカワスイへ。
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そのカワスイ、ほぼ淡水魚のみの水族館だというのに人気を集めているようで、一定のファンを掴んでいるような印象だ。
ブログへのアクセス数も多いし、ひとまず注目度が高いのは間違いなさそう。
失礼ながら、オレが思っていた以上の人気と注目度の高さに、何故? と思うところもあり、常々“今のカワスイが見たい”と思っていたのだ。

初めて行った時の印象が思ったよりずっと良かったため、2度めの今回はそこがスタートライン。つまり、ハードルが上がった状態だ。
するとやっぱりである。前回は気にならなかったモヤモヤする点がちらほらと。
それらをここで書き連ねることはしないが、細かいところでは、コケが気になる水槽がいくつかあったりなど。
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コケ汚れは特に10Fの水槽に多くて、せめて観賞面くらいは綺麗にしておいて欲しいところ。大きな水槽ではないのだし。
また、7月の時はいたのに、いなくなっている魚はどうしたんだろう? 記憶に(写真)に残る魚の中で姿が見えなくなっているものがいくつか。例えばヘテロティス。5匹いたはずだが、それが1匹もいなくなっていたのはどこに行っちゃったんだろう? まさか…!?

ちょっと意外だったのが、“あれ!? こんなもんだっけ?”と思うくらい、小さく感じたこと。
もちろん、小さくなった訳じゃないけれど、初めての知らない場所と、どんなところか知って行く場所とでは、その感じ方に違うのは当たり前のこと。
しかし、初訪問時は結構なボリュームと思われた展示数が、今回もそれを全部見て回ったにも関わらず、思ったより小規模に感じたのだ。
ひとつひとつの水槽を眺める時間の差なんかが影響してるのかも知れないが、規模については、今回感じたくらいの規模感が正しいのだろうと思う。
やっぱり、水族館は何度か行ってみないと印象がしっかり固まらないものらしい。好印象だったり、その逆だったりした場合は特に。

楽しくなかったということではないけれど、モヤモヤ感が少々濃いめにつきまとう10Fに対し、9Fの印象は初訪問時からのスケールダウンもそれほどではなかったような気がする。
魚が少なくなった水槽もあるにはあったが、10Fよりそうした変化も少ないように感じた。

初訪問時、水槽の小ささが気になった大型魚が泳ぐ水槽も、まだ半年ほどしか経っていないのもあって、まだまだ平和。
しかしながら、温室の凹型の水槽の直角に曲がった部分は、それまで見ていた魚を突然消し去り、見えなくしてしまう。
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魚を眺めながら“ああっ!!”となったことが何度か(笑)
このアマゾンエリアには、いい意味で“変な魚”がいたりするので、ついつい夢中にさせられてしまうのだ。

本物の植物が植えられている温室は、前回訪問時はまだカピバラなどが放たれていなかったこともあり、植物は植えられたままの状態だった。
しかし、動物たちがそこに入り、日々暮らすようになった今、温室内の植物はやはり少なくないダメージを受けている模様。
とりわけ、カピバラがいるエリアは、強烈な嵐にでも見舞われたみたいな悲惨な状態。
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食われたのか、踏み荒らされたのかは分からないけれど……
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オープン直後

本物の植物を使っているのはこだわりだったのだろうと思うのだけど、やっぱり、生の植物と、それを食うそれなりに質量のある動物とは相性がいい訳がないよね。あらためてカピバラのパワー? を垣間見せられたような感じ。破壊されていく緑を見ているスタッフ氏は気が気じゃなかったかも知れないけれど、カピバラたちは楽しかったんだろうなぁ…
それなりに綺麗に作りこまれていたエリアが今後、どうなっていくのかも注目ポイントだろうか。

水槽のコケとか魚の数なんて部分は、すぐにでも何とかなるだろうと思う。
それこそ、オレが行った時がたまたま掃除の前だっただけかも知れないし。
展示も少しずつ変わっていくのだろうから、水槽の中の魚が変わるのも、まぁ、そんなものなんだろうなぁ、と思う。
個人的にモヤモヤした部分も、この先、変化していくのかも知れないし、そういう部分も含めて、この先行った時も大小の変化を楽しみたいと思った。
2020年にオープンした水族館の中でそれが苦もなくできるのは、一番近くて行きやすいカワスイならでは、だしね。
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2020オープンの施設再訪・その1 DMMかりゆし水族館 [水族館紀行]

有効期限が迫りつつあった航空会社のマイルを消費すべく、沖縄へ。
と言っても昨年の話。コロナ感染者数が増加しつつあり、GoToキャンペーンが打ち切られる、なんて言われ始めていた頃だ。

時期も時期ということもあり、ちょっとした後ろめたさもあって、沖縄に行くことは誰にも言わず、沖縄の友人知人たちにも知らせることもしなかった。
しかしまぁおかしなもので、水族館の知人に遭遇してしまうのはともかく、沖縄の水族館でTwitterのフォロワーさんに遭遇したりと、オレが沖縄にいたことがバレた(隠してた訳じゃないけど)人が何人か(笑)
悪いことはできないってことなんだろうね(沖縄行きが悪いと思ってる訳じゃないよ・笑)

羽田をゆっくり出発し、沖縄に到着したのは午後。変な時間帯の飛行機は空いてる(安い)のだ。
久しぶりに那覇空港からそのままバスに乗り、最初に向かったのはDMMかりゆし水族館。
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前回行った時の写真があまりにも少なく、もう少し撮っておきたいと思っていたから。
バスで行くのは初めてだが、とても行きやすかった。いつもは混んでる331号線が空いてたこともあり、空港から20分ほどで到着。
これなら帰る前にちょっと寄って、みたいなことも十分可能だろう。
水族館が入るショッピングモール、イーアス豊崎も7月の時はオープンしたばかりで人の波を掻き分けるがごときの大混雑だったのに、平日の午後、しかも雨という条件だからだろうか。ものすごく空いていてひっそり。当然、水族館も空いてた。

最初の映像もオレと連れの2人だけ。館内も7月の時がウソみたいに人がおらず、まるで貸し切りみたい。素晴らしい!!(笑)
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これならひとつひとつの水槽をじっくり見てみようという気にもなるというもの。
前回訪問時より5ヵ月が経過し、水槽やろ過槽のコンディションも安定したのだろう。多くの水槽の水がキリっとクリアになっていて、中の魚たちの状態も悪くなかった。
7月の時にはいなかった魚がいたりする反面、前回訪問時の違和感がすべて払拭された訳ではなく、相変わらず何でこの水槽にこれ? みたいな部分はあるけれど、少なくとも5ヵ月前に比べれば、概ね生き物の状態は落ち着いたように見えた。
また、前回は閉鎖されていたカピバラやナマケモノなどがいるフロアも開放されており、今回ようやく、完全状態のかりゆし水族館を見ることができたことになる。
その動物コーナーも、素敵!! とはならなかったが、脱走癖のあるらしいコアリクイを見ているのはちょっと楽しかった。
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付ききりで番をしている飼育スタッフの人がちょっと目を離すと、すぐに展示スペースを抜け出し、その脇にある造花の植え込みを嬉々として破壊し始めるのだ。
小さくてもパワーは強大で、植え込みは一瞬で盛大に破壊される。慌てて戻ったスタッフによってアリクイはバックヤードに収容されるという一連の流れが何ともおかしかった。今はもう対策されているのだろうか?

館内にいる人が少ないからなのか、中のスタッフの人たちが声を掛けてきてくれる。
そういう方針に転換したのか、はたまた以前行った時のような混雑時には同じような対応ができなかったからなのかは分からないが、それは悪くないことだと思う。

それにしても、とても空いていて静かな館内はオレにとっては最高だが、水族館的には嬉しいことではないはずで、ちょっと心配に思えたくらい。
時節柄、密は避けるべきだから、この空き具合は本当にありがたい。
しかし、ソーシャルディスタンスは水槽の中まで及んでいるのか、水槽の中もずいぶん空いてしまっていた。
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特に1Fの海のエリアでその傾向が顕著で、大水槽のシノノメサカタザメがいなくなっていたほか、大型魚は数が減り、水槽もすっきり。
サンゴ礁のオーバーハング水槽もやけにすっきりしてしまっていた。
ここはもう少し賑やかに、と思うところだが、これだけ空いている状況からすると、ちょっと言いにくい気もしてしまう。

5ヵ月前は1時間もいなかったのに、今回はその後の予定もなかったことも手伝い、ゆっくり。3時間はいただろうか。
18時が近くなった頃には、それまでボーっとしていた2羽のペンギンが大はしゃぎし始めて、こちらが疲れてイヤになるくらい遊んでくれたり、思った以上に楽しんでいる自分に気が付いた。5ヵ月前の時は酷評した施設だというのに、である。
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もちろん、水槽の状態が以前より落ち着いていたことも無関係ではないが、何より、“イケてない水族館”として行っているため、ハードルが極端に低くなっていたこと、そして、沖縄に着いた日というのも影響していたと思う。
着いた日はやっぱり気持ちにワクワク感があって、大したことじゃなくても楽しく感じるものだから。
それがオレだけの感情でないのなら、これから行く人も、帰る直前よりも、来てすぐの方が楽しめるかも知れない?
とは言え、この先、沖縄に行く度に足を運ぶか? と言われるとそれはなさそうな気がするけれど……

水族館を出て、帰ろうとバス停まで行くと…… 空港行きや近くのアウトレットモール行きのバスはあるのに、那覇市内方面へ向かう路線がない!!
仕方なく空港経由で那覇市内の宿に向かうことになったのだけど、利便性だけで言うと、やっぱり帰る前がいいのかなぁ? 
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久しぶりのなかがわ水遊園あれこれ [水族館紀行]

以前のブログに書いたように、激レア淡水エイを見るため、久しぶりになかがわ水遊園に行ってきた。
しばらく行ってないなとは思っていたけれど、最後に行ってから5年も経ってた。
最寄り駅から遠く、バスの本数も少ないので、クルマを所有しなくなって以降、足が向きにくくなった施設のひとつとなっていたからだ。

久しぶりに行くとそれまでとは違った印象を持ったりするもので、今回あらためて思ったのは、関東にある水族館施設としては、もっとも行きにくい施設なのではないか、ということ。東京からも遠いし、宇都宮からもクルマで1時間は掛かるし。
まぁ、それはさておき。

なかがわ水遊園の水槽はどれも、太陽光が降り注ぐ作りになっているが、ガラスが多用された建物は水槽だけでなく館内も明るくする。
明るい空間は天井が高いことも手伝って、屋内ながら広々とした感じになるし、何より、太陽光の下で見る魚の綺麗さは素晴らしい。
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しかし、その明るさは、水槽への映り込みというきわめて厄介な問題も発生させる。
なかがわ水遊園のそれは本当に強烈だ。しかも困ったことに、館内のほぼすべての水槽が太陽光の影響を受けるので、日の向きや天候によって、水槽の見にくさが大きく変化する。
オレが行った日はとても天気が良かったのだけど、そのおかげで水槽の映り込みや反射(見にくさ)も最強レベル。
直接太陽光が降り注がない水槽でも、どこからか反射した光によって… 見にくい!!
温室のアマゾン水槽ではそこに木漏れ日という、これまた読みにくい見にくさ要因が加わり、見たいものと見にくさとの合間で何とも言えない気分にさせられた。
映り込みや反射による見にくさでは、別の水族館がNo.1だと思っていたけれど、もしかすると、一番はこちらかも知れない。外光の影響を受けない水槽は3~4つしかないし。

雨や曇りなど、天気の良くない日の方が水槽は見やすいかもしれない。太陽光による魚体の美しさは堪能できないという、これまた大きな難点があるけれど。

強烈な見にくさはあるけれど、水槽はいいから困る。
あらためてアマゾン水槽は日本で一番素晴らしいと思った。
水槽の大きさもあるけれど、その大きな水槽の中に泳ぐ大小さまざまな魚たちは、それぞれ自分の好きな場所、環境を見つけて、そこでその個体なり、種類なりの生活をしているように見える。
まるで、本物のアマゾンの環境を垣間見るようなこの感覚は、他の水族館では味わえないし、見にくさを何とかしてでも見たくなる魅力がある。
ただ、水槽内で傍若無人な振る舞いのカピバラはご退場願いたい。オレとしてはね。
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他の見学者が途切れたのを見計らって、アクリルパネルの前に腰を下ろし、行き交う魚たちを眺めていたら、足元に枯葉が落ちてきた。
温室内の植物は本物だから、枯葉や小枝が落ちてくることもある。
今度はオレのすぐ後ろで、またカサッと何かが落ちてきた音がした。また枯葉だろうと思いつつ振り返ったら、そこにいたのは枯葉ではなくイグアナ!!
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温室内に放し飼いになってるとは聞いていたけど、その姿を見たことはこれまで1度もなく、初めて見た!!
そのイグアナはオレのすぐ横を通り抜け、近くの植え込みに上り、水槽の上にある餌場へと行ってしまったが、ちょっと驚きの遭遇だった。
探すといないのに、気が向くとイグアナの方から出てきてくれるらしい。
なお、イグアナ探して植物をくまなく眺めていたら、アマガエルを見つけた。こやつはきっと、勝手に居ついてるだけだと思うけど(笑)
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温室の中、日の向きで変化する木漏れ日が映り込むエイのいる水槽。
うまく撮れない~ と四苦八苦していた時、ふと上を見上げるとそこにルリコンゴウインコ。いつからいたのかは知らないけれど、5年前にはおらず、これまた初めて見た。
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これまたアマゾンの住人だから、温室内のアマゾン濃度を高めてくれる存在なのだろう。
毛引きをする癖があったのか、はたまたまだ羽毛が生え揃わない若齢個体なのか、胸のあたりは本来の毛色ではなかったけれど、大好きな鳥なので目的のエイを忘れそうになりつつ、インコに声掛け。
こちらの方を見てはくれるけど、特に反応はなし。そうかと思うと、遠足でやってきた賑やかな小学生軍団には反応していたから、大声でわめき散らかす、みたいなのが好みなのかもしれない。
インコは1羽のみで、おとなしく止まり木に止まっていたが、温室内を飛び回ったりはしないのだろうか?
3羽くらいいてくれると楽しそうなんだけどなぁ(笑)

水族館ブログなのに、まるで水族館らしからぬ内容になっちゃったよ……
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アクアトトへのラブレター!? [水族館紀行]

水族館に限らず、同じような施設が複数ある場合、そのいくつかに足を運んでみると、その中で“好き”と“好きじゃない”に分かれる、なんてことがあるだろう。

オレにとっての水族館もまさにそれで、好きとそうでない施設に分かれる。そんな中でアクアトトぎふは好き側にランクされている。
とは言え、今でこそ好きの上位のアクアトトだが、初めて行った時はそれほどいいとは思わず、むしろ、“好きじゃない側”と言っていいくらいのランクだった。
好きじゃない理由は実は今でも改善されていないが、いくつかの“好きな水槽”の好き度合いが“好きじゃない”を上回ったことで“お気に入り”へと好転したのだ。

気に入らなかった最大の理由は、大きな水槽がないこと。
大きく感じる水槽がないと言うのが正しいだろうか。
水族館と言えば、大きな水槽があることが魅力であり醍醐味だと思うのだけど、そんな水槽がないことがまず不満だった。
もちろん、中の生き物が可哀そうに見えたり、将来が心配になるほどの小ささではないけれど、広々大きな水槽で伸び伸びと泳いでいる、みたいに感じる水槽は少ない。
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とりわけメコンオオナマズやピラルクー、アオウオなどの大型魚が泳ぐ水槽にそんな印象が強く、どれも“必要にして十分”というより“必要最低限”みたいな物足りなさ。
この水槽がどこそこのあの水槽みたいだったら、この魚はもっとカッコよく見えただろうに…… そんなことを思ったことも何度もあった。

また、多くの水槽でその位置が低く、フロアと水槽底面が面一だったりすることが多いため、中の魚を見ようと思えば水槽前に屈む必要があるし、それが水底付近にいる魚なら、背中を丸めて覗き込むか、そうでなければ水槽に向かって土下座するみたいな恰好になり、正直、かなり見にくい。
また、水深も浅い水槽が多く、目線より上に水面がある水槽なんて数えるほどしかない。それも水槽が大きく見えない要因となっていると思うのだけど、水槽の大きさ感が不足していること、位置が低く見にくいことは大いに不満で、その点は今でも気に入らない。

最後に行ってから6年以上の時間が経過した2015年の秋のこと。
アフリカンシクリッドの企画展が見たくて久しぶりに足を運んでみると、いくつかの水槽がすごく良くなっていた。
“好きじゃない”つもりで行ったのに、“あれ!? ここ、いいぞ!!”と。
そしてその以後、今に続く、という訳。

好きな水槽は主に3つ。コンゴ川水槽、タンガニイカ湖水槽、そしてアマゾンエリアの最初、パクー水槽。
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コンゴ川水槽
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パクー水槽

そういえば、タンガニイカ水槽とパクー水槽は水面が目線より上にある数少ない水槽でもあるね。
いずれの水槽にも共通しているのが、こだわりを感じさせる展示魚種ラインナップとその仕上がり具合。
タンガニイカ湖水槽を例に話そう。
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原産地では恐らく同所にはいないだろうメジャー種オールスターといったラインナップながら、いくつかのマニアック種の存在が“よくあるタンガニイカ湖水槽”とはひと味違ったものへと高めていると思う。
オーレオクロミス・タンガニカエについては以前も書いたけれど、6年ぶりにオレをアクアトトに引き寄せるきっかけとなったペリッソドゥスも泳いでいるし、他にも、フロントーサとギベローサの両方が入っていることとか、4種類いるシノドンティスとか、魚種ラインナップが素晴らしい。
正直、タンガニイカ湖産シノドンティスなんてもっともメジャーと思われるムルティプンクタートゥスさえいればいいんじゃない? と思う。
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しかし、この水槽にはよく似たペトリコラとポーリーの2種類もいて、それだけでも十分こだわりを感じさせるのに、さらに、タンガニイカ湖産シノドンの最高峰とされるグラヌローススまでいる。
グラヌローススなんて高価なので、実は入っていないんじゃないか!? なんて思っていたのだけど、先日行った時に本当にいるのを発見した。
とは言え、数は多くないようで、その姿は見ることができたけれど、写真には収められなかった。見てみたい人は探してみて欲しい。本当に入ってるから。
それにしても、この水槽にグラヌローススがいることで、どれだけお客が増えるかと考えると…… しかも時々しか見られない脇役なのだ。
でも、そこに産するという理由で(高価な魚を)入れる。

最高だよね。こういうこだわり、ホントに好き!!
タンガニイカ湖水槽以外でも、そういう“誰が喜ぶの?”的な魚種がいたりして、水族館によるそういう努力(投資といった方がいいかな?)に対しては、見に行くことで応えたいと思っている生き物系水族館マニアとしては、嬉しいプレッシャーを与えてくれる水族館でもある。

特定の河川に特化した展示を行う淡水の水族館は、海の水槽よりも独自色を出しやすいように感じるが、これだけ多くの水族館がひしめく日本にあって、こういうこだわりは他施設との差別化という意味でも価値あることじゃないかと思っている。
とは言え、正直、一般の人には伝わりにくい部分もあるのかも知れないけれど……

それにしても、少々過ぎたと思えるくらいに持ち上げている感がある気がしないでもないけれど、アクアトトからは何ももらってないですよ。念のため(笑)
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変わった!? 変わらない? 10年ぶりの桂浜水族館 [水族館紀行]

もう3か月も前の話だけど、足摺海洋館のリニューアルオープンに合わせて、高知まで行ってきた。
目的の足摺海洋館まで東京からまっすぐ。海洋館のある竜串まで行くと、飛行機のある時間に空港まで戻れないだろうと1泊したのだけど、頑張れば日帰りもできたかも?
それはともかく、1泊したお陰で、海洋館以外の施設にも寄ることができたので結果オーライ、かな!?

寄った施設の内のひとつが、桂浜水族館。
最近、その名を耳にすることの多い水族館だ。
そんな話題の施設ではあるけれど、入館すると“変わってないな”と。
10年ぶりだったのだけど、建物や水槽の配置、のんびりした空気感が漂う庭(屋外展示部分)などは、記憶の中の桂浜水族館と大きく変わっていないように感じた。
もちろん、10年くらいじゃどこの水族館も大きく変わったりはしないが、その10年前の時も同じように感じたような記憶があったからだ。
こうした昔ながらの水族館はどんどん減ってきているから、今や貴重な存在と言えるかも知れない?
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10年前にはおとどちゃんもいなかった。

とは言え、まったく変わっていない訳ではなくて、10年前にはアカメの水槽に石が敷かれていたのに、それがすっきり無くなっていた、など、細かくは色々変わっていた。
でも、もっとも大きく変わっていたのは、トドがいるプールだ。
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10年前にはトドはおらず、このプールにはイルカが泳いでいた。桂浜水族館を初めて訪れたさらにその20年くらい前には、ここでオキゴンドウが泳いでいたような記憶もある。
かつて、高知でイルカと言えば、桂浜だった時代があったのだ。とは言え、過去2回、イルカショーは見ていないのだけど……
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10年前の現・トドプール。

イルカに代わりプールの主となった2頭のトド。
いずれも若いメスで、好奇心も強いようで、飼育スタッフだけでなく、お客を見に来るようなこともあるようだ。
水族館入り口側からトドプールへ移動しようとしたら、いきなり目の前にトドが現れて驚いた、みたいなこともあった(笑)

そんなトドたち、ショーも行っていた。
それも、ステージ上だけでなく、客席の前まで出てきて技を披露するのだ。
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まだ若く、トドのイメージからすればそれほど大きくはない2頭ながら、それでも目の前までやってくれば小さな子供が逃げ出すくらいの迫力はある。
この2頭、トレーナーに対する集中力も高く、きちんと指示された技を繰り出していく。どうやら“できる子”たちなようだ。
各地の水族館でトドのショーを見る度、トドという動物に対する認識が上書きされていくような感覚があるけれど、もちろん、今回の桂浜でも同じ感覚があった。

桂浜水族館と言えば、Twitterで“桂浜水族館状態”なんてワードが出てくるくらいで、空いているらしい。
水族館には申し訳ないのだけど、オレはそんな空いてる水族館が何より好きだ。
桂浜水族館状態については、話半分くらいに思っていた部分もあったけれど、オレが行った日はまったく“桂浜水族館状態”なんかではなく、それなりに賑わっていた。
水族館のある桂浜は、高知の有名観光スポットのひとつだが、コロナの影響でその桂浜もひっそりしていたことを考えれば、混雑していた、と言ってもいいくらい。

騙したな!!(笑)

それはともかく。
オレの桂浜水族館の楽しみ方も10年前からほとんど変わっていなかったようで、撮った写真を見ると、10年前の時と同じ水槽のものが多かった。
実際、今回の高知で、アカメがもたらす満足感はすべてこの桂浜水族館からだったくらいで。
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今回の訪問は10年ぶり3回め。その前、初めての時はさらにその20年くらい前だったから、そのペースでいくと、次回訪問は5年後かな?
その時もまた、今と大きく変わらない桂浜水族館のまま だったりしてるのかな!?
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もう2度とないかも!? ガラガラの美ら海水族館 [水族館紀行]

毎年恒例になっている、梅雨明け直後の沖縄行き。
元はと言えば、マンタの出産シーンを見たいが故に通い始めたこの時期の沖縄だったが、マンタの出産が無くなって以降も続いてる。

年が変わって2020年。明けてすぐの1月、早々に沖縄行きのチケットを予約した。
この時はまだ、コロナが猛威を振るうことも知らなかった頃。
その後、コロナは世界的大流行となり、日本も非常事態宣言が発令。日本中が引きこもりを余儀なくされてしまった。
同時に、各地に向かうはずだった人たちの“キャンセルした”報告が次々と聞こえてきて、今年の沖縄は無理だな、と、半ば諦めていた。
しかし、6月半ばに移動制限は解除された。だが、感染者が0になったことがない東京から、しばらく感染者の出ていない沖縄に行っていいものだろうか。
営業を休止していた定宿のご主人や、友人に相談してみたりもした。

結果、今年もこの時期の沖縄に行ってきた訳だが、移動制限が解除されて間もない頃だったこともあってか、沖縄はいつになくひっそり。
通りを埋め尽くしていたレンタカーもほとんど走っていない。
まだ休業を続けている観光施設なども多く、本格再開はもう少し先、みたいな印象だった。
オレ自身も、行く予定にしていたところが、ことごとく休業中だったので、予定を前倒しして美ら海水族館へ。結果的にこれが良かった!!

駐車場へ入って驚いた。あれっ!? クルマがいないぞ!! と。
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いつもなら、沖縄中のレンタカーをここに並べたと思うくらいに、巨大な駐車場が埋め尽くされていたはずなのに……

水族館の入り口に向かって歩く道にも…… 人がいない!!
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この時、16時頃。16時から入館料が安くなるのに加え、17時からジンベエザメの餌やりがあるので、いつもなら混雑している時間帯のはずなのだ。
これまで美ら海水族館には11年来続けているが、こんなに人がいないのは初めてだ。

もちろん、館内もひっそり。
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いつもなら、アクリル前に近づくことさえ難しい熱帯魚の海水槽のアクリル前にも誰もいないし、ジンベエザメの給餌時には人で埋め尽くされる大水槽前のフロアにだって、ぽつりぽつりと数名がいたくらい。
知ってる解説員さんによると、大水槽の給餌解説時にひとりしかお客がいなかった時もあったのだそうだ。

いつもはスタジアムを埋め尽くす人がいないのはイルカショースタジアム、オキちゃん劇場も同じ。
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イルカショーこそ行われていないが、イルカたちのトレーニングは引き続き行われており、音楽やMCこそないが、時間が合えばショーで行われる演目も見ることができる。
スタジアムには誰もいないから、イルカのジャンプに合わせて座る位置を変えるとか、普段なら絶対にできないこともこの時は可能だった。

それにしても、こんなにゆっくり美ら海水族館を楽しめる日が来るなんて!!
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水槽前で他の人に気遣うことなく写真を撮ったり、静かな中でじっくり魚を眺めたり、オキちゃん劇場でショー中(ショーじゃないけど)に場所を変わったり、いずれもこれまでは不可能だったこと。
ひっそり静かな水族館は、いつものような殺伐とした空気感がなく、心なしかそこで働くスタッフ氏たちもいつもよりゆったりと仕事をしているように見えた(気がした)。
顔見知りの飼育スタッフ氏や解説員氏とも、いつもより長く話ができたし、大水槽にオニイトマキエイが復活していたり、深海エリアに新顔が増えていたりと、しっかり見たいものもあったから、今回のこの“混雑フリー”は本当にありがたかった。

行ったことがある人は知っていると思うが、美ら海水族館は季節関係なくいつ行っても混雑している。とりわけ、2013年くらいから増え始めた外国人観光客によって、“いつ何時でもギュウギュウ”みたいな状況がずっと続いていたから、それが限りなく0になると美ら海水族館も沖縄も、こんなの空くのか!! と本当に驚いた。
もっとも、水族館も含め、観光に携わる人や企業からすれば、こんな状況は願い下げなのだろうけれど。

自粛期間から移動制限解除の直後というタイミングに当たったことで、贅沢に美ら海水族館を楽しませてもらったが、こんなこともあるものなんだね!!
色々ととんでもないことだったのでブログに残しておくことにしたが、こんな空いてることはこの先もう2度と無いんだろうなぁ……
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UAEの水族館紀行 [水族館紀行]

水族館巡りを始めて14年めともなると、日本国内の水族館はほぼ巡り終えた。
だから、という訳でもないけれど、海外の水族館も見たい!! という思いは強まりつつあった…… のだけど、降って沸いたみたいにそれが叶うことになってしまった。

きっかけは、ウチの連れ合いが、“ドバイ8万9000円!!”みたいなネット広告を見つけてきたこと。
正直に言うと、ドバイは特別行きたかった場所ではなかった。でも、この値段なら悪くない。冷やかしのつもりで問い合わせてみることにした。
どうせ、“その値段のは売り切れです”みたいことを言われるのだろうと思っていたから。
でも、予想に反して本当にその値段で行けます、との回答。
ドバイまで行くことになった。

比較的狭い範囲に、水族館やそれに相当する施設が5つもあるドバイは、水族館を目的に出掛けるならベターな行き先だ。
そう考えると、そんな場所に行く格安ツアーが目の前に降って沸いたなんて、きっと“呼ばれて”いたのだろうね。

ドバイの水族館と言えば、ドバイモールにあるドバイアクアリウムがよく知られている。
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この水槽ができた当時、美ら海水族館の大水槽を抜いて世界一になったことでも知られている。
大水槽を除くと、展示の中心は意外や淡水がメイン。完全屋内型で、様々な体験メニューが設定されているなど、観光地にある観光客向け施設な印象が強い施設だった。だからか、料金も高め(水族館のみでAED210、約6200円)。
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でも、大水槽を始め、入館しないでも見られる水槽も多い反面、入館しても日本で見られないものは少ない。入館料の高さもあり、再びドバイに行く機会があったとしても、オレは無料見学のみで済ます気がする。

そしてもうひとつ。ヤシの木型の埋め立て地、パームジュメイラにあるロストチェンバー水族館。
パームジュメイラの突端みたいな場所に立つ高級リゾート、アトランティス・ザ・パームの中にある水族館で、伝説の古代都市、アトランティスをテーマにした世界観で統一された水族館。
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海外ならではの“変わり種水族館”なのだろうと、ちょっとした偏見を抱きつつ行ってみると、とにかく水槽が綺麗で驚かされた。さらに、日本の水族館では見られない種類の魚が多く、想像以上に楽しめてしまった。
魚好きにはもちろん、水槽の綺麗さはぼんやり眺めるにもピッタリだが、やはり観光客が多い施設なので、あんまりゆっくりという感じではないかも知れない!?
施設内にはイルカやオットセイのショーをしている屋外スペースもあるようで、さらにはウォーターパーク(プール)にはサメの水槽を通り抜けるウォータースライダーもあるらしいのだけど、オレは行ってない。値段もそれなりにするのでね(汗)

ドバイには他にも、ドルフィナリウムというイルカショーが見られる施設と、グリーンプラネットという熱帯雨林を再現した屋内温室施設が水族館に相当する施設。
ドルフィナリウムの屋内のショースタジアムでショーを披露するイルカたちは、太地から連れてきたもだとか。また、そこにはオットセイもいるらしい。
行ってみようか迷ったけれど、料金が高いらしく、また、太地産のバンドウイルカは当然、見たことがあるもの。という訳でパス。

もう一方のグリーンプラネットは、アマゾンの水槽があるようで、行くつもりでタクシーに乗ったら、「知らない」と言われ、別のタクシーを捕まえるも、またしても「知らない」と。タクシーしか交通手段がない中、運転手が知らない場所に外国人のオレが行けるはずもなく、諦めざるを得ず断念した。

水族館はもうひとつ。UAEの構成国のひとつ、シャルジャにあるシャルジャ水族館。
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ドバイの隣の首長国なので厳密にはドバイではないけれど、ドバイ空港などがあるディラ周辺エリアからならタクシーで15分くらいの場所にあって、彼の地で水族館巡りをするなら簡単に行ける。
ドバイ水族館やロストチェンバー水族館に比べると、アトラクション感が薄く、正統派? 水族館な印象。ゴミ問題に関する展示があったりと、もっとも教育的。
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トンネルのある大水槽を中心に、水槽数はそれほど多くはないけれど、やはりピカピカに磨き上げられた綺麗な水槽と、日本では見慣れない魚も多く、ドバイモールやアトランティスほど混んでないことも手伝って、こちらもとても楽しめた。
料金も3施設中ではもっとも安く、隣接した博物館もセットで見学できる。

ドバイは夏場の昼間の温度が50℃を超えることもあってか、日が落ちた後に活動する人が多いらしく、昼間、特に午前中は人が少ない。
つまり、水族館に行くなら、その時間帯が狙い目。特にアトランティスは水槽に自然光が入るので、大水槽の綺麗さを堪能するならなるべく早い時間に行くのがオススメ。
どの施設も夜22時くらいまでと、遅くまでやっているので、ハシゴもしやすいし、ドバイモールやシャルジャ水族館は自然光が関係ないので、敢えて遅い時間に行くのもアリかも知れない。
なお、UAEは金、土が週末となるらしく、土曜の午後は混む。日本で言うところの日曜の午後。
ドバイ水族館に行ったのがまさにその曜日、その時間帯だったので、かなりの混雑だった。普段なら水族館には近づきもしない曜日時間帯だったことを考えれば仕方ないが、ゆっくりじっくり水族館を楽しみたい人は、土曜日の午後は避けた方が良さそうだ。
金土が週末となるのは、礼拝の関係らしい。だからなのか、シャルジャ水族館は金曜のオープンが16時からとなるそうだ。

個人的な評価としては、ロストチェンバー水族館>>>シャルジャ水族館>>ドバイ水族館な感じ。
行くまではシャルジャ、ロストチェンバー、ドバイモールの順になるかと思っていたのだけど、ロストチェンバー水族館の想像以上の素晴らしさは大きな収穫だった。

日本では見られない魚にも沢山遭遇できたし、久しぶりに水族館で大興奮することができた。
やっぱりたまには目先を変えて? 他所の国の水族館を見てみるのも楽しいものだね。あらためてそう思わされた。
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シーライフ名古屋、再び [水族館紀行]

2018年4月のオープン時には、何かと話題になったレゴランド併設の水族館、シーライフ名古屋。
オープンから1年以上が経過し、水族館好きの“行った報告”も見聞きするようになった。

そんな中、しばしば聞こえてくるのが、珍しいエイがいる、という話。
オレが行った時にも、ツカエイとオーストラリア産のウシバナトビエイという、他にはいない種類がいたが、どうもそれらのことではないらしく、それなら確認しに行かなくちゃならないだろう!! と、オープン以来のシーライフ名古屋へ。
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前回行ったのは、厳密にはオープンしていないプレオープンの時。
その時にはまだ水しか入っていない水槽も多く、水族館としてはまだ未完成の状態。
そういう意味では、オープン後は初めて。
初めての時は、独自路線に違和感があったことばかりが印象として残っていたのだけど、1年半ぶりくらいに見るシーライフ名古屋は、オレの記憶にあったものと比べると、ずっと“生きてる”感じがあった。
それこそ、水しか入っていなかった水槽に生き物が入って泳いでいたのだからね。
そんな初めて見る水槽を見ていると、前回の違和感もいい方向に影響したのだろう。意外な発見があったりして、考えていた以上に楽しめた。
例えば、ヘコアユの水槽にはヨロイウオが2匹以上はいた、とか。
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入館時、薦められるがままにバックヤードツアーにも申し込み、行ってみた。
大水槽を上から見るだけのものではあったのだけど、プラ素材のろ材とか餌(人工飼料)は世界各地にあるシーライフと共通のものを使っている、とか、海水は人工海水で、それもシーライフオリジナルの世界共通スペックのものである、などの話を聞けたことは収穫だった。
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日本にあっても、外国の水族館であることを貫きます!! みたいな心意気? を感じさせられたような気がした。
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大水槽の魚たちにあげてください、と、参加者に餌が手渡されたが、オリジナルのフードのどれか。モイスト状のペレットで、臭いはそれほど強くなかった。

なお、レゴランドと併設なのはシーライフの標準ではなく、世界でも数か所にしかないらしく、むしろ水槽にレゴが入っていることの方が珍しいのだとか。
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子供が主役の施設だからか、館内にいるスタッフ氏はフレンドリーで、オッサンのオレにも積極的に声を掛けてきてくれる。
聞きたいことがある場合は、聞きやすい。
シーライフ名古屋で他に水族館では見られないような珍種がいる理由は、展示される魚の多くがオーストラリアからやってきているからなのだけど、あの魚もオーストラリアから? みたいなことを聞いていたら、いつしか話は水族館業界トークみたいな内容になり、初対面のオレにそんなことまで聞かせてくれちゃっていいの? みたいに発展。
シーライフ名古屋に詳しくなったような気になったし、正直、楽しかった。

気になるオーストラリア産の生き物は、世界各地にあるシーライフに展示生物の供給を行う独自の施設があるそうで、そこから来ているのだそうだ。
その独自の供給ルートは、日本ではここでしか見られないものがいたりするシーライフのマニアックさの理由にもなっている。
だが、シーライフ名古屋で展示されている生き物のすべてがそこから来ている訳ではなく、国内調達したものもいるとのこと。

エイだけ見られればいいや、くらいのつもりで出掛けたのに、すっかり楽しんでしまった。
もう少し近ければ、定期的に足を運んでもいいかも、と思ったくらい。
それこそ、珍しい魚もいるしね。
という訳で、来週はその珍しいエイの話。
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若狭たかはまエルどらんど・再び [水族館紀行]

丹後魚っ知館を出た後、若狭たかはまエルどらんどにハシゴした。

前回行った時もそれなりに楽しんだという記憶はあるのだけど、東京からは何しろ行きにくい。
その行きにくさを考えると、再訪の機会はないかも!? みたいに思っていたのだけど、今回のメインミッションたる福井県立海浜センターの近くに宿をとっていたため、エルどらんどは丹後魚っ知館から宿までの帰り道の途中。
という訳で期せず久しぶりの訪問となったのだけど、10年近くも間があいたこともあり、細かく色々変わっていて、以前と同様、いや、それ以上に楽しんできた。

温室内の通路から池で飼われた魚を眺めるという基本的なスタイルは以前と変わっていないものの、以前はなかった水槽が設置されていたり、池の構成メンバーも池ごとに多少の変化があった。
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池は産地や魚の系統などは関係なく、いろいろな魚が混泳しているが、最初の池で目立っていたのは、かつてはここにいなかったチャイニーズゴールデンバルブとレッドテールタイガー、以前は別の区画にいたシルバーアロワナだった。
通路には餌の入った皿が置かれていて、ひとり10粒までと数に制限はあるものの、餌を与えることができるので、これらの魚たちが積極的に集まってくる。
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チャイニーズゴールデンバルブなんて、まず他所では見ない魚だが、大きさといい、数といい、以前、琵琶湖博物館の洞庭湖水槽にいたものなのだろう。
系統の異なる魚たちと一緒に、元気に暮らしているようだ。
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通路に水槽が増設されていた、というのは先にも書いた通りだが、そんな水槽の水の循環方法は家で魚を飼う者として、少々(かなり)羨ましいものに見えた。
並んでいるのは90㎝とか、それほど大きなものではないが、それらの水槽が置かれた通路の下には魚たちが泳ぐ池がある。
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水槽で展示されている魚たちの温度や水質も、池と共通で問題ないため、水槽の水は下の池からポンプアップされ、溢れた分は下の池へオーバーフローするという作り。
池の水がどのように供給されているのかは分からないけれど、大温室だからこそできる水槽の小分け方法は、家の中でチマチマやってる者には羨ましい以外の感想を持てないものだった。

いいなぁ、魚を飼うための温室……

温室と言えば、当然、植物も植えられているのだけど、その植物の状態も9年前よりよくなっていたような気がした。
9年前に来た時は、葉っぱのスス病が酷かったような記憶があるのだけど、今回はそんなススに覆われた葉も少なく、そんな部分も好印象。
植物で言えば、オレが行った時はちょうど、マンゴーの花が満開で、ピラルクーの観察窓付近は、マンゴーの花の匂いが充満していた。
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ピラルクーを見ようと、アクリル前に行くと、何とも言えない“変な臭い”。
たまらない悪臭とまでは言わないが、ずっとその場にはいたくないような、何とも言えない臭い。
何だこの臭い? と思って辺りを見回すと、頭上でマンゴーの花が沢山咲いていた。
知っている人は分かると思うのだけど、あの“変な”臭いだ。
4月の末頃、エルどらんどではマンゴーの花の臭いの中で、ピラルクーが観察できます(笑)

エルどらんどにいる魚の多くは、オレも実際に飼っていたりしたことのある馴染み深いものが多く、そういう意味でも楽しかったりするのだけど、それだけに上からしか見られないのは残念。
もっと見たいのに、魚のいる位置によっては、光の反射などで見えにくかったりするし、その見えづらさの前に度々、悶々とさせられた。

唯一、横からも見られるピラルクーの池も、あらためて不思議な作りだ。
熱帯をイメージした温室内にある池だというのに、階段状になった池の内部はきわめて人工的で、自然ぽい雰囲気はない。
例えば、階段の手前側を擬岩みたいなもので覆い、段の所に砂を置いたりすれば、基本的な作りはそのままに、見え方の雰囲気は激変したように思うのだけど……

まぁ、こうだったらいいのに…… 的な妄想ですな。
それも、そんな妄想をしたくなるような水槽の中身だから、ということで。
10年近くぶりのエルどらんどを楽しんできた、という話でした。
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