SSブログ
海外水族館インプレ ブログトップ

ケアンズ水族館(オーストラリア・ケアンズ) [海外水族館インプレ]

コロナ禍の“行けない日々”の中、国境が開いたら真っ先に行こう!! と思っていたのがケアンズ水族館だった。
結果的に真っ先にではなかったけれど、数年間、悶々とした思いを募らせていた施設にようやく行くことができた。
01.JPG
日本を夜に出発し、翌朝早朝にはケアンズ市街を歩いてた。移動時間は6時間少し。
おまけに、ケアンズ水族館があるのは市街のほぼ中心。市街のほとんどのホテルから徒歩で行けるという行きやすさ。
この近さと利便性は海外水族館巡りの最初の1館としても最適なのでは!?
巡る、という点でも、ケアンズから南へ約350㎞ほど行ったタウンズビルという街にも水族館があるらしいのと、ケアンズから船で行くグリーン島のワニ園にも小さな水族館がある。どちらも行ってないけど、グリーン島は行けばよかったと今更になってちょっと(結構)後悔している。

展示内容は地元特化型。クイーンズランド州、それもケアンズ周辺の淡水と海とその周辺といった感じ。その地でどんな魚や生き物がいるのか知りたい、見たいという、例えばオレみたいな人からすれば、まさしくピッタリ。個人的には好みな水族館だった。
規模感としては、新江ノ島水族館とか浅虫水族館くらいな感じ。オーストラリアの水族館はひとつしか行ったことがないので、彼の国で規模が大きい方なのか、小さい方なのかは分からないけど、大き過ぎず、小さすぎずな規模感だと思う。ただし、イルカや海獣のショーはない。オーストラリアだしね。

入館料は52ドル(約5000円)と高価に感じるが、ケアンズ(オーストラリア)の物価は日本の約2倍だから、そういう意味では日本の水族館と同水準といったところなのだろう。
入口で申し出る必要はあるけれど、再入場も可能だ。チケットカウンターのお姉さんがとてもにこやかに対応してくれる。
なお、1度出る必要はあるが、館内にものすごくちゃんとしたレストランもあるし、そもそも閉館時間は15時までなので、途中で飲み食いしなくても何とかなる? かもしれない。

順路は淡水→両性、爬虫類→海という流れで続いていくので、入館して最初に出迎えてくれるのは淡水魚たち。
これがよかった!! オーストラリアの淡水魚の多くは日本人にはほとんど馴染みがない。
とりわけ多くを占めるシマイサキ科の魚たちは観賞魚として日本に入ってくることも少ないから、ほぼ見たことのないものばかり。
02.JPG
淡水エリアの最後には大水槽もあって、バラムンディなど地元産の大型魚が泳いでいる。ここには以前、ノコギリエイもいたらしい。本場だけに見られることを期待していたが、それがいなかったのは少々残念だったけれど、エリアの主たるバラムンディなど見たことがあるものを含めても、その見せ方など“見慣れない”感があってとてもよかった!!

個人的にはここでかなりの満足感が得られたが、このエリアはこの水族館ではまだまだ序盤。順路はそこからエスカレーターで2Fへ。そこで待っているのは地域の両爬たち。
03.JPG
淡水魚とは違い、オーストラリアはこれらの種類数、多様性は圧倒的だ。
とりわけケアンズのある北部は熱帯であるからして、多くの種類が暮らしている。
2Fの半分くらいはこの両爬展示なのだけど、さほど大きな種類はいない反面、展示スペースは展示生物のサイズに対して大きめ。ものによっては展示された生き物を探し出すのが大変だったものもあった。

両性爬虫ゾーンを抜けると、いよいよ海の展示。
ケアンズは世界最大のサンゴ礁たるグレートバリアリーフの入口みたいな街である。
当然、水族館の展示もそれにちなんだものになっているのだけど……
意外にも海の展示はあっさりというか、ちょっと物足りなさがあった。というか、日本にもっといい展示がある。
04.JPG
水槽サイズに対し、生き物の数が少なく、閑散としたように見えてしまうのに加え、綺麗じゃなく見える水槽もいくつか。
同じような水槽が並んでいて、さらに、展示されているものも日本で見られるものが多いこともあって、海の展示ゾーンではそれほど大きな感動が得られなかったというのが正直なところだ。期待が高すぎたか!?

水槽(展示スペース)に対して生き物の数が少ないのは両爬展示でも感じたことだが、もしかするとこれは、日本の水族館が多く入れ過ぎていて、それを見慣れているからこそ、みたいな可能性もあるけれど、順路最後の海の大水槽にしてももうちょっと魚を…… と思ってしまうほどすっきりしている。
あれもいる、これもいる、な日本の大水槽を見慣れた身には、やっぱり少し物足りない。
05.JPG
基本的にはオレ好みな水族館ではあるのだけど、遠く日本から行ってる分、どうしても求めるものが大きくなってしまうというもの。
ここまで読むと、何だか残念な水族館のように感じるかもしれないが、そんなことはなくて、わざわざ行く価値はあるかと聞かれても、ある!! と答えられるいい水族館でした。
nice!(0)  コメント(0) 

S.E.A.アクアリウム(シンガポール) [海外水族館インプレ]

デカい!! とにかくデカい。
S1.jpg
2012年のオープン時には世界最大の水族館だっただけあって、その規模は半端じゃない。
一般的な日本の水族館3~4つ分くらいありそうな規模で、大水槽は3つもあるし、普通に見て回るだけでも疲れてしまうくらいのボリュームの巨大さ。順路を進んでも進んでも、まだあるの!! みたいな感じ。しかもそれが水槽展示だけで、である。
実際、総水量は美ら海水族館や海遊館の4倍以上もある。もちろん、オレがこれまで行った水族館の中では間違いなく最大規模の施設である。
入館料は41SD(約4200円)と日本の一般的な水族館の1.5~2倍くらいするけれど、水量あたりの料金はむしろお得と言えるかもしれない。

当然、その規模だからして、展示も世界中の魚が揃っているような感じで、場所柄か、暖かい海の展示が多いものの、冷水系、深海、クラゲ、淡水などちょっとずつ幅広く揃っている。それぞれのカテゴリーに特化、注力している施設に比べればそこまでの専門性はないものの、まぁ、ほんと、何でもいる、みたいな感じ。
その一方で海獣類の展示は少なく、イルカがいる水槽があるだけ(それも超巨大)で、鰭脚類やペンギン、意外にもウミガメもいない。
館を通しての展示テーマなどは特にないようで、大きい水槽にその傾向が強いのだが、魚の産地などにはこだわっていない模様。海、淡水ともにシンガポールにまつわるような展示はない。
例えば、順路の最初と最後に登場する大水槽はシンガポール周辺海域を意識した展示なのかと思いきや、大西洋の魚も入っていたりする。
S4.jpg
日本の水族館は、その施設がある地の海なんかをテーマに掲げていることが多いけれど、ここはそういう博物館的な役割よりも、世界から来る観光客のための“国を代表する観光スポット”という役割の方が大きそうだ。
だから、地元に即した展示よりも“世界最大”みたいな分かりやすいステータスが重視されているような印象で、水槽を泳ぐ魚も、大きな水槽を満たすだけとにかくいろんな魚を集めました、みたいな感じ。そのチョイスにテーマ性やコンセプトみたいなものは感じなかった。
S2.jpg
メインの大水槽は1万8000tもの容量があるらしいのだけど、それだけの大水槽でもジンベエザメを入れていないことには感心した。日本だとこの1/10ほどの容量しかない水槽でもジンベエザメを入れてしまっているので、狙いがあるのか、たまたまなのかは分からないけれど、節度ある感じ? は非常に好感が持てた。
余談だが、大水槽の奥には四角い窓が並んでいるのが見えるのだけど、それは「オーシャンスイート」という5つ星ホテルの客室だそうで、部屋から大水槽を堪能することもできるらしい。

先にも書いたように、イルカにも驚かずにはいられない超巨大水槽があてがわれていた。
S5.jpg
水族館とは別に、イルカおさわり施設が他にあるようで、そこと連動したイルカ水槽のようなのだけど、とてつもなく広い水槽にたった3頭しか入ってなくて、もしかして海外水準だとイルカ3頭はこの広さが必要なのか!! と大いに驚くと同時に、いろいろ考えさせられた。ここも日本の水族館が見習うべき部分なのだと思う。

大水槽以外の水槽もまさに世界各国の魚が揃う、みたいな感じ。
薄く、広く、ではあるのだけど、カリブ海とか北太平洋とか、シンガポールから遠く離れた地域の魚もいたりして、それらの中には日本の水族館では見られない種類も多く、ここで初めて見たという魚も多かった。
水槽の数も多いが、人気なのはやはり大きな水槽で、その周辺やトンネルは混雑していることが多い反面、そうした人気の水槽の周辺にある水槽のいくつかは、そこまで手が回らなかった? のか、力を感じない水槽もいくつかあった。これだけの規模になれば、やはりすべての水槽が最高とはいかないのかも知れない。

シンガポールを代表する観光スポットのひとつだから、混雑を覚悟していたのだけど、平日だったからなのか、思ったほど混雑しておらず、来ている人たちの観覧マナーもいいので、しっかりじっくり水槽を見ることができた。
オレは開館から閉館くらいまでいたが、館内には高級なレストランもあるし、メインの大水槽前でも軽食が販売されているから丸1日、水族館から出なくても大丈夫だ。とは言え、食事の選択肢は外の方が多く、再入場も可能なのでオレは外で食べたけれど。

シンガポールの水族館と言えば、かつて、アンダーウォーターワールドという別の水族館があった。奇しくも、S.E.A.アクアリウムがあるセントーサ島に、である。
かつて行ったことがあるのだけど、こじんまりした水族館だった記憶がある。
S.E.A.アクアリウムができて、2か所回れるじゃーん!! なんて思っていたのは過去の話。
2016年に閉館してしまったらしいのだけど、同じ島内にこんな水族館ができてしまったら、古く小さな水族館が生き永らえるのは無理な話。
今となってはセントーサ島では1か所のみの水族館となってしまったが、こんな超巨大水族館なら、ひとつでも十分。
もし、今でもアンダーウォーターワールドがあったとしても、1日で両施設のハシゴはオレには難しかったような気がする。
S3.jpg
でもまぁ、この巨大さだけでも一見の価値ありだと思う。
nice!(0)  コメント(0) 

リバーワンダー(シンガポール) [海外水族館インプレ]

「水族館目当てにシンガポール行くなら、2泊3日で十分ですよ!!」

シンガポールに精通した友人の言葉。
その言葉に力強く背中を押され、本当に2泊3日で弾丸シンガポールしてきた。

世界中がコロナ禍に翻弄される直前に行ったドバイの水族館で、見知った日本の施設とは異なる規模や見せ方、何より見たことのない魚たちの姿に大いに感動し、その瞬間から“海外施設に行きたい!!”と強く思うようになって3年。行きたい施設ばかりが見つかる中、悶々とした日々を過ごしてきたが、ようやくシンガポールが誇る2つの水族館、リバーワンダーとS.E.A.アクアリウムに行けた。

最初に向かったのは、前々から行ってみたいと強く思っていたリバーワンダー。少し前までリバーサファリと呼ばれていたシンガポール動物園の併設施設だ。
IMG_5340.JPG
実際に行ってみた感想はと言うと…… ちょっと期待しすぎていたかも。
つまらなかった訳じゃないけれど、伝わる情報も多く、どんな水槽にどんな魚がいる、ということもある程度知っていたので、多くの水槽に既視感があったことが驚きが少なかった理由かも知れない。

とは言え、知っていても実際に見てみると驚くことや勉強になることも多く、とりわけ水槽の大きさには「すげぇなぁ!!」と声を上げたのも1度や2度じゃなかった。
リバーワンダーは淡水魚の水族館だが、その規模は淡水魚水族館としては、恐らく世界最大級だろう。日本にある淡水魚水族館がとんでもなくショボく思えてきてしまうほどに超巨大水槽が並ぶ。
でも、これは巨大な水槽を満たす水を常温で管理できる暖かいシンガポールだからこその強み。水の保温にコストが掛かる日本ではここまではできにくい。
と、分かってはいても、日本の水族館の水槽って小さいよなぁ…… と、羨望を交えつつ溜息ひとつ。日本にもこんな水槽があったなら…… そう思わずにはいられない。

この施設では、一般の水族館のように建物の中に水槽がまとまっているのではなく、アフリカ→アジア→中国→アマゾンの順になった順路を進んでいくと水槽が登場する、といった動物園のような作り。敷地もかなり広大だ。
展示は水に関係するものばかりではなく、陸上動物もおり、その中には何故かパンダも含まれている。
ただ、そのパンダ展示はものすごくて、正直、リバーワンダーでオレが一番驚いた、というか圧倒されたのはパンダ館だったような気がしている。
LY5A6720.JPG
先にも書いたように、大抵の水槽がものすごく大きい。
その中を泳ぐ魚たちは、ほとんどは日本の水族館でも見られるものだが、水槽の大きさがあれだけ違うと、それが動きや行動の違いとなって現れる。
LY5A6581.JPG
この施設でもっとも見たいと思っていたメコン川水槽では、まさにそんな発見がもっとも多く得られ、日本の水族館で見る限りあまり泳ぎ回らない印象のメコンオオナマズが水槽の中層を“こんなに泳ぐんだ!!”と思うほどよく泳いでいたことや、同様にチャオプラヤ淡水エイも立体的に泳ぎ回る魚だったことなど、日本では知り得ない発見が得られたのは大きな収穫だった。
ただ、入っている個体はそれほど大きなものばかりではなくて、チャオプラヤ淡水エイは日本で見られる板橋の個体の方がちょっと大きいと思う。超巨大水槽だから中身もそれに見合った超巨大個体、という訳ではないようだ。
でも、魚がまだまだ大きくなれる空間的余地はたっぷりある。そこから先をまだまだ期待することができるのは日本の施設との大きな違いだ。

園は大きな池(湖)を挟んで左右に分かれていて、右側はすべてアマゾンにまつわる展示になっている。この施設最大の水槽であるマナティ水槽もそのひとつだ。
LY5A6844.JPG
この水槽、もうとにかくデカくて、これより大きな水槽は、日本には美ら海水族館と海遊館の大水槽だけなんじゃないか!? ってくらいの巨大水槽だ。
そこには10頭以上のマナティがいるらしいのだが、水槽が大き過ぎるのに加え、薄暗いこと、さらに水の濁りも結構強く、水槽の奥の方はほとんど見えず、マナティがどれだけいるのか把握することはできなかった。だが、時々正面のアクリルパネル前までやってくるマナティの中に、日本では見られないような大きな個体がいたのは確認できた。
水槽にはマナティの他に、ターポンやピラルクー、大型ナマズなども入っているのだが、水槽に対して個体数が少ないので閑散とした感じ。超巨大で立派な水槽は、その規模に相反して、魚を見たいオレには少々物足りない感のあるものだった。
ここもまた情報の多い水槽だから、その大きさや、閑散とした感じなど、行く前から分かっていたことも多かったので、やっぱり感動もそれなり。予想した通りな感じ。
リバーワンダーの水槽は、周辺に壁や屋根があるところがほとんどだが、基本、屋外にある。外光の影響で映り込みや反射も多く、見にくい水槽が少なくない反面、しっかり明るい。
なのに、このマナティ水槽は完全に屋内。シンガポールの気候なら、屋外でもマナティは元気に暮らせるはずだと思うのだが、ここは外光が入る水槽であって欲しかったなぁ。

アマゾンエリアにはこのマナティ水槽とオオカワウソ水槽の2つの大きな柱があるせいか、その他の水槽は添え物的な印象を受けてしまう。
アロワナがいる池や、マナティ水槽の向かいにある淡水エイがいる池なんかは横から見られたらもっと楽しかっただろうに。
LY5A6755.JPG
これだけの規模がありながら、もうちょっとここをこうしたい、ああしたい、みたいな思いが出てきたのは意外だったが、それもまぁ、来てみたからこそ、と言ったところかな?
nice!(0)  コメント(0) 

アンダーウォーターズー(UAEドバイ) [海外水族館インプレ]

ドバイ水族館ではさまざまな体験プランがメニュー化されていて、入館料も幅広い設定がなされているが、その中で、水族館の見学だけのチケット(一番ベーシックなプラン)は、ドバイ水族館&アンダーウォーターズーというものになる。
ちなみにお値段210AED(約6400円)!! 日本の標準から考えると高額だ。

ドバイ水族館は有名な大水槽。じゃあアンダーウォーターズーって何? という話だが、大水槽の水中トンネルを通り、エスカレーターへ。上階へ上がり、案内通りに進むと再び水槽が現れる。
そこがアンダーウォーターズー。つまり、大水槽とセットになった施設だ。
ハーフトンネル状になったその水槽も入館しなくても(無料で)見られるが、驚いたことに小さなイトマキエイ!! が何匹も泳いでいる。アンダーウォーターズーも含め、ドバイ水族館で一番驚いたのはこの水槽を最初に見たこの時だった。
IMG_3096.jpg
入場ゲートはモニターに囲まれていて、CGのサメが泳ぎ回っている。ちょっとしたケージダイビング体験? な感じになっている。そこを抜けたところが、入館前に見た水槽だ。
巨大と言うほどには大きくない水槽なのに、小型イトマキエイの他、ウチワシュモクザメが何匹も泳いでいることにあらためて驚かされるが、水槽の前に人が沢山座っているので、魚を見るだけなら入館しない方が見やすい。
LY5A9299.jpg
イトマキエイ以外にも見たことない魚がいたりと、大水槽(ドバイ水族館)も含め、この水槽が一番興味深かったような印象だ。

そのハーフトンネルの先を曲がったところが、まさしくアンダーウォーターズー。
そこは、所狭しと水槽が並んだ、水と緑の空間。
LY5A9415.jpg
展示されているのは世界各地の淡水魚。直訳すれば水中動物園たるアンダーウォーターズーだけに、カワウソとかヌートリアもいたりするが、魚も含め、日本の水族館で見られないものはおらず、とりわけ驚くようなものはなかった。ただし、アクリルや水はドバイ水族館(大水槽)より綺麗。
強いて言うなら、チョウザメの胸鰭が反っていないことや、決して大きな水槽でもないのに、ヘラチョウザメが綺麗なフォルムを保っていたことは印象に残った。

床から立ち上がった水槽は人の胸あたりが水面になっていて、魚を見ようとするとしゃがむ必要がある高さ。
普通に歩いているだけだと、魚は見えなくはないけれど見やすくはない。反面、水(水面)はよく見える。

でも、それは水が貴重な砂漠の国、ドバイだからなのかも、とも思ったり。
シャルジャ水族館でも思ったが、砂漠の国であるUAEでは水や湿度を身近に感じたいという思いが強いのかも知れない。
とりわけ、アンダーウォーターズーの最初のフロアにある水槽は淡水、つまり飲める水。
それが、小さな水槽から溢れ出して、ジャバジャバと音を立てながらより大きな水槽に流れ込んでる様は、真水が貴重な国の人たちからすると、それだけで豊かさを感じられるものなのかも知れない。
しかも、水槽内は青々と水草が生い茂っており、砂漠にはない光景に目と心を潤す地元の人は多いのだろうなぁ、と。
LY5A9329.jpg
水槽を満たした淡水は、海水を改質して作られたコストの高いものであることを考えれば、淡水魚は海の魚よりも“特別感のある”展示。
真水が特別なものではない国から行ってるオレには想像しかできないが、水そのものをやけに感じさせる水槽群に、そんなことを思った。

アンダーウォーターズーは2フロア構成で、淡水生物が展示されたフロアの上にも施設は続いていて、上階は海水がメイン。
水槽の作りは下階の淡水ゾーンと同じだが、そこにいるのは地元産のものではなく、サンゴ礁とかカリブ海とか、タカアシガニなどがいる深海? など、外国産の海の生物たち。
何故か唐突に、砂漠(地元)の生き物コーナーがあって、砂漠に暮らす小動物やトカゲ、サソリなどがいたり、出口に近いところにあるこの施設最大の水槽に驚くほど巨大なワニがいたりなど、必ずしも“海”に特化した展示という訳ではないようだ。
LY5A9402.jpg
下階の淡水エリアもそうなのだけど、水槽数はそこそこ多いのだけど、その分、通路が狭く、そこに多くの人がひしめいていて、混雑している感がとても強い。
シャルジャ水族館とハシゴしてるのもあってか、上階の展示を見て回る頃には疲れてしまい、“ここでしか見られない”が少なかったことも手伝って、必死に見る、という感じではなくなっていた。
ドバイの中心的な観光地でもあり、また、オレが行ったのがUAEの休日である土曜日(日本の日曜日に相当)だったせいもあるかも知れないけれど、とにかく混雑していてそれに疲れたという印象ばかりが残っている。
恐らく、いつでも混雑しているのは間違いなさそうなので、行く時は覚悟のほど!!

ドバイ水族館の感想は先週、入館料を支払ってまでは……、と書いた。
セットのアンダーウォーターズーを含めても、その印象は覆らなかった。
日本の水族館を見慣れた目には、展示に物珍しさが少なく、日本の感覚からすれば高額な入館料に見合う満足感が得られなかったように感じたからだ。

だけど、高額な入場料の反面、ドバイ水族館の大水槽とイトマキエイのいる水槽、出口(お土産ショップの壁になってる)水槽など、メイン級の水槽は入館しなくても見ることができて、とりわけ個人的には一番印象的だった水槽がタダで見られるなんて、太っ腹というか……
金満ドバイらしいところ、なのかな!?
nice!(0)  コメント(2) 

ドバイ水族館(UAEドバイ) [海外水族館インプレ]

ドバイの水族館と言えばここ。ドバイ水族館。
ドバイの超メジャー観光地のひとつでもあり、世界一高いビル、ブルジュ・カリファとかドバイモールとも近く、というか、ドバイモール内にあるので、ドバイを検索すれば必ずヒットする、世界的にも有名な水族館のひとつだ。
LY5A9133.jpg
大水槽のアクリルパネルは、それまで美ら海水族館が保持していた世界最大の水槽パネルのギネス記録を更新したことでも知られており、水槽容量は1万tと、美ら海水族館のものよりも大きい。
余談だが、この水槽が完成したのは08年。同じく08年には先に紹介したロストチェンバー水族館もオープンしている。
UAEには政府系の不動産デベロッパーが2つあり、このドバイ水族館はエマール・プロパティーズによる施設。一方、ロストチェンバー水族館はそのライバルと言われるナキールによるもの。ロストチェンバー水族館の大水槽の方が1000t大きいが、両者のライバル関係が水槽サイズに影響したのかも、みたいに勘ぐってる。
まぁ、容量だけでなく、内容でもロストチェンバー水族館の勝ちだと思うけれど……

ドバイ水族館というのは、この大水槽のことを言うらしいのだ。
というのも、チケットを買うと、ドバイアクアリウム&アンダーウォーターズーとあり、アンダーウォーターズーがあるのは別フロアで、入り口も異なっている。
IMG_3100.jpg
ドバイ水族館たるこの大水槽だが、水槽横から入場し、大水槽正面を通り、その端まで行くと、水槽中ほどを突っ切る水中トンネルで再び水槽の端まで。
そこでさらに折り返して専用エスカレーターで上階へ行くという作り。
入館料を支払わなければ、トンネルを通ることはできず、アクリルパネルの真ん前にも行けないが、水槽前(入場者通路を隔てた柵がある)までは誰でも行くことができ、上階、水槽後ろ側からも見られる窓があるため、トンネルを通らなくていい人なら、無料でこの水槽のほぼすべてを楽しむことができる。
LY5A9199.jpg
なお、水槽の裏手まで行ってエスカレーターに乗ってしまうと、トンネルに戻ることができないので、上階へ行く前にしっかり見ておくことをオススメする。
と言っても、見られなくなるのはトンネルだけだけどね。

この施設、体験プランのメニューが多く、チケットカウンターに列を作るお客はそれらの説明をカウンターで聞くらしく、なかなか列が進まない。
行列の導線も分かりにくいし、長い列に対してカウンターは3つだけと、チケットを買うまで少し時間が掛かる。オレも15分くらい掛かった。
しかも、その値段はなかなかに高額で、210AED(6400円くらい)と、日本では考えられないくらいの入館料だ。

この大水槽、1万tもの容量を持つこともあり、確かにデカい!!
様々な角度から見られることもあって、デカいなぁ、とその大きさを実感できるのだけど、反面、数字から想像するほどの大きさがなく感じるというか、よく見れば見るほどに、狭く感じてしまうような気がした。書いてること矛盾してるけどね。

水槽の正面に立つと、目の前に壁のように擬岩がそびえたっていて、水槽の奥が見えなくなっている。
これはその奥にあるトンネルから、アクリルパネル前の人を見えにくくするためと思われるが、大きな擬岩の山、そしてその奥にトンネルが見えるせいで、水槽の奥行が全然ないみたいに見えてしまうのだ。
トンネル側から見ても同じで、トンネルが水槽の中央付近を通っていることもあって、どちらを向いても視界が抜けておらず、何だか狭いなぁ、と。
実際、美ら海水族館の大水槽と比べると、間口(幅)はドバイ水族館の方が大きいが、奥行きは美ら海水族館ほどはないようで、形としては薄い横長。
おまけに、水槽の一部分がシートなどで仕切られていたりすることも、水槽の狭さを意識させる要因となっていて、囲いの中にいる魚も、もっと違った展示方法なかったの? みたいな気がした。

上階からは、水面に浮かんだグラスボートとか、体験ダイブ用のケージとか、いろいろなものが浮かんでいるのが目に入って、大きな人工物ばかりが目に入るので、水面付近は混雑している印象で、大きなものをあれだけ浮かべておける大水槽という見方もできるけれど、それらは見ていて美しいものではないし、見ている人には水槽を狭く感じさせる要素でしかない。そのあたりも、この水槽に好印象を抱かなかった要因だ。

また、ショッピングモール内にある大水槽ということで、水槽の周囲にはレストランやら何かしらの店やらがある。
それらショップのロゴなど色とりどりの映り込みは凶悪レベル。写真を撮りたい人には超強力な難敵となる。
LY5A9140.jpg
水槽内のメインはシロワニ。日本の水族館にいるすべてのシロワニよりも多くの個体がいそうな感じ。オープンした頃に50匹を導入という話を聞いた記憶があったが、50はいなさそうだったが、それでも30匹近くはいそう。
LY5A9156.jpg
他に1匹だけ大きなノコギリエイがいて、メジロザメ類が3種類。マダラトビエイやヒョウモンオトメエイなどのエイがいて、あとは無数にいるロウニンアジとコガネシマアジ。それ以外の魚もいるが、あまり目立たない。
とにかく、ロウニンアジとコガネシマアジばっかり、みたいな印象。
近隣施設の大水槽と比べると、日本の水族館では見られないものはおらず、魚種バラエティの少なさも今ひとつ気分が燃え上がらなかった理由かも知れない。
また、水槽自体の綺麗さも、ロストチェンバー水族館やシャルジャ水族館に劣り、コケ汚れやキズも目立つ。

もし、またドバイに行く機会があったとしても、入館料を支払ってまでは見に行かない気がする。
さほど期待していたつもりではなかったけれど、この水槽のためだけなら、ドバイまで行く必要は感じない、というのが水族館を出た後の正直な感想だ。
nice!(0)  コメント(2) 

シャルジャ水族館(UAEシャルジャ) [海外水族館インプレ]

ドバイのあるUAE(アラブ首長国連邦)は7つの首長国からなる連邦国家。
その構成国でもドバイとアブダビはよく知られているが、その他の首長国の知名度はあまり高くない(気がする)。
ドバイの西側にはシャルジャ首長国があるが、そんな未知なる? シャルジャには水族館があるのだ!!
その水族館があるのはかなりドバイ寄り。ドバイ空港を起点にすれば、タクシーで10分ほどで行ける距離感。
IMG_3046.jpg
そんなシャルジャはUAEの中で、もっとも信仰に敬虔で厳格なのだそうだ。
そう聞くと、ちょっと身構えてしまいそうになるが、水族館に行くだけのオレが教義に反することをしでかしてしまうこともないだろうと、特に気にすることなく行ってきた。
だが、女性はアバヤ? ヒジャブ? で頭を覆い、顔だけ出しているファッションに身を包んでいる率が高かった印象で、チケットカウンターにいた女性も、見学に来ていたファミリーの女性もそんな格好の人が多く、ムスリムの国にいることを実感させてくれた。

水族館の印象としては、ロストチェンバー水族館やドバイ水族館と比べると、静かで落ち着いている。
海運の歴史など、自国の海にまつわる展示がされた博物館が隣接していたり、水族館にもゴミ問題など教育的な展示もあったりする反面、水槽には魚名板はほとんどついておらず、電光パネルで数種類が紹介されている程度だったりと、伝えたいのかそうでもないのか分からない、みたいな部分も。積極的に何かを発信している、みたいな印象は受けなかった。
LY5A9127.jpg
もっとも、魚名板に関してはUAEの水族館はどこも同じような感じで、すでに展示されていない種類がそのままになっていたり、泳いでいる魚のほとんどは魚名板がなかったりと、細やかな配慮はない。

行く前に日本でネット検索してみたが、知名度の高い施設ではないせいか、行ったという人の話は少なく、あっても、こじんまりしている、みたいな感じの評価が多い。
とは言え、規模や水量で言えば、そこそこの規模感。大水槽なんてかなりの大きさだ。
しかし、全体の水槽数が少なく(全部で15本)、また、水槽と水槽の間隔が広いというか、次の水槽が出てくるまでが長い作りなのも、水槽が少なさを意識させられる理由のように感じた。

この水族館のメインは大水槽だ。というかそれに尽きるといった感じ。
先に書いたように水槽サイズは想像以上に大きいし、深さもある。UAEの人が大好きな(多分)水中トンネルもある。
LY5A8967.jpg
水の透明度も高く、アクリルも(掃除が行き届いていて)綺麗。太陽光は入らず照明だけだが、水槽内は十分に明るい。
中を泳ぐ魚は地元ペルシャ湾産のものなので、日本の水族館では見られない魚もいて楽しい…… のだけど、この水槽、横から見えない部分が多いのが少々残念。
水が貴重な砂漠の国の施設だからなのか、水や湿度を直接感じられる上が開いた(直接水面が見える)水槽がシャルジャ水族館には多く、この大水槽もそんな作り。
LY5A9077.jpg
順路最後には、この大水槽の上を歩くみたいな橋があって、そこから水槽を眺めることができる。橋は水槽に浸かっているみたいになっていて、観覧通路から水面がとても近く、水そのものに囲まれている感がとりわけ強い。

そこから眺めると、下のトンネルやアクリル窓から見えない部分が多いことが分かる。
下から見てもかなり大きな水槽だが、上から見てあらためて“こんなに大きな水槽だったんだ!!”と驚かされることになる。
また、その下から見えない位置には多くの魚がおり、事実上、見えない魚がかなりいるということ。
例えば、この水槽には2匹のシノノメサカタザメがいたが、下から見ていた時には1匹しかいないと思っていたし、ウミガメとかヒョウモンオトメエイがいることさえ気付かなかった。
LY5A9083.jpg
下から見ている時は、それでも十分楽しかったのだけど、見えていなかった魚がこんなに沢山いて、しかもその中に日本では見られない魚も含まれていることが分かると、ホント、もどかしく、悔しさすら感じたほど。
もっとも、上からの大水槽を知らなければ(見えない魚が多くいる事実に気付かなければ)十分楽しめていたから、それがつまらない理由にはならないけれど。

ドバイの他の施設と比べて、ここならではのオススメの理由もある。
通路が広く、ゆったりしていて、しかも比較的空いている(オレが行った時だけかも知れないけれど)ので、落ち着いて水槽を楽しめる。
ただし、それほど広くない水中トンネルだけは混雑している感じがあったけれど……
個人的にロストチェンバー水族館が大ヒットだったので、それに比べるとそこまでではなかったものの、見たことのない魚もいて十分に楽しめた。
しかも、ロストチェンバー水族館もドバイ水族館も3000円以上するのに対して、ここはAED25(850円くらい)と激安!!
ドバイからの往復のタクシー代を含めても、ドバイ水族館より安くつくくらいだ。
コストパフォーマンス面では間違いなくUAEの水族館随一だ。
nice!(0)  コメント(2) 

ロストチェンバー水族館(UAEドバイ) [海外水族館インプレ]

ドバイに着いて、最初に向かったのはロストチェンバー水族館。
IMG_2989.jpg
ヤシの木型(ヤシの木というより、カブトガニの裏側みたいな感じ?)の人工島、パームジュメイラにある高級リゾート、アトランティス・ザ・パームの中にある水族館だ。
アトランティスは、そのカブトガニの甲羅の先端みたいな場所にあって、オレが泊まっていたディラ(空港などがあるエリア)からは36~37㎞ほど。タクシーだと約20~25分、約2500~2700円くらい。メトロ→トラム→モノレールでも行ける。

リゾート全体が海に沈んだ伝説の古代都市、アトランティスがテーマになっていて、水族館もその世界観で統一されている。
巨大リゾートらしく、施設内にさまざまな商業施設やレストランなどが揃っているが、水族館内での長時間滞在(オープンラストみたいな)は想定していない模様。再入場が可能なのかは不明。
なお、アトランティスの宿泊者は、無料で入れるらしい。
水族館のみの入館料は115AED(3500円くらい)と、日本の水族館と比べると高め。

ここに来る前、ネット検索してみると、変わった雰囲気の水槽の画像が沢山出てきた。海外ならではの“イロモノ水族館”なのね、と少々偏見めいた思いを持っていたし、それもあって、行く前の期待値はそれほど高くはなかった。

でも、実際にそんな水槽を見てみると、あれっ!? ここの水槽、綺麗だぞ!!
LY5A8755.jpg
確かに、水族館の通路や水槽内の装飾は独特な? デザイン、雰囲気のものになっていて、生き物そのものとか、生態云々、みたいなことよりも、独自の世界観の演出に重きを置かれてる印象。
とりあえず、お金はすごく掛かってるなぁ、な感じ。

だけど、驚いたのはレイアウトや装飾云々以前に、アクリルも水もすごく綺麗なこと。
始終誰かが掃除をしているという訳でもなさそうなのに、磨き上げられてピカピカなのだ。
しかも、中を泳ぐ魚も綺麗。
お金を取って人に見せる水族館が綺麗なのは基本中の基本ではあるのだけど、これだけ綺麗な水槽は意外と少ない。
それだけで、魚好きのオレのその施設の印象はグンとよくなるというものだ。
LY5A9520.jpg
人気を集めていた大型ハタの水槽。角の生えたテーブルの下に陣取ってる超巨大(2.5mはありそう。だけどすごく綺麗な個体)なタマカイ2匹を筆頭に、チャイロマルハタやサラサハタなどが入ってる。でも、何でテーブル?

綺麗さのクライマックスはメインの大水槽だ。
外光の影響を受けた大水槽は、大きな窓が付いた部屋に入るだけで、空間を青く染める。その青さに引き寄せられるように大きなアクリル窓へと近づくと、思っていたよりもはるかに大きな水槽サイズにまず驚かされる。
LY5A8888.jpg
扇形のような形をした大水槽は、あらゆる場所に大きなアクリル窓が取り付けられており、水槽の透明度が圧倒的に高い分、水槽の向こうにいる人の姿がかなりはっきりと分かる。
水槽越しの人の姿は、水槽の大きさや不自然さを意識させる要因となるので、水槽を大きく見せたい場合にはマイナス要素なはずだが、本当に大きな水槽なら、水槽の端がどこまであるか分かることで却って巨大さを強く意識するのかも知れない。とにかく水槽の大きさは驚きだった。後で調べたら1万1000tもあるらしい。そりゃデカいわな。

短いけれど、動画も。

その中を泳ぐのは、地元ペルシャ湾の魚たち。
スギとかシノノメサカタザメとかセンネンダイとか、日本で見るものと変わらない姿形のものもいるが、オニテングみたいな日本では珍しいものがゴロゴロいたり、また、見たことがない種類も多く、それらが次から次へと目の前に現れ、横切っていく。
日本でも特別珍しい訳じゃなくても、掃いて捨てるくらいいるマクロススとか、もういろいろスゴイ!! としか言えない。
自分の中での情報処理が追い付かず、もうどうすればいいか分からなくなり、パニックになりそうだった(笑)
水族館でこんな思いを味わったのは久しぶり。ドバイまで来て良かったとつくづく思った。
LY5A8648.jpg
水槽内の装飾は、海に沈んだ遺跡。だから、水槽の壁面も石造りのレンガのような設え。
本来なら、違和感がありそうな人工物なのに、不思議と本当に海の中の光景のように見える。
実際に見るまではもっと違和感があるかと思っていたのに、気が付けば水槽に取り込まれたように、見入ってた。
種類数だけでなく、個体数も多い魚たちのお陰で、ぼんやり眺めているだけでも、目の前の光景はめまぐるしく変化し、見ていて楽しい。

ただ、水槽前に置かれたベンチに座って水槽をぼんやり眺めるには、周りがざわざわしすぎてるかも知れない。観光客が多い施設なので、あんまりゆっくりという感じにはなりにくい。
また、雰囲気重視な施設ということもあってか、水槽周辺に魚名板的なものはなく、水槽にいる数種類だけを紹介した電光パネルがあるだけ。
未知の魚の正体は、家に帰って調べる必要がある。それはそれで楽しかったけどね。
とりあえず、魚好きなら楽しい水族館なはず。ドバイの水族館では一番のオススメだし、個人的にもとても楽しかった。

アトランティスの施設内には屋外のウォーターパーク(プール)があって、そこにはサメの水槽を通り抜けるウォータースライダーとか、イルカやオットセイのショーをしているプールなんかもあるらしいのだけど、そちらには行ってない。
見学だけでよかったんだけど、そのエリアに立ち入るのは別料金らしく、それがそれなりに高いようなので断念した。
とりあえず、水族館だけで十分以上に満足できたのだけど……
nice!(0)  コメント(2) 
海外水族館インプレ ブログトップ