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凄いぜ!! アクアマリン・EPⅠ [水族館インプレッション]

昨年11月の話だ。
本格的な冬になってしまう前に、アクアマリンふくしまに行ってきた。
新施設の追加など、いろいろ変化していることは知っていたから、行かなくちゃ!! とは思っていたものの、クルマを所有しなくなって以降、足が向きにくくなったこともあり、気付けば2年が経過(汗)
それでもオレの背中を押してくれたのは、アクアマリンふくしまにだけ、時々搬入がある珍魚、ザキルス(Careproctus zachirus)が再び搬入され、展示が開始されたという情報だった。
今や日本で1頭、ここだけで展示されているクラカケアザラシにも会いたかったしね。

久しぶりの訪問はまず、すっかり変貌した入り口周辺で驚くところから始まった。
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その新しい入場ゲートを通ると、目の前は新しい庭園とそれを取り囲むように、これまた見知らぬ回廊ができていて、里山の庭園を見ながら水族館へと向かうような作りに生まれ変わっていた。
その先に綺麗なカワウソ水槽が作られていたりと、大きな変化を遂げていたが、明確な目的を持ってやって来ている身だけに、新水槽見学もそこそこに入館。目的の元へ。

クラカケアザラシがいるだろう水槽へ行ってみると……
いない…!? それどころか、水が落とされ、中に人が入って掃除をしている。
何となくイヤな予感がよぎるが、辺りに聞けそうな人もおらず……

仕方がない。次なる目的であるザキルスに会いに、それがいるだろうエリアへと向かった。
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そのザキルスがいる親潮・深海の展示ゾーンも、新たに「親潮アイスボックス」へと生まれ変わっていて驚かされた。

目的のザキルスは……
いた!! でも、まったく動かない。
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HPなどで公開されていた写真や動画では、それは美しい姿をしていて、是非とも見てみたい!! と思わされた。
あんまり動かないんだろうなぁ、とは思っていたけれど、思った以上に動かず、まさしく微動だにしない。
水槽の前で待っても動かず、他の水槽を見に行って戻っても動いてない。それどころか、午後には丸まってしまって、結局、その美しさを堪能させてもらうことはできなかった。
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深海アイスボックスは、以前よりもひとつひとつの水槽が小さくなり、そこに1~2種類ずつ、深海や寒い海など、低い水温に住まう住人たちが展示されていて、それらを絶対に見逃さずにすむ作りになっている。
だから、目的以外にも珍しいものをいろいろ見ることはできた…… のだけれど……
目的のクラカケアザラシは見られず、それがどうなったのかも分からず、もうひとつの目的だったザキルスは見られたものの動かない。

ウチから近くはない施設だけに、気持ちの上では、何となく不完全燃焼だった。

アクアマリンふくしまの周辺は、殺風景な港湾地域だったのに、海側には長い橋が架けられているし、水族館の道を隔てた反対側にはイオンの大きなショッピングモールが作られていた。
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この時はどちらもまだ完成してはいなかったけれど、不完全燃焼気味が気分もあって、何となく足が遠のきそう、そんな気持ちでいわきを後にした。

その後、オフィシャルFacebookでクラカケアザラシの展示再開や、新たなザキルスが搬入されたことなどを見掛けたが、前回訪問時から半年ほどが経過した今年5月末。オホーツクコンニャクウオ、ニュウドウカジカを展示しました、というニュースに気持ちが揺らぎ始めた。
どちらも見たことがないし、見るからに激レア感が強烈に漂ってる。しかも、この機会を逃すともう見られないかも知れない……

よし、アクアマリン行こう!!

そう決めた直後、またしてもとんでもないニュースが聞こえてきた。

ラブカ胎仔を展示しました、と。

期せずして、とんでもないオマケが付いた!!
Twitterなどでは、マニア達のざわつきが少しずつ大きくなりつつあった。

半年前の不完全燃焼気分を晴らすべく、再び、いわき行きの特急に乗り込んだのだった…

続く
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