久しぶりの… アクアワールド大洗

三津シーパラダイスに引き続き、久しぶりにアクアワールド大洗に行ってきた。
ラッキーなことに、水族館に行く予定のあった知人に連れて行ってもらえたのだ。
お陰で、2年ぶりに行くことができた。

あれだけ大きな水族館だから、劇的な変化というのは少なく、2年ぶりでも驚くような変化はないものの、初めて見るような珍しい魚に遭遇できたりなど、貴重な経験もできた。
シロワニが餌を食べる所を初めて見ることができたり、など。

国内でシロワニを展示している水族館にはすべて行っているから、当然、給餌時間に遭遇することもあったのだけど、これまで見た時はいつでもどこでも、差し出された餌に見向きもせず、食べる所は見たことがなかった。
意外だったのが、シロワニ達は、底に沈んだ餌を拾って食べていたこと。

動画
http://www.youtube.com/watch?v=NVRm3sj4xOg

これまで見た給餌風景は、ダイバーによる手渡しや、棒に刺した餌を口元まで差し出したりと、さぁ、どうぞお召し上がり下さい的な感じのものばかりだったので、自分で食べるという当たり前の行動もちょっぴり感動的に見えたり。
食べていたのも、大きなシロワニには「物足りなくない？」みたいなアジ。
シロワニというと、個人的には餌を食べないイメージが強かったので、代わる代わるやって来ては落ちた餌を拾っている姿が、意外でもあり、今まで以上に好感が持てたような気がした。
余談ながら、同じ水槽のクロヘリメジロもアジを食べていたけれど、こちらは泳いでくる目の前あたりにタイミングよく落ちてくると食べる感じで、シロワニより餌を食べさせるのが難しそうだなぁ、と。

大洗に行くと、サメが目的となるのは当たり前のことなのだけど、今回はイルカショーも重要な？　目的だった。
連れて行ってもらっている関係で、1回しか見ていないけれど、ちゃんと目的？　は果たしてきた。
その目的とは、オキゴンドウの背中に乗るアシカ。

車寄せに入ってきたバスよろしく、静かにステージに近づいてくるオキゴンドウ。
そこにピョコンとアシカが飛び乗ると、そのままプールを1周するというもの。
イルカとアシカが同じプールで泳いでいるのも、背中に人を乗せたイルカも見たことがあるけれど、アシカとイルカ（オキゴンドウ）の組み合わせは初めて。
アシカの性格もあるのだろうけど、大きなオキゴンドウを怖がらずに、しかもその背中に乗るなんて、また、オキゴンドウも小さなアシカに悪戯したりしないなんて、どちらもスゴイ!!
ただ、そのスゴ技も、あまり見えやすくないのが残念なところ。
それが人なら、イルカの背中の上に立てるので“立ってる”ことが分かるものの、アシカでは見ようによっては、水中から首を出したままジッとしてる、ようにしか見えなかったりする。
大洗のショープールはその構造上、どうしても逆光になり少々見にくいところに、アシカもオキゴンドウも黒いので、余計に見にくくなってしまうのだ。
また、見ようとすればするほど、プールのアクリルパネルの存在も気になったり。
ついでに、オレの写真もほとんど失敗…（泣）
それもあって、もう1度、このショーを観るために大洗に行きたいなぁ、と思っております。

そういえば、アシカを乗せていたオキゴンドウの大きさも驚きだった。

沖縄のゴンちゃんくらいあるかも？　もしかするとそれ以上か？
リードしていたトレーナーは、凛としたカッコよさのある、喩えて言うなら宝塚の男役的な感じの人だったけれど、そんな彼女が小柄に見えてしまうほどの大きさ。
自分で書いてても何か分かりにくいなぁ、と思う説明だけど（汗）、とにかく、“アシカでも訳なく乗せられるよなぁ”と納得できちゃう大きさ、というのがオレの伝えたいこと。

でも、どんな説明よりも、この写真を見れば一目瞭然だよね。

手すりで見えにくいけれど、隣のカマイルカの大きさから、その大きさが想像できるでしょ？
オレが観た回では披露されなかったけれど、アシカの代わりに、このカマイルカを背中に乗せてみせることもあるのだとか。
それも観てみたいなぁ。

というワケで、シロワニの食事風景とオキゴンドウの大きさに驚かされた、久しぶりの大洗訪問でありました。