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訃報 海遊館のマンタ&イトマキエイ [エイ]

最近、水族館での残念なニュースが続いている。
それも貴重な個体が失われるケースが多く、余計に残念に感じてしまう。
もっとも、そうした個体だからこそニュースになるとも言えるのだけど、それらに会えないと思うと、やはり残念としか言いようがない。
とりわけ、個人的には、海遊館のマンタ、イトマキエイが相次いで死んでしまったことは非常に残念に思う。
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マンタが死んだのは4月11日のことらしい。
99年から展示が開始され、今年で飼育14年目。死んだ理由は現在調査中とのこと。
海遊館のこのマンタは、オレが初めて見たマンタでもあった。
神戸での仕事の帰りに立ち寄った時のことだった。
初めてだったこともあるだろうけど、その姿に釘付けになったのは言うまでもない。
今でもオレの中では特別な存在の魚だが、それもこの時から始まったのだ。
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今となっては、ウチから近いエプソン品川アクアスタジアムでも見られるし、美ら海水族館に行きさえすれば、複数が泳ぐ所も見ることができる。
そういう意味では、以前ほどの特別感はなくなっていたけれど…
マンタの写真を撮るのはどうも苦手で、自分で納得できる写真はなかなか撮れないのだけど、この個体については、ロクな写真がなく、次行った時にはちゃんと撮らなきゃ、なんて考えてた。
それももうできなくなっちゃったなぁ。


そしてイトマキエイ。
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こちらは、海遊館でしか見られない唯一無二の存在だった。
最近まで知らなかったのだけど、死んだのは2月のことだったようだ。
マンタ同様、こちらも初めて見た個体だが、展示が開始されて間もない頃、見てみたくて仕方がなくて、新幹線に飛び乗った憶えがある。08年6月のことだ。
その時は、正直、こんな長く生きるとは思ってなかったから、見に行ったのは搬入後4日目だったかな? とにかく慌てて見に行った。
その後、海遊館には3回ほど足を運んだけれど、いつもこのイトマキエイに見とれてた。
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マンタとは違い、飼育が難しいのが水族館で展示されない大きな理由だが、それを可能にしたという点では、特別な個体だったのだろう。
そういう意味では、この先、再びその姿を見ることは難しいと思われる。
海遊館、否、関西に行く最大の楽しみだったのに、それが失われてしまったのは、オレにとっては大きな損失だ。
マンタと違い、こちらはその他で見ることもできないのだから、その残念さたるや…

でも、オレに初めてのマンタと、イトマキエイという不可能を可能にしてくれた海遊館には感謝したい。
またいつの日か、再び会える日を期待したいと思う。
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コメント 2

秋水

おお・・・
しばらく行っていないうちに海遊館のスターたちが次々と鬼籍に・・・
イトマキエイは本当に美しかった。優雅だった。
もう見られないのですね。

>イトマキエイという不可能を可能にしてくれた海遊館には感謝したい。

まったくもって同感です。
ありがとう海遊館。ありがとうイトマキエイ。
by 秋水 (2013-04-24 22:07) 

ミストラル

>秋水さん

イトマキエイは本当に残念です。
飼えない魚のひとつとされるイトマキエイが、これだけ長く飼育できたことは、やはり凄いことなんでしょうけど、
だからこそ、貴重な個体を失ってしまったことが余計に残念に思えてしまいます。

いつかまた会えるとよいのですが…
by ミストラル (2013-04-27 00:22) 

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