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名古屋港水族館のペンギンは今が旬!! [その他]

ペンギンを展示している水族館は多い。
また、施設やその規模など、凄い展示を行っている所も少なくない。
名古屋港水族館も、そんなスペシャルなペンギン展示を行っている園館のひとつと言っていいだろう。
南極の環境が再現された水槽環境もゴージャスそのものだし、規模や個体数もさることながら、飼育されているのがあまり見られない(亜)南極ペンギンのみという部分がその理由だ。

その名古屋港のペンギン水槽は今まさに旬なのだ。
屋内施設なのに何故? と思うかもしれないが、それはあの水槽が南極の日周条件を再現したものだから。
南半球の南極は、日本とは季節が逆。つまり、今時期は真夏。だから、名古屋港のペンギンプールは今がまさに夏真っ盛り。
あのペンギン水槽が1年でもっとも明るいのが今というワケ。
すべてのライトが常時点灯しているため、水の中までくっきり明るく、陸上にいるもの、水中を泳ぐもののすべてが、しっかりくっきり見える。
IMG_8532.jpg
写真を撮るなら最高のシーズンなのだ。
2月はまだ明るい(12、1月よりは少し暗くなる)けれど、3月を過ぎると少しずつ暗くなり始めるので、ペンギンたちを綺麗に見たいという人は、今の内に足を運んでおくといいだろう。
もっとも、水族館のペンギンファンからすれば、常識かも知れないけれど…

旬の理由はもうひとつあって、夏場はペンギンたちの繁殖シーズンでもあること。
雛の姿や、育児の様子が見られるのも今頃なのだ。
オレが行った時にも、ジェンツーペンギンとアデリーペンギンの雛が見られた。
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アデリーペンギンの雛は成鳥の可愛らしさが嘘みたいな真っ黒の毛玉みたい。最初、後ろを向いているのかと思っていたんだけど、よく見たら正面を向いていた。

一方、ジェンツーペンギンの雛ときたら、ふわふわでいかにも可愛らしい。
IMG_8552.jpg
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卵から孵ってある程度の時間が経っているようだけど、まだまだ可愛い。
側にいる親鳥に盛んに餌をねだっていて、その度に吐き戻してやってる親鳥を見てると、大変だなぁ、と。
時間になれば餌をもらえる飼育下でも大変そうに見えるペンギンの子育てだが、餌を捕りに行かなくちゃならない野生化では、ホント、命がけなんだろうなぁ。

南極の日周条件の再現が効いているのか、名古屋港水族館はジェンツーペンギンの繁殖実績では国内のトップクラス。名古屋生まれの個体が全国の水族館で展示されている。
名古屋では毎年のように生まれるジェンツーペンギンが、余所ではそれほど増えていないのは、やはりこの光条件が効いているのだろうか?

その名古屋港でも繁殖成功例がないコウテイペンギン(産卵例はあるらしい)は、今が換羽シーズンに当たるようで、モサモサで汚い状態(笑)
あと少しすると、すべて生え替わり、綺麗な姿を見ることができるだろう。
IMG_8570.jpg
コウテイペンギンたちは換羽シーズンということもあってか、見てる間、顔を少し動かした以外、動くことはなかったけれど、ジェンツーやヒゲ、アデリーペンギンたちは本当によく動くし、また、その動きがおかしく、可愛らしいので見飽きないね。

ペンギンの写真を撮るのに夢中になっていてふと気付いた。
オレはステラに会いに来たんだ、って。
開館直後に入館し、13時頃までいたんだけど、3時間半ほどいてシャチとペンギンしか見た気がしない。
時間の配分がおかしいんだろうか?
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