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寺泊水族博物館(新潟) [水族館インプレッション]

上越市立水族博物館に行った翌日は、長岡市の寺泊水族博物館へ。
長岡市立ということで、長岡駅周辺に宿泊。レンタカーで向かったんだけど、長岡の中心街からは40分ほどで到着した。
季節柄か、道中は緑に溢れ、とても綺麗。
新潟っていい所だなぁ、なんて思いつつ、目的の水族館へと到着。
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正面から見ると、海沿いにそびえ立っているように見えるんだけど、近づいてみるとビックリする。建物が建っていたのは“海沿い”ではなく、海の上。
正確には、海の浅瀬に、陸地から突き出すように水族館の建物が建っている。
だから、上の階から下を見下ろすと、そこは海。
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周辺に広がった浅瀬には、海藻がゆらぎ、フグやクロダイが泳いでいるのが見える。
そんな光景を目の当たりにすると「何かスゲェぞ!!」と思うと同時に、いい所に来たなぁ~♪ なんて思わせてくれる。

入館すると、これまた上越市立水族博物館と同様、ちょっぴりレトロな雰囲気。
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それもそのはずで、同じような時期、時代(83年)にオープンしていた。
その頃の新潟は、水族館ブームだったのだろうか?
でも、オープン以降、大規模なリニューアルや増改築などがなされることはなかったようで、館内施設はひと昔前の水族館のそれ。
しかし、空きスペースだった部分に小さな水槽を並べていたり、屋上部分に小さなビオトープが作られていたりと、来館者に何かを見せなきゃ!! という水族館側の思いは伝わってくる。
それらの追加されたと思しき部分は、いずれもスタッフ氏の手作りなのだろう。
最新の水族館みたいな煌びやかさはないけれど、どことなく親しみを感じられたりもする。

展示はと言うと、海の上に建っている割には、淡水魚の比率が高く、それもいわゆる観賞魚として流通しているものが数多く展示されているのが意外なところ。
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そうかと思えば、2Fのテラスにある小さなプールには、やけに元気なマゼランペンギンがいたり、アザラシもいるなど、水族館ならではの生き物もちゃんといる。
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また、カメが意外なくらい充実していて、ウミガメから小さな子供にも馴染み深いアカミミガメ、入り口近くの囲いにはケヅメリクガメもいた。

市立の水族館ということも関係しているのか、地元の小学校や幼稚園の遠足が多いらしい。
オレが行った日も、幼稚園と低学年の小学生が代わる代わるやってきて、静かに観賞することが許されなかった(笑)のだが、そうした子供たちにとっては、馴染み深い普通の魚や、カメ類はたまらなく魅力的な展示のはず。
そんな子供たちが水族館や魚などを好きになるきっかけとしては、十分過ぎるくらいの役割を果たしている。

きっと、そんな子たちの中から、未来の水族館スタッフや、オレみたいな水族館ファンが育つかも!?
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