のとじま水族館のジンベエザメ 水槽 [サメ]
ひとつ前のブログにも書いた通り、のとじま水族館に行った大きな目的は8月20日にオープンしたジンベエザメ展示館を見ることだ。
10月に搬入された八景島のジンベエザメに話題をさらわれた感もあるけれど、沖縄美ら海水族館、大阪海遊館、かごしま水族館に続く国内4館目となる展示施設で、水槽容量は1600t。ジンベエザメの飼育水槽としては、沖縄、大阪、八景島、高知（海遊館以布利センター）に次ぐ大きさで、かごしま水族館のものより100t大きい。余談だが、日本海側の水族館としては、最大の水槽なんだそうだ。
あまりイメージがないのだけど、日本海にもやってくるというジンベエザメを紹介、展示するのが目的なのだとか。日本海とジンベエザメは結びつきにくいが、そんなイメージを覆すことが目的だったのかも知れない。
実際、飼育、展示されているジンベエザメは、日本海で捕獲されたものなのだとのこと。
とはいえ“水槽が暗い”という評判を見聞きしたような憶えがあったので、正直言うと、あまり期待していなかったのだ。サメの水槽は暗い所も珍しくないし、その暗い水槽がオレは好きじゃないから。
展示館は「青の世界」というサブネームが付けられていることからも分かるように、水槽はもちろん、館内は深い青い色に包まれている。
館内に入ると、新築の建物の匂いと湿度を含んだ暖かい空気、ブルーに輝く水面に出迎えられる。
八角形の水槽のまわりを、沿うように底に向かって進んでいく作りで、順路は水面から始まる。
正面のアクリルの前にしゃがむと、ジンベエザメを中心に沢山の魚が見える。
水槽の大きさが沖縄や大阪ほどには大きくないので、中にいる魚がほぼ一望できる。その瞬間に一気に色々な驚きや感動に襲われることになるのだ。
オレはそこでかなり驚かされたよ!!
暗いと噂で聞いていた水槽も、思っていたほどは暗くなくて、中の魚を見るのに支障はなかった。
青い照明は、昼光色に比べると暗く見えるから、光量に対してやや暗めに見えるけれど、明るい所を狙えば何とか写真も撮れる。また、その暗さは、水槽の奥を見えにくくしていて、そのお陰で水槽が実際の大きさよりも広く見えるのもいい。恐らく、そんな効果を狙ってのライティングなんだろうと思う。
それどころか、できたばかりの水槽だから、アクリルの透明度が高いのがいい。キズやくすみもなく、中がものすごくクリアに見えるのが気持ちいい。
これは沖縄や大阪では味わえない気持ちよさだ。もっとも、あと何年かすれば、ここの水槽でも失われてしまうんだろうけど。
肝心のジンベエザメは、その他の水族館のものよりも速いスピードでギュンギュンと泳ぎ回っていた。まわりに大きい魚があまりいないからだろうか？
主役のジンベエザメはもちろん、まわりの脇役もかなり充実している。
よく見られる大型アジ類は少ないものの、マアジ、タカサゴ類などの小魚の数がかなり多い。もちろん、サメやエイも多く泳いでいるけれど、もっとも多いのがアカシュモクザメだったり、エイもマニアックな種類がいたりなど、ちょっとした（かなりの）こだわりを感じさせるラインナップ。
オレがこの水槽が楽しく魅力的だと感じたのも、こうした脇役たちの存在があったからだ。
水槽内を見渡せるアクリルパネルは、水面から始まり、中層、下層のそれぞれに様々な大きさのものがあって、あらゆる部分からお気に入りの魚を眺められる。
水槽内のレイアウトはきわめてシンプルで、砂利すらもないほど。素っ気ないとか、無機的だとか感じる人もいるかも知れないけど、反面、魚の姿形をしっかり見られるし、魚を見たいオレからすれば、嫌いじゃないスタイルだ。
オープンしてまだ3ヶ月ということもあり、今後、様々な進化、発展が予想される。
ジンベエザメが大きく成長した時はどうなるんだろう？ とか。
色々な意味で今後も注目の大水槽なんだけど、何かあってもウチからはすぐに見に行くことはできないんだけど…
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10月に搬入された八景島のジンベエザメに話題をさらわれた感もあるけれど、沖縄美ら海水族館、大阪海遊館、かごしま水族館に続く国内4館目となる展示施設で、水槽容量は1600t。ジンベエザメの飼育水槽としては、沖縄、大阪、八景島、高知（海遊館以布利センター）に次ぐ大きさで、かごしま水族館のものより100t大きい。余談だが、日本海側の水族館としては、最大の水槽なんだそうだ。
あまりイメージがないのだけど、日本海にもやってくるというジンベエザメを紹介、展示するのが目的なのだとか。日本海とジンベエザメは結びつきにくいが、そんなイメージを覆すことが目的だったのかも知れない。
実際、飼育、展示されているジンベエザメは、日本海で捕獲されたものなのだとのこと。
とはいえ“水槽が暗い”という評判を見聞きしたような憶えがあったので、正直言うと、あまり期待していなかったのだ。サメの水槽は暗い所も珍しくないし、その暗い水槽がオレは好きじゃないから。
展示館は「青の世界」というサブネームが付けられていることからも分かるように、水槽はもちろん、館内は深い青い色に包まれている。
館内に入ると、新築の建物の匂いと湿度を含んだ暖かい空気、ブルーに輝く水面に出迎えられる。
八角形の水槽のまわりを、沿うように底に向かって進んでいく作りで、順路は水面から始まる。
正面のアクリルの前にしゃがむと、ジンベエザメを中心に沢山の魚が見える。
水槽の大きさが沖縄や大阪ほどには大きくないので、中にいる魚がほぼ一望できる。その瞬間に一気に色々な驚きや感動に襲われることになるのだ。
オレはそこでかなり驚かされたよ!!
暗いと噂で聞いていた水槽も、思っていたほどは暗くなくて、中の魚を見るのに支障はなかった。
青い照明は、昼光色に比べると暗く見えるから、光量に対してやや暗めに見えるけれど、明るい所を狙えば何とか写真も撮れる。また、その暗さは、水槽の奥を見えにくくしていて、そのお陰で水槽が実際の大きさよりも広く見えるのもいい。恐らく、そんな効果を狙ってのライティングなんだろうと思う。
それどころか、できたばかりの水槽だから、アクリルの透明度が高いのがいい。キズやくすみもなく、中がものすごくクリアに見えるのが気持ちいい。
これは沖縄や大阪では味わえない気持ちよさだ。もっとも、あと何年かすれば、ここの水槽でも失われてしまうんだろうけど。
肝心のジンベエザメは、その他の水族館のものよりも速いスピードでギュンギュンと泳ぎ回っていた。まわりに大きい魚があまりいないからだろうか？
主役のジンベエザメはもちろん、まわりの脇役もかなり充実している。
よく見られる大型アジ類は少ないものの、マアジ、タカサゴ類などの小魚の数がかなり多い。もちろん、サメやエイも多く泳いでいるけれど、もっとも多いのがアカシュモクザメだったり、エイもマニアックな種類がいたりなど、ちょっとした（かなりの）こだわりを感じさせるラインナップ。
オレがこの水槽が楽しく魅力的だと感じたのも、こうした脇役たちの存在があったからだ。
水槽内を見渡せるアクリルパネルは、水面から始まり、中層、下層のそれぞれに様々な大きさのものがあって、あらゆる部分からお気に入りの魚を眺められる。
水槽内のレイアウトはきわめてシンプルで、砂利すらもないほど。素っ気ないとか、無機的だとか感じる人もいるかも知れないけど、反面、魚の姿形をしっかり見られるし、魚を見たいオレからすれば、嫌いじゃないスタイルだ。
オープンしてまだ3ヶ月ということもあり、今後、様々な進化、発展が予想される。
ジンベエザメが大きく成長した時はどうなるんだろう？ とか。
色々な意味で今後も注目の大水槽なんだけど、何かあってもウチからはすぐに見に行くことはできないんだけど…
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2010-11-27 00:02
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コメント(2)
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きれいな青ー！
まだアクリルもきれいな状態なんですね
アクリルが汚れたり傷ついたりしてると、見えそうで見えない感じでモヤモヤしますもんね
行くなら早くいかないと♪
大きい魚、小さい魚、速く泳ぐ魚、まったりした魚……にぎやかで楽しそうです＾＾
by pomu. (2010-11-28 15:53)
>pomuさん
何せ「青の世界」ですから、水槽内は青に包まれています。
夏の暑い時期なら、さぞ涼しそうな感じがするのではないでしょうか？
もし興味がおありなら、来年の夏休みまでに行かれることをオススメします。
それまでなら、アクリルの綺麗さも保たれてるはずでしょうから。
でも、pomuさんの家があるエリアから、どうやって行くのか想像がつかないのですが、とりあえず、ものすごく遠いと思います。
by ミストラル (2010-11-29 10:23)