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鴨川シーワールドの仔シャチ“アース” [鯨類]

世の中はもう少しで夏休みシーズンだ。
つまり、オレにとっては水族館のオフシーズン。
フィギュアスケートの選手ばりに、涼しくなるまでシーズンは開幕しないので、その前に今シーズンの水族館納めをしておくべく、久しぶりに鴨川シーワールドに行ってきた。

目的は10月に産まれた3世シャチ、アース。
オレが以前見たのは生後1週間の時のこと。それからもう9ヶ月も経過したから、随分大きくなったんだろうなぁ、と、ずっと見に行きたいと思っていた。
加えて、水族館ナイトの時に観客として来場していたシャチのトレーナーさんに、“大きくなりましたよ”なんて聞いていたから、かなりウズウズしてたのだ。

前にも書いたように、以前オレが見たのは、もう9ヶ月も前の話である。
その時既に大人のカマイルカくらいの大きさがあった仔シャチだから、今頃きっと、ビンゴ&ステラの末娘、ランくらいにはなっているのかなぁ? なんて思っていたのだけど、オレの想像よりはずっと小さかった。でも、ちゃんと大きくなってた。
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一般公募で“アース”という名前が付けられたその仔シャチは、以前は母親のラビーの側を片時も離れなかったのに、今ではひとりで泳いだり、ララやオスカーにくっついて泳いだり、トレーナーの前に顔を出してみたりと、無邪気な感じ。
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一番奥にいるのがアース。真ん中は母親のラビー。手前は叔母さんのララ。

オスだから、もっとやんちゃな感じなのかと思っていたのだけど、意外と行儀がよくて、基本的にはいつもラビーの側に付き従ってる。ショーの時も、トレーナーの邪魔をするでもなく、母親にちゃんと付いていく。もう少し大きくなったら、一緒にジャンプするようになるんだろうか?
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今はまだ、魚を食べることはしていないようだけど、魚を食べ出すようになったら、きっと一気に大きくなるんだろうね。

シャチのプールの隣にある、アシカやアザラシの泳ぐ鰭脚類プールを覗き込んでみたら、そこにもアシカの仔がいた。
そういえば、ホームーページで産まれたことを見た憶えがあったものの、すっかり忘れていて、期待していなかったものだから、何だか得した気分になった。

IMG_0624.jpg産まれたのは6/11。つまり、生後1ヶ月くらいなのだけど、早くもプールで泳ぎ、親元を離れ、ひとりで遊びに行くという活発さ。
仔アシカならではの、“何にでも興味を示す”みたいな好奇心の強さはまだないようだけど、プールに漂うゴミで遊び出したり、寝てるアザラシの顔を嗅ぎに行ったりと、好奇心は強くなりつつある様子。
今でも思わず顔がゆるんでしまいそうな可愛らしさがあるけれど、もう少し経つと、水中窓で観客と遊び出すようになったり、見た目だけでなく、仕草なども含め、可愛らしさはピークを迎える。
ちょうど、観客が増える夏休みシーズンと重なるだろうから、母親アシカ、やるなぁ!! といった感じ(笑)
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寝るときは母親のそばに戻る。

鴨川シーワールドといえば、日本の海獣好きにとっては聖地みたいな場所だが、そんな期待が絶対裏切られないだけでなく、それ以上の“何か”を見せてくれる。
やっぱりスゴイ水族館だ。
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