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水族館納め・その2 エノスイ編 [エイ]

9月にパスが切れるまで、毎月必ず足を運んでいた新江ノ島水族館。
何を見るでもなく、ボケッと水槽を眺め、ショーを観て、コーヒーを飲んで帰ってくる、そんな風に毎月のエノスイ通いを楽しんでいた。
しかし、8月末に相模湾大水槽の主、オスのシノノメサカタザメが死んでしまったという事実を聞いて以降、途端に行く気がしなくなり、切れたパスを更新することなく年末を迎えた。06年以降、こんなに長い間、エノスイに行かなかったことなんてなかったのに…

エプソン品川アクアスタジアムに続く水族館納めの場所として、久しぶりにエノスイに行ってみようと思い立った。4ヶ月ぶりだ。

年末の、しかも日曜日ということもあってか、館内は混雑していた。
いつものように、どこかをじっくり眺めるワケでもなく、空いてる水槽を覗きながら、久しぶりのエノスイを楽しんでいた。でも、相模湾大水槽だけは混雑が収まらず、閉館時間が間近に迫る頃まで近寄ることができなかった。

ようやく正面で見ることができた相模湾大水槽で、水槽の正面を泳ぐフグやブリなどを何気なく眺めていると、それらに混じって泳ぐ、尖った大きな背ビレを持った水玉模様の魚が目に入った。
大きさは60~70㎝くらいだろうか?
ユラユラと泳ぐその姿は、あまりにも可愛くて、思わず“抱きしめたい!!”と思ったほど。

IMG_3716.jpg
その魚の正体は、シノノメサカタザメ。残っていたメスではなく、知らないウチに導入されたらしい新しい個体。
シノノメサカタザメは45㎝ほどの大きさで生まれてくるそうだから、生まれてからそれほど経っていない幼魚なのだろう。
もちろん、オレはこんなに小さいシノノメは見たことがない。
だから、成魚より鋭い感じのある頭のゴツゴツ感とか、全身の鮮やかな水玉模様とか、それまで知らなかったシノノメの一面を見ることができた。

IMG_3720.jpg
それにしても、ものすごく可愛い。
これまで、シノノメサカタザメを可愛いと思ったことは1度もない(基本的にカッコいい類の魚だから)のだけど、小さな幼魚は白い水玉模様も相まって、もう顔がゆるんでしまいそうなほど可愛い!!

IMG_3712.jpg
エノスイに行く気が失せた理由もシノノメなら、再び通いたくなる理由もまたシノノメだった。
今回の個体は、その成長ぶりを見られるというオマケつきだ。
あまりの可愛さに、大きくなって欲しくない!! と思ってしまう反面、成長に伴う体型や体色の変化など、なかなか見られない成長過程を見られるというのも、かなり悩ましい。またまた、エノスイ通いが楽しみになってきた。

大型魚の幼魚だから、きっと、ものすごいスピードで大きくなってしまうのだろうけど、幼魚ならではのあり得ない可愛さは今だけのスペシャルだ。
今しか見られないものだから、是非1度、見ておくことを強くオススメしたい!!
タグ:水族館
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