下田海中水族館の気になる魚 Vol.2 [海の魚]
下田海中水族館の魚は、シーパレスがすべてではない。
この水族館最大の水槽は、入り江に浮かぶ丸い船、アクアドームペリー号の中にある。
海に浮かんだ船の中の水槽といっても、その容量は600tと立派な大水槽だ。
だけど、奥行きや幅に対して、高さ(深さ)が際立ってあるので、底面積が小さい水槽のように感じてしまうのは、1000tオーバーの超大型水槽を見慣れてしまっているからなのだろうか?
下田周辺の海を再現したという水槽で、中に泳ぐ魚たちも魚屋などでも見られそうな馴染み深いものが中心。特別珍しいものがいるワケではないのだけど、目をこらしてよく見ると、あらゆるところにあらゆる魚が潜んでいて、それらを見つけていくのがものすごく楽しい。ガラス面にへばりついて水槽を上下している大きなホシエイや、正面で群れているイサキが目立っているけれど、よくよく見ると、本当にいろいろな魚が入っているので、この水槽を見る時は、頑張って1種類でも多くの魚を発見してみて欲しい。
アクリルのキズの多さには閉口させられるが、それを除けば、かなり魅力的な大水槽だ。
さて、沢山の種類の魚が入っているこの水槽から、オレが選んだのは2種類。
まずは、ハチビキ。
他の魚と一緒に群れていたりするから、分かりにくいのだけど、かなりの数がいる。
形も顔もマアジによく似ているけれど、赤みを帯びた体色と、マアジより肉食魚風のイヤらしい顔つきがオレ流の見分けポイント。
昨日まで名前が分からず、もちろん、こんな魚の魚名板なんか用意されていないから、“赤アジ”と呼んでいたのだけど、ようやく判明。
アジとはまるで関係のない(どちらもスズキ目なのは同じだけど)、ハチビキ科の魚だった。
伊豆三津シーパラダイスにもいたので、伊豆周辺ではよく獲れる魚なのかも知れない。
そしてもうひとつが、コレ。
ムロアジかモロのどちらか。
いずれも広義の“ムロアジ”なのだけど、生きた姿は初めて見たような気がする。
それまでは食材としてしか聞いたことがなかったからね。
この水槽では、サバと一緒に群れていて、サバの群れだと思っていたのだけど、模様がないヤツがかなりいることに気がついた。
よくよく見ると、アジっぽい。
撮った写真と図鑑を見比べながら、“ムロアジ”であることが判明したというワケ。
食材としてはものすごく馴染み深いアジの仲間だけれど、生きた姿はほとんど知らない。
何度も言うようだけど、アジの世界はホント、奥が深いよ。
アジといえば、シーパレスにいた大型アジの子供たちも個人的には印象深い魚だ。
今回の目的がヒシダイだったことは、ひとつ前のブログに書いた通りなのだけど、思わぬものが見れたという意味では、このチビアジたちが一番嬉しかったかも、みたいな気がしている。
だって、ものすごく可愛かったからね。
この水族館で生まれたトビエイの子の水槽に入っていたのだけど、便宜上入れられているものなのか、それぞれの魚名板はなく、アジ類がいることのアナウンスは一切なし。もしかして掃除屋なのかな?
種類はイトヒラアジ、カイワリ、ギンガメアジ、ロウニンアジの4種類。
ギンガメとかロウニンとか、大きくなるとイヤらしい顔つきになってしまうのに、小さいウチは顔も動きも可愛らしい。
思わず“こんな小さいの!!”と驚きを声に出してしまいそうなほどの小ささ。
金魚くらいの大きさの体で、水槽内を忙しく泳ぎ回っている姿を見ていると、ちょっと飼いたくなってきてしまった。すぐに大きくなってしまうんだろうけど。
大型アジ類自体は珍しいものではないけれど、こんなに小さいのは初めて見た。
可愛いと言えばもうひとつ。
ラッコ館の前に、タッチングプールがあるのだけど、そこの右端の池は磯魚が群れていて、設置されたガチャガチャで餌を買って与えることができる。
泳いでいるメンバーはメジナ、カゴカキダイ、イシダイ、タカノハダイ、ニザダイ、シマイサキ、クサフグなど。
餌を与え始めると、魚たちが一斉に群がってくるのだけど、その群れ方、餌の取り方に魚種の違いが見て取れるのが面白い。
控えめなカゴカキダイ。ワッと群がる割に、アピールはそれほど積極的ではないメジナ。それに比べて、もっと手に近づいてくるのがイシダイ。それに輪をかけて、水中から顔を突き出してくるのがタカノハダイといった具合に。
アピールしてくる魚たちが可愛くて、餌を顔の上に落としてやるのだけど、水中から顔が出ているから、上手く食べることができず、結局、要領のいいメジナたちの口に収まってしまうのだ。
魚たちが可愛くて、ウチでも飼いたくなった。
特にイシダイ、ニザダイ、タカノハダイは連れて帰りたくなったほど。
よくある鯉の餌やりより、間違いなく面白いので、オススメです!!
どうやら、下田海中水族館は、余所の水族館よりも連れて帰りたくなるような魚が揃っているみたいだ。
この水族館最大の水槽は、入り江に浮かぶ丸い船、アクアドームペリー号の中にある。
海に浮かんだ船の中の水槽といっても、その容量は600tと立派な大水槽だ。
だけど、奥行きや幅に対して、高さ(深さ)が際立ってあるので、底面積が小さい水槽のように感じてしまうのは、1000tオーバーの超大型水槽を見慣れてしまっているからなのだろうか?
下田周辺の海を再現したという水槽で、中に泳ぐ魚たちも魚屋などでも見られそうな馴染み深いものが中心。特別珍しいものがいるワケではないのだけど、目をこらしてよく見ると、あらゆるところにあらゆる魚が潜んでいて、それらを見つけていくのがものすごく楽しい。ガラス面にへばりついて水槽を上下している大きなホシエイや、正面で群れているイサキが目立っているけれど、よくよく見ると、本当にいろいろな魚が入っているので、この水槽を見る時は、頑張って1種類でも多くの魚を発見してみて欲しい。
アクリルのキズの多さには閉口させられるが、それを除けば、かなり魅力的な大水槽だ。
さて、沢山の種類の魚が入っているこの水槽から、オレが選んだのは2種類。
まずは、ハチビキ。
他の魚と一緒に群れていたりするから、分かりにくいのだけど、かなりの数がいる。
形も顔もマアジによく似ているけれど、赤みを帯びた体色と、マアジより肉食魚風のイヤらしい顔つきがオレ流の見分けポイント。
昨日まで名前が分からず、もちろん、こんな魚の魚名板なんか用意されていないから、“赤アジ”と呼んでいたのだけど、ようやく判明。
アジとはまるで関係のない(どちらもスズキ目なのは同じだけど)、ハチビキ科の魚だった。
伊豆三津シーパラダイスにもいたので、伊豆周辺ではよく獲れる魚なのかも知れない。
そしてもうひとつが、コレ。
ムロアジかモロのどちらか。
いずれも広義の“ムロアジ”なのだけど、生きた姿は初めて見たような気がする。
それまでは食材としてしか聞いたことがなかったからね。
この水槽では、サバと一緒に群れていて、サバの群れだと思っていたのだけど、模様がないヤツがかなりいることに気がついた。
よくよく見ると、アジっぽい。
撮った写真と図鑑を見比べながら、“ムロアジ”であることが判明したというワケ。
食材としてはものすごく馴染み深いアジの仲間だけれど、生きた姿はほとんど知らない。
何度も言うようだけど、アジの世界はホント、奥が深いよ。
アジといえば、シーパレスにいた大型アジの子供たちも個人的には印象深い魚だ。
今回の目的がヒシダイだったことは、ひとつ前のブログに書いた通りなのだけど、思わぬものが見れたという意味では、このチビアジたちが一番嬉しかったかも、みたいな気がしている。
だって、ものすごく可愛かったからね。
この水族館で生まれたトビエイの子の水槽に入っていたのだけど、便宜上入れられているものなのか、それぞれの魚名板はなく、アジ類がいることのアナウンスは一切なし。もしかして掃除屋なのかな?
種類はイトヒラアジ、カイワリ、ギンガメアジ、ロウニンアジの4種類。
ギンガメとかロウニンとか、大きくなるとイヤらしい顔つきになってしまうのに、小さいウチは顔も動きも可愛らしい。
思わず“こんな小さいの!!”と驚きを声に出してしまいそうなほどの小ささ。
金魚くらいの大きさの体で、水槽内を忙しく泳ぎ回っている姿を見ていると、ちょっと飼いたくなってきてしまった。すぐに大きくなってしまうんだろうけど。
大型アジ類自体は珍しいものではないけれど、こんなに小さいのは初めて見た。
可愛いと言えばもうひとつ。
ラッコ館の前に、タッチングプールがあるのだけど、そこの右端の池は磯魚が群れていて、設置されたガチャガチャで餌を買って与えることができる。
泳いでいるメンバーはメジナ、カゴカキダイ、イシダイ、タカノハダイ、ニザダイ、シマイサキ、クサフグなど。
餌を与え始めると、魚たちが一斉に群がってくるのだけど、その群れ方、餌の取り方に魚種の違いが見て取れるのが面白い。
控えめなカゴカキダイ。ワッと群がる割に、アピールはそれほど積極的ではないメジナ。それに比べて、もっと手に近づいてくるのがイシダイ。それに輪をかけて、水中から顔を突き出してくるのがタカノハダイといった具合に。
アピールしてくる魚たちが可愛くて、餌を顔の上に落としてやるのだけど、水中から顔が出ているから、上手く食べることができず、結局、要領のいいメジナたちの口に収まってしまうのだ。
魚たちが可愛くて、ウチでも飼いたくなった。
特にイシダイ、ニザダイ、タカノハダイは連れて帰りたくなったほど。
よくある鯉の餌やりより、間違いなく面白いので、オススメです!!
どうやら、下田海中水族館は、余所の水族館よりも連れて帰りたくなるような魚が揃っているみたいだ。
タグ:水族館
2008-12-15 00:30
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