下田海中水族館

下田海中水族館へ行ってきた。
以前、パソコンが壊れた時に消失したデータの中には、ここのものもあったから、それを取り返す意味でも、行きたいと強く思っていた水族館のひとつだった。

それにしても、下田は遠い。
距離にすれば、片道150㎞くらいか？　その内80㎞くらいは高速だからすぐなのだけど、高速を降りた小田原あたりからがメチャメチャ遠い。
海岸線の曲がりくねった道をタラタラ走ること2時間30分。
ウチからの所要時間は、成田→グアム間くらい。名古屋に走るような覚悟が必要だ。

下田海中水族館は、海に浮かんだ水族館だ。
入り口の自動ドアを出ると、目の前は海が広がっているのだ。
正確には、網で仕切った入り江に通路が浮かべられていて、奥の陸地部分に作られた展示やショープールのあるエリアへと歩いていくようになっている。
だけど、どこよりも広々とした天然の入り江がとても気持ちよくて、しかも、イルカが泳ぎ回るその入り江の水が綺麗だったりするものだから、長い時間を走ってきただけのことはあると満足させられる。


入り江が広いから、大きな水族館のように勘違いするが、規模は小さい。
すべての展示、ショーをひと通り見て回ったとしても、普通は2時間もあれば事足りてしまうのだろうと思う。
だけど、何となくのんびりした雰囲気（スタッフの人たちはものすごく忙しく働いてますよ）があって、ついついゆっくり過ごしたくなってくる。
そんな部分こそが、ここの水族館の魅力ではないかとオレは考えている。
だから、今回も閉館までゆっくり楽しんできた。せっかく遠い所まで行ったのだしね。
また、働いているスタッフの人が声をかけてきてくれたり、小さい水族館だからこそのフレンドリーさみたいなのも嬉しくて、ここの水族館の楽しさの一因となっていることは間違いない。

だけど、ゆったりとした雰囲気以外にも、もちろん魅力はある。
今回はチャレンジしなかったのだけど、ウェーダーを着用して入り江のイルカたちと遊べるプログラムなども楽しいし、展示やショーだって、ここでしか見られないものがあったりと、決して侮れない。
ここへ訪れるのは2回目なのだけど、水族館棟にいるヒシダイと、アシカの水中パフォーマンスの2つが目的だったくらいだし。

ヒシダイ

アシカの水中パフォーマンス

初めて訪れたワケではないので、そういう意味での感動はなかったのだけど、楽しい場所はいつ行ったって楽しいものなのだ。
というワケで、オレの評価は3つ☆（5つ☆中）だ。

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