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10月30日の葛西臨海水族園 [水族館インプレッション]

年間パスを持っていると、思い立った時にそこに行けるという魅力が生まれる。
それが遠い場所ならともかく、近くなら、それこそ時間があるから水族館に行こう!! みたいな感じで出掛けられるようになる。
というワケで、10月の末にフラリと葛西臨海水族園に行ってきた。

1ヶ月ぶりくらいの訪問だったのだけど、ちょっとした変化もあった。
まず、メインのマグロ水槽に30㎝くらいの小ぶりなカツオが沢山追加されていた。
小さなカツオたちは、全開? みたいなペースで泳ぎ回っていて、とても写真が撮れるようなものではなかったけれど、水槽内は実に賑やか。
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元からいた大きなカツオやスマの間を縫うように、小さなカツオがせわしないくらいギュンギュンと泳ぎ回る。
そこで、何かが足りないことに気がついた。
シュモクザメがいないのだ。
まさか、全部死んでしまった、なんてことはないだろうし…
と、給餌解説の後、担当のスタッフの人に聞いてみた。
すると、シュモクザメたちは入り口前のシュモクザメ水槽に引っ越ししたのだそうだ。
確かに、言われてみれば、いつもより小さなシュモクザメがいたような気も。
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何でも、シュモクザメたちは小さなカツオたちが導入されると、喜んで捕食し始めるのだとか。
それがいつもの餌よりもうまいことを知っているのだろうね。
昨年はそのままにしておいたら、捕食されたり、追い回されたことでどこかに激突するなどして、かなりの数が死んでしまったのだそうだ。
そこで、今年はシュモクザメを移動したとのこと。

ところで、あの水槽からどうやってシュモクザメを移動したと思います?
答えは釣り。
しかも、水底まで開かないカプセルに餌を入れて沈めることで、その他を釣ってしまわない工夫もなされているとか。
不謹慎ながら、そのシュモクザメ移動作戦の現場を見てみたかったなぁ、と思うことしきり。

ちょっとした変化に気づいて、それについて聞いてみると、思わぬ面白い話が聞けてしまったりするのが、“通う”メリットかな?
最寄りに水族館がある人は、年間パス、オススメです。
それまでよりちょっとだけ、奥の深い楽しみ方ができると思いますよ。
タグ:水族館
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