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イルカたちの恋 [鯨類]

イルカなどの鯨類は群れで生活する、社会性のある動物である。
だから、飼育下でも横のつながりがしっかりあって、個体同士の仲の善し悪しも結構あるらしい。
面白いのは、種類が違うもの同士でも問題なく? 仲良くなること。
異種同士の混泳が問題ないだけでなく、本来、捕食者であるはずのシャチでも自分よりはるかに小さいバンドウイルカと仲良くできてしまうのだから驚かされる。

同種、異種に関わらず、良好な関係を築けるというだけではない。
恋の対象にもなるようなのだ。

昨日、エノスイで、2Fのテラスからイルカたちを眺めていた時のこと。
ハナゴンドウと1頭のバンドウイルカが盛んにじゃれ合っている。
IMG_7634.jpg
身体と身体をこすりつけあうようにしながら、プールの中をグルグルと泳ぎ回っていた。しばらくそれを続けていたかと思うと、ハナゴンドウがおとなしくなり、水に身を任せるように身体を横たえた。
すると、バンドウイルカはそこに下半身を寄せるように近づき、おもむろに交尾が始まってしまった。
IMG_7630.jpg
ハナゴンドウの下にいるのがバンドウイルカ。
IMG_7633.jpg
完全に挿さっちゃってます(笑)

じゃれ合いから交尾に至るまでの流れは、その後も続いた。
彼らは、いちゃいちゃしてたってワケだ。何だか楽しそうじゃねぇか!! とちょっぴりうらやましいような感情も(笑)

同じような光景は、3月の鴨川シーワールドでも見かけた。
シロイルカとハセイルカの2頭がその時の主人公。
シロイルカはものすごく悶々としているようで、ショーどころではなかった様子。
結局、どんな指示も受け付けず、ひたすらハセイルカの後を追うばかり。
昨日のハナゴンドウもそうだったけれど、追われるメスもまんざらではなさそうな感じ。
そこで交尾に至っても、異種間雑種が生まれてしまうことは少ないようだが、それがないワケではない。数は少ないが、カマイルカ×バンドウイルカとか、バンドウイルカ×ハナゴンドウなどの異種間のハイブリッドがいる水族館もある。

そういうシーズンであることは分かるけれど、キミたち誰でもいいの? みたいに思えてくる。
ひょっとすると、飼育スタッフに恋してしまうイルカなんかもいるのかも?
今度、どこかで聞いてみることにしよう。
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