エノスイのイルカショー [鯨類]
イルカショーなどの海獣パフォーマンスは、展示などと並ぶその水族館の“もうひとつの顔”である。
人気があることももちろんながら、その水族館を象徴する見せ物であるワケだから、どこも力を入れている。そんな中でも“ここのは素晴らしい!!”と思える海獣パフォーマンスを見せてくれる園館のひとつが、新江ノ島水族館だ。
エノスイのイルカショーのパイオニアだそうだが、今現在見られるショーも面白い。
休日のみのドルフェリアと毎日行われるスプラッシュの2つの演目があるが、オレはそのどちらも好き。でも、ここに書いてる内容は、スプラッシュについてと思って欲しい。
エノスイのイルカショーは楽しい。
だけど、イルカそのものの能力は、必ずしも最高だとは思っていない。
バラけ(言うことを聞かなくなること)やすいし、よその水族館にはもっとデキるイルカもいる。
じゃあ、何で? と思うだろう。
ショーでパフォーマンスを披露するイルカやアシカは、指示された通りに動いているに過ぎない。それらのその日の状態を見極め、どこでどう動かすか判断し、その時々適当な指示を出すのはトレーナーなのだ。つまり、イルカやアシカの魅力を活かすも殺すもトレーナー次第。さらに、ショー全体の構成や演出もトレーナーが考え、行っていることを考えると、ショーの出来不出来はすべてトレーナーにかかっているのだ。オレは常々、海獣パフォーマンスの面白さはトレーナーの能力次第だと思っているのだけど、エノスイのショーが面白いのは、そういう理由なんだと思うのがひとつ。
それから、テンポがいいこと。
イルカショーでは結構ありがちなのだけど、イルカとトレーナーのタイミングが合わなかったりして、結構な“間”ができてしまうことが多い。
何となく気まずい空気になるその間が、エノスイのショーにはほとんどないのがふたつめ。
そして、スタジアムの作りも関係しているような気がするのがみっつめ。
新江ノ島水族館になって初めてイルカショーを観た時のことだ。
その時の演目はまだスプラッシュではなかったのだけど、演目そのものよりもプールの狭さが気になった。
新しくできた水族館で、しかも外にあるプールなのに、どうしてこんなに小さく作るんだろう? かなり不思議に思った。
だけど、その狭さが、迫力を演出してるような気がするのだ。
狭いが故に、観客席から近くでイルカが飛び上がる。
まるでこちらに迫ってくるような迫力だ。
ショーの最後を締めくくる3頭立てのバックフリップなんて、例えば八景島の大きなショープールでは同じことをやっても、あそこまでの迫力は感じないはずだ。
こう聞くと、ものすごく計算されたショー、みたいな気がしてこないだろうか?
もちろん、エノスイ以外でも素晴らしいイルカショーが見られる水族館は沢山あるのだけど、スタジアムの大きさまで考えられたショーはあまりないんじゃないだろうか?
もっとも、どこよりも回数を見ているから、単に見慣れているだけ、かも知れないけれど(笑)
人気があることももちろんながら、その水族館を象徴する見せ物であるワケだから、どこも力を入れている。そんな中でも“ここのは素晴らしい!!”と思える海獣パフォーマンスを見せてくれる園館のひとつが、新江ノ島水族館だ。
エノスイのイルカショーのパイオニアだそうだが、今現在見られるショーも面白い。
休日のみのドルフェリアと毎日行われるスプラッシュの2つの演目があるが、オレはそのどちらも好き。でも、ここに書いてる内容は、スプラッシュについてと思って欲しい。
エノスイのイルカショーは楽しい。
だけど、イルカそのものの能力は、必ずしも最高だとは思っていない。
バラけ(言うことを聞かなくなること)やすいし、よその水族館にはもっとデキるイルカもいる。
じゃあ、何で? と思うだろう。
ショーでパフォーマンスを披露するイルカやアシカは、指示された通りに動いているに過ぎない。それらのその日の状態を見極め、どこでどう動かすか判断し、その時々適当な指示を出すのはトレーナーなのだ。つまり、イルカやアシカの魅力を活かすも殺すもトレーナー次第。さらに、ショー全体の構成や演出もトレーナーが考え、行っていることを考えると、ショーの出来不出来はすべてトレーナーにかかっているのだ。オレは常々、海獣パフォーマンスの面白さはトレーナーの能力次第だと思っているのだけど、エノスイのショーが面白いのは、そういう理由なんだと思うのがひとつ。
それから、テンポがいいこと。
イルカショーでは結構ありがちなのだけど、イルカとトレーナーのタイミングが合わなかったりして、結構な“間”ができてしまうことが多い。
何となく気まずい空気になるその間が、エノスイのショーにはほとんどないのがふたつめ。
そして、スタジアムの作りも関係しているような気がするのがみっつめ。
新江ノ島水族館になって初めてイルカショーを観た時のことだ。
その時の演目はまだスプラッシュではなかったのだけど、演目そのものよりもプールの狭さが気になった。
新しくできた水族館で、しかも外にあるプールなのに、どうしてこんなに小さく作るんだろう? かなり不思議に思った。
だけど、その狭さが、迫力を演出してるような気がするのだ。
狭いが故に、観客席から近くでイルカが飛び上がる。
まるでこちらに迫ってくるような迫力だ。
ショーの最後を締めくくる3頭立てのバックフリップなんて、例えば八景島の大きなショープールでは同じことをやっても、あそこまでの迫力は感じないはずだ。
こう聞くと、ものすごく計算されたショー、みたいな気がしてこないだろうか?
もちろん、エノスイ以外でも素晴らしいイルカショーが見られる水族館は沢山あるのだけど、スタジアムの大きさまで考えられたショーはあまりないんじゃないだろうか?
もっとも、どこよりも回数を見ているから、単に見慣れているだけ、かも知れないけれど(笑)
2008-06-22 20:04
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