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八景島シーパラダイスのバックヤードツアー [水族館インプレッション]

水族館はそれ自体が“生き物”だから、行く度に違った印象を受けるものだ。
だから、好きな水族館でも、その時々によってつまらなく感じたり、逆に評価の低い水族館でも、楽しく感じることもある。

土曜日、アザラシ好きの知人に誘われて、八景島シーパラダイスに行ってきた。
目的はもちろん、生まれたばかりのハイイロアザラシの赤ちゃんを見るためだ。

いつもはひとりで行く水族館も、誰か他の人と行くと、いつもとは違った印象を受ける。
その訳は、いつもと違う見方をしたり、見ないものを見たりするから。
一緒に行った人間が水族館の展示や動物に知識やこだわりのある水族館好きだったりすると、そんな傾向がことさら強くなる。
土曜日がまさにそんな感じだった。

個人的には八景島シーパラダイスは評価の高くない水族館だ。
海獣ショーとウミガメの水槽くらいしか見るものがない。そんなイメージがあるから。
だけど、知人に誘われて参加したバックヤードツアーが想像以上に内容が濃くて、予想以上に楽しめてしまった。

オレはこれまで、いろいろな水族館のバックヤードツアーに参加し、その現場を見せてもらってきたが、基本的な内容は余所の水族館ともあまり違わない。
だけど、その回はガキンチョが少なかったり、参加人数が比較的少ないなど、“バックヤードツアーが楽しくなる条件”が満たされていたのが大きい。
それらの条件が満たされたお陰で、解説は比較的しっかりした内容だったし、見学できるそれぞれの場所をじっくりと見せてもらうことができた。また、解説に加え、所々質問することができたりしたのも楽しさに大きく影響していたと思う。
IMG_6438.jpg
シロワニの水槽の上部。ツアー時にはイワシに給餌を行っていた。

裏手から見る八景島シーパラダイスは、表からみるより大きさを感じた。
やはり、国内屈指の規模を誇る巨大施設なんだなぁ、と感じさせられた。同時に、所々で旧さを感じるような場面もあった。
IMG_6440.jpg
アクアチューブのある大水槽上部。このすぐ下にエスカレーターの最上部がある。

だけど、参加したことで、新たな発見もあったし、約1時間ほどだけど濃い時間を過ごすことができた。参加するには500円が必要だけど、十分に元は取れると思う。

八景島シーパラダイスに行かれた際には、まず、入り口右側の案内書でバックヤードツアー参加の予約をすることをオススメする。きっと、何かしらの発見と楽しい時間が過ごせるはずだから。
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