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ヨコハマおもしろ水族館(神奈川) [水族館インプレッション]

関東の、簡単に行ける水族館はほぼ巡り終えた。
しかし、簡単に行けるのに、まだ行ったことのない水族館がひとつあった。
横浜中華街にある「よしもとおもしろ水族館」だ。
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行こうと思えば、横浜はすぐに行ける。仕事や用事で近くまで行くこともあったし、実を言うと水族館の目の前までは行ったこともあった。
以前、某SNSで繋がりのあった人から「ミストラルさんには絶対合わないと思う」というアドバイス? の効果、というワケでもないのだけど、この水族館を紹介する時にしばしば登場する「寿司店水槽」とか「たこ焼き水槽」などのダジャレやジョークをテーマにした水槽は、見てみたいと思わせるものではなかったからだ。

それがどうして行く気になったかというと、吉本興業との関係がなくなり、現在の名称となった2年ほど前くらいから、積極的に深海生物をテーマにしたイベントを開催したり、普通の水族館? みたいな活動も増え、どうやらそれまでの「おもしろ水族館」の路線からは少々変わったようだったから。友人や知人からも、珍しいものも見られる、という話も聞こえていたし。
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館内に並ぶ水槽は考えていた以上に数が多かったことには少し驚かされたが、水槽はいずれも小さいものばかりで、その中を泳ぐのは水槽のサイズに見合った幼魚が中心。それらも驚くようなものは少なく、言葉悪く例えるなら、熱帯魚店的、といった感じだろうか。
もちろん、それは分かっていた。水族館があるのはビルの1フロアに過ぎないのだからね。
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吉本時代の名残り? 「寿司店水槽」とか「たこ焼き水槽」なども健在だった。

そこまでの展示は、概ね想像通り。しかし、深海コーナーには少なからず驚かされた。
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深海コーナーも他と同じく、小さな水槽がいくつか並んだ熱帯魚店的な作りなのだけど、そんな水槽には「何でこんなのいるの!!」みたいな深海生物が入っていたりしたからだ。
中でも、オオグソクムシのアルビノ個体が有名だが、個人的にはヒメコンニャクウオに特に驚かされた。
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いかにも深海魚的な形をした魚が、調子良さそうに泳いでいるというだけでも驚きに値するが、そんな激レア生物に、まさかここで遭遇できるとは思っても見なかったので余計に驚かされた感じだろうか。まったく、水族館やそこで働く人たちには失礼だけどねぇ(笑)

また、それぞれの水槽は深海生物の水槽にしては明るいので、それら珍生物を観察しやすいのもよかった。
個人的には深海生物マニアではないのだけど、このエリアの展示だけで1400円を支払う価値は十分あったと思うし、大きな満足感が得られた。
それに小さな魚も見られる、と思えば、かなりの満足感とすら思えたくらいだ。

ただ、オレがこの水族館に行ったのは、半年近く前の2月のこと。
そのため、オレが見たものがそのまま見られるとは限らないけれど、最近では、ここのスタッフ氏が手作りしたシュモクザメの全身骨格標本が展示されていたりと、何かしら面白そうなものは見られるはず。
中華街に食事や買い物に来たついでに立ち寄ってみるには、珍しいものも見られるし、中華街散策がより楽しくなる要素としては十分以上の魅力がある施設、じゃないかな?
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民進党大嫌い

行ってみたい
by 民進党大嫌い (2016-05-16 16:39) 

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