アクアマリンふくしまの大水槽の気になる魚 [海の魚]
アクアマリンふくしまの大水槽「潮目の海」は、アクアマリン中でも好きな水槽のひとつ。
ガラス張りの建物ならではの太陽光が降り注ぎ、とても綺麗だからだ。
三角形のトンネルを挟んで親潮、黒潮の2つの水槽に分かれていて、水温の冷たい親潮水槽は海藻類が茂り、その間を様々な魚が行き交う美しい水景が楽しめる。反対側の黒潮水槽はアクアマリンでは最大の1500tの水槽で、中はシンプルなベアタンク。大量のイワシと、カツオが主役。今回はその黒潮水槽の(魚の)話。
先にも書いた通り、水槽の主役はカツオとイワシ。
もちろん、カツオはイワシを襲うので、イワシたちは水面付近で群れをなしている。
食われてしまう分を見越してか、大量に入っているので、群れの変化を楽しむというよりは、水面を覆い隠す雲のような感じ。
もうひとつの主役であるカツオは、その下、中層よりやや下あたりを泳いでいる。
カツオを飼育する水族館はいくつかあるけれど、飼いやすい魚ではないのだそうだ。
遊泳速度の速さや、神経質な性質なども関係しているのだろうけど、飼育下にあるものはキズが多く、綺麗でないことが多かったり、美ら海水族館などではアクリルパネルの近くまで来ないために見えにくく、それがいるのが分かる程度。よく見知った魚であるにも関わらず、印象に残りにくい魚だったりする。
しかし、アクアマリンのこの水槽はそんなカツオがすごく見やすい。
飼育を難しくする要因でもある弾丸のような泳ぎが、その姿形をじっくり見ることも難しくしているが、この水槽では何故か、比較的ゆっくり(カツオにしては)泳いでいて、色や形をじっくり堪能することができるのだ。
しかも、泳いでいるものはどれも、かなりしっかりむっちり育っていて、力強い遊泳魚に(=美味しそうに・笑)見える。
イワシを襲うモードに入ると、体側によく見知った縦縞が現れ、ミサイルみたいに群れの中に突っ込んでいく様子も観察できる。
太陽光が降り注ぐ水槽だけに、何となく眺めているのが気持ちのいい水槽だったりするのだけど、カツオのカッコよさについつい写真を撮りたくなってしまい、結局、必死になってしまう(笑)
でも、カツオのカッコよさを堪能するなら、どこよりもオススメな水槽だ!!
同じ水槽にはマグロも泳いでいる。
かつては大型種であるクロマグロがいたこともあったけれど、今はいない。
でも、そこそこ大きくなるキハダがいる。
キハダは黄色いヒレを持った種類だが、陽の光が入る水槽で見ると、青い背中と黄色いヒレが何とも綺麗なのだ。
個人的に、マグロの類は太陽光が入る水槽で見るに限る!! と思っているのだけど、中でもキハダは特に陽光下で見たい。まさしく光り輝くヒレや小離鰭がものすごく綺麗で、カッコよく見えるから。とりわけ、数匹いる少し大きな個体に日が当たった瞬間は、ハッとさせられるほど綺麗でカッコいい。
アクアマリンふくしまの水槽では少々狭く見えてしまうような大型魚だが、その泳ぎがカツオほどにはせわしなくない分、それよりはじっくり? 見ることができる。
カツオやキハダはアクアマリン以外でも見られるし、見たことがあるけれど、同じ水槽にいたコシナガは、アクアマリンでしか見られないマグロ類だ。
食用のマグロとしても、他の種類ほどメジャーではなく、明確に区別されることが少ない種類なのだとか。
つまり、マグロとしてはかなりマイナーで、注目度の低い種類。
数種類あるマグロの中から、わざわざそれを展示するなんて、アクアマリンもかなり物好きなようだ(笑)
もちろん、生きた姿を見たのは初めてだ。
でも、そのコシナガ、サイズもそれほど大きくないので、カツオ、小型のキハダと一緒に群れ泳いでいる。同属ということもあり、顔つきはキハダとそっくり。カメラを構えて待ってても、パッと見ではキハダと区別が付かず、目の前を通り過ぎてしまったり、撮ったと思ったら、黄色いヒレが見えたりと、なかなか難しい。
ただ、ずっと眺めてると慣れてくるのか、ヒレを見なくてもコシナガが分かるようになってきた。
アクリル面の近くに来ないので、写真は撮りにくかったけど、ここでしか見られないマイナーなマグロが見てみたいという人は、アクアマリンまで!!
カツオやマグロ類に加え、この水槽にはちょっとした脇役も入っている。
以前はバショウカジキやギンカガミなんかがいたこともあったりと、ちょっと面白い魚が見られたりする。
今回見られた脇役その1は、ハマダツ。
水面付近のイワシの群れの中に混じるように泳いでいたけれど、驚いたのはそのデカさ。
1.5mくらいありそうなサイズ。ダツというと、サンマを大きくしたみたいなヒョロッとした魚、というイメージだが、その大きな体にはそんなイメージがなく、一瞬、何あの魚? と思ったほど。
そんなマッチョなハマダツだが、イワシたちにとっては脅威ではないらしく、群れの中を泳いでもほとんど逃げ回ることはなかった。
まぁ、魚から伝わってくるピリピリとした感じ? 威圧感? は、確かにカツオほどではなかったけれど…
気になる脇役その2はタチウオ。
下層にカツオが勢いよく泳いでいるせいか、立っているものはなく、どの個体も普通の魚と同じような姿勢で泳いでいた。
時々、イワシを襲うようなそぶりを見せるものの、やはりカツオほどの威圧感はない模様。
ずっと見ていると、アクリルにぶつかる個体がいたりと、飼育の難しさの理由を垣間見た気がした。
水族館でタチウオというと、暗い水槽でひっそり展示されていることが多いけれど、ここでは太陽光が降り注ぐ明るい水槽での展示。
キラキラ輝く体がますます眩しく見えた。暗い水槽で見るのも悪くないけれど、明るい中で見るのもいいものだなぁ、と、その魅力を再発見したような気になれた。
ガラス張りの建物ならではの太陽光が降り注ぎ、とても綺麗だからだ。
三角形のトンネルを挟んで親潮、黒潮の2つの水槽に分かれていて、水温の冷たい親潮水槽は海藻類が茂り、その間を様々な魚が行き交う美しい水景が楽しめる。反対側の黒潮水槽はアクアマリンでは最大の1500tの水槽で、中はシンプルなベアタンク。大量のイワシと、カツオが主役。今回はその黒潮水槽の(魚の)話。
先にも書いた通り、水槽の主役はカツオとイワシ。
もちろん、カツオはイワシを襲うので、イワシたちは水面付近で群れをなしている。
食われてしまう分を見越してか、大量に入っているので、群れの変化を楽しむというよりは、水面を覆い隠す雲のような感じ。
もうひとつの主役であるカツオは、その下、中層よりやや下あたりを泳いでいる。
カツオを飼育する水族館はいくつかあるけれど、飼いやすい魚ではないのだそうだ。
遊泳速度の速さや、神経質な性質なども関係しているのだろうけど、飼育下にあるものはキズが多く、綺麗でないことが多かったり、美ら海水族館などではアクリルパネルの近くまで来ないために見えにくく、それがいるのが分かる程度。よく見知った魚であるにも関わらず、印象に残りにくい魚だったりする。
しかし、アクアマリンのこの水槽はそんなカツオがすごく見やすい。
飼育を難しくする要因でもある弾丸のような泳ぎが、その姿形をじっくり見ることも難しくしているが、この水槽では何故か、比較的ゆっくり(カツオにしては)泳いでいて、色や形をじっくり堪能することができるのだ。
しかも、泳いでいるものはどれも、かなりしっかりむっちり育っていて、力強い遊泳魚に(=美味しそうに・笑)見える。
イワシを襲うモードに入ると、体側によく見知った縦縞が現れ、ミサイルみたいに群れの中に突っ込んでいく様子も観察できる。
太陽光が降り注ぐ水槽だけに、何となく眺めているのが気持ちのいい水槽だったりするのだけど、カツオのカッコよさについつい写真を撮りたくなってしまい、結局、必死になってしまう(笑)
でも、カツオのカッコよさを堪能するなら、どこよりもオススメな水槽だ!!
同じ水槽にはマグロも泳いでいる。
かつては大型種であるクロマグロがいたこともあったけれど、今はいない。
でも、そこそこ大きくなるキハダがいる。
キハダは黄色いヒレを持った種類だが、陽の光が入る水槽で見ると、青い背中と黄色いヒレが何とも綺麗なのだ。
個人的に、マグロの類は太陽光が入る水槽で見るに限る!! と思っているのだけど、中でもキハダは特に陽光下で見たい。まさしく光り輝くヒレや小離鰭がものすごく綺麗で、カッコよく見えるから。とりわけ、数匹いる少し大きな個体に日が当たった瞬間は、ハッとさせられるほど綺麗でカッコいい。
アクアマリンふくしまの水槽では少々狭く見えてしまうような大型魚だが、その泳ぎがカツオほどにはせわしなくない分、それよりはじっくり? 見ることができる。
カツオやキハダはアクアマリン以外でも見られるし、見たことがあるけれど、同じ水槽にいたコシナガは、アクアマリンでしか見られないマグロ類だ。
食用のマグロとしても、他の種類ほどメジャーではなく、明確に区別されることが少ない種類なのだとか。
つまり、マグロとしてはかなりマイナーで、注目度の低い種類。
数種類あるマグロの中から、わざわざそれを展示するなんて、アクアマリンもかなり物好きなようだ(笑)
もちろん、生きた姿を見たのは初めてだ。
でも、そのコシナガ、サイズもそれほど大きくないので、カツオ、小型のキハダと一緒に群れ泳いでいる。同属ということもあり、顔つきはキハダとそっくり。カメラを構えて待ってても、パッと見ではキハダと区別が付かず、目の前を通り過ぎてしまったり、撮ったと思ったら、黄色いヒレが見えたりと、なかなか難しい。
ただ、ずっと眺めてると慣れてくるのか、ヒレを見なくてもコシナガが分かるようになってきた。
アクリル面の近くに来ないので、写真は撮りにくかったけど、ここでしか見られないマイナーなマグロが見てみたいという人は、アクアマリンまで!!
カツオやマグロ類に加え、この水槽にはちょっとした脇役も入っている。
以前はバショウカジキやギンカガミなんかがいたこともあったりと、ちょっと面白い魚が見られたりする。
今回見られた脇役その1は、ハマダツ。
水面付近のイワシの群れの中に混じるように泳いでいたけれど、驚いたのはそのデカさ。
1.5mくらいありそうなサイズ。ダツというと、サンマを大きくしたみたいなヒョロッとした魚、というイメージだが、その大きな体にはそんなイメージがなく、一瞬、何あの魚? と思ったほど。
そんなマッチョなハマダツだが、イワシたちにとっては脅威ではないらしく、群れの中を泳いでもほとんど逃げ回ることはなかった。
まぁ、魚から伝わってくるピリピリとした感じ? 威圧感? は、確かにカツオほどではなかったけれど…
気になる脇役その2はタチウオ。
下層にカツオが勢いよく泳いでいるせいか、立っているものはなく、どの個体も普通の魚と同じような姿勢で泳いでいた。
時々、イワシを襲うようなそぶりを見せるものの、やはりカツオほどの威圧感はない模様。
ずっと見ていると、アクリルにぶつかる個体がいたりと、飼育の難しさの理由を垣間見た気がした。
水族館でタチウオというと、暗い水槽でひっそり展示されていることが多いけれど、ここでは太陽光が降り注ぐ明るい水槽での展示。
キラキラ輝く体がますます眩しく見えた。暗い水槽で見るのも悪くないけれど、明るい中で見るのもいいものだなぁ、と、その魅力を再発見したような気になれた。
タグ:アクアマリンふくしま 水族館
2014-08-16 00:05
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コメント(2)
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こんばんは
先日はメールをどうもです。
あの個体は来週届きます。
すでに飼育されてる方のブログを見ると早く欲しくてウズウズです。
このカツオすごく綺麗ですね!
紡錘体型とメタリックな体色がなんとも言えません!
大この特化した体型ゾクゾクきます。
陸に揚げると即弱りますけど(笑)
タチウオは何処の個体を見ても口先傷めてますよね。
傷めない様な展示方法は難しいのでしょうね。
先になりますが来年には八景島シーパタダイスに行こうと思います。
綺麗なアリガー見たいですので。
その時はか〇うさんにも行く予定です。
by タカ (2014-08-16 18:58)
>タカさん
流石です!!
全部ご存じだったんですね!!
オレもきっと、買うことになるんでしょうけど、今はグァテマラクロスが小さいのでまだ…
そんなこと言ってると、大きくなってしまいそうですけど…
カツオ、綺麗でした。
水族館ではあまり綺麗な印象のない魚なんですけど…
タチウオも同様です。
遊泳速度は違いますが、難しさの理由は、同じようなことなのかなぁ、と想像しています。
アリゲーターガー見学ですか?
いろいろきっと、感動できると思います。
最近、八景島の水槽なら、繁殖できるなぁ、なんて考えてしまいます(笑)
by ミストラル (2014-08-17 23:48)