かすみがうら市水族館(茨城) [水族館インプレッション]
いつぞやのブログで“関東(東京近郊)でピラルクーを見るのは案外、簡単ではない”と書いた。
実際、それが見られる水族館は少なく、東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城や栃木まで含めても6カ所しかないのだ。
でも、その6カ所の内、まだ行ったことのない所をひとつ残していた。
かすみがうら市水族館である。
アクアワールド大洗に行く途中みたいな所にあるので、寄るのは難しくなかったはずだが、後回しになっていたのは、館内での写真撮影が禁止だという話を聞いていたから。
しかし、かすみがうら市水族館に行った人のブログを発見。そこには館内の写真も掲載されており、どうやら写真撮影も問題ない様子。
ならば行くしかない!! とレンタカーを手配したのが先週の話。
しかし、東京に大雪が降ったせいで、都内は大渋滞。高速もあちこちが通行止めになり、結局その日は辿り着けず終い。
レンタカー代を支払って長時間の渋滞にはまっただけというのが死ぬほど腹立たしかったので、昨日、再チャレンジ。天気にも恵まれたことで、今度は無事、辿り着くことができた。
霞ヶ浦の湖畔に立つかすみがうら市水族館は、その名の通り、以前は市営の施設だったらしい。しかし、今は民営化。館長が個人的に運営? を行っているようだ。
規模は小さく、沼津港深海水族館より少し大きいくらいか。あっさり見て回ろうとすると、30分もあれば事足りてしまいそうだ。しかし、水槽の数は多く、その中身も霞ヶ浦に生息する魚類が中心かと思いきや、バラエティ豊かなラインナップになっていて、地元の淡水魚はもちろん、海外の淡水魚、一部海の魚もおり、オレの目的だったピラルクーに加え、カメや両生類、昆虫類などまで展示されていて、生き物好きの男の子なら、かなり真剣に喜べそうだ。
もちろん、霞ヶ浦産の淡水魚も数多くがいるが、それだけが主役になっていない、ということ。
それで入館料は310円。水族館前は公園のような広場になっていて、すぐ横に広大な霞ヶ浦が広がっていることもあり、ものすごく広々とした空間。広場でのんびりするついでに、魚を見る。そんな休日にピッタリな水族館だ。とりあえず、損した気分になることはないと思う。
館内設備は、正直、あまり水族館らしくない。
家庭にもありそうな水槽がそのほとんどを占めており、周辺設備も手作り感がいっぱい。
少ない予算の中で水族館を運営していく中では、見た目より、維持、管理が優先されてしまうのは仕方がないところかも知れないが、そういう部分を見苦しく感じる人もいるかも知れない。個人的には、そういう部分も気にならなかった、と言うか、却って落ち着くような感じさえした。
飼いたい魚は沢山ある。でも、水槽や予算に限りがある、なんて経験をしたことがある人にとっては、きっと、ここの展示スペースには親近感を憶えることだろう。
オレのそんな親近感をさらに高めてくれたのが、ここの館長だった。
ピラルクーの写真を撮っていた時に、話しかけてきてくれて、その話の成り行きから「○○見ますか?」とか、「○○に餌をあげるので見てください」とか、いろいろな水槽や魚を案内してくれて、気がついた時には3時間が経過していた。
オレの方も水族館の人というより、魚好きと話をしてるみたいな気分になってきて、水族館に来たというより、館長のコレクションを見に来た、みたいな感覚になったほど。
何でも、開館中は、こうしてお客と話をすることが多いのだそうだ。
お陰で、初めて行った水族館ながら、まるで常連みたいな気分。かすみがうら市水族館のこと、結構詳しくなれました(笑)
ものすごく珍しいものがいるワケではないけれど、身近な感じがオレには心地よかった。
自分で魚を飼っているような魚好きなら、何か感じるものがあるかも知れない。
デートなど、水族館らしい水族館を期待するなら、もう少し走ってアクアワールド大洗に行くことをオススメするが、両館はハシゴも可能なので、ここで寄り道してから行くというのもアリかも!? 実際、この日のオレはそうだったし。
とりあえず、ここの水族館をオススメするなら、虫、ザリガニ、カメなんかも多くいるので、それらが大好きな男の子。
それから、タツノオトシゴ好き。
5種類が展示されているが、館長自身が「タツノオトシゴだけの水族館を作りたい!!」と話すほどのタツマニア。オレは違うから、その手の話では盛り上がれなかったけれど、タツノオトシゴ好きや、その仲間を飼っているという人なら、きっと楽しい時間を過ごせるはずだ。
実際、それが見られる水族館は少なく、東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城や栃木まで含めても6カ所しかないのだ。
でも、その6カ所の内、まだ行ったことのない所をひとつ残していた。
かすみがうら市水族館である。
アクアワールド大洗に行く途中みたいな所にあるので、寄るのは難しくなかったはずだが、後回しになっていたのは、館内での写真撮影が禁止だという話を聞いていたから。
しかし、かすみがうら市水族館に行った人のブログを発見。そこには館内の写真も掲載されており、どうやら写真撮影も問題ない様子。
ならば行くしかない!! とレンタカーを手配したのが先週の話。
しかし、東京に大雪が降ったせいで、都内は大渋滞。高速もあちこちが通行止めになり、結局その日は辿り着けず終い。
レンタカー代を支払って長時間の渋滞にはまっただけというのが死ぬほど腹立たしかったので、昨日、再チャレンジ。天気にも恵まれたことで、今度は無事、辿り着くことができた。
霞ヶ浦の湖畔に立つかすみがうら市水族館は、その名の通り、以前は市営の施設だったらしい。しかし、今は民営化。館長が個人的に運営? を行っているようだ。
規模は小さく、沼津港深海水族館より少し大きいくらいか。あっさり見て回ろうとすると、30分もあれば事足りてしまいそうだ。しかし、水槽の数は多く、その中身も霞ヶ浦に生息する魚類が中心かと思いきや、バラエティ豊かなラインナップになっていて、地元の淡水魚はもちろん、海外の淡水魚、一部海の魚もおり、オレの目的だったピラルクーに加え、カメや両生類、昆虫類などまで展示されていて、生き物好きの男の子なら、かなり真剣に喜べそうだ。
もちろん、霞ヶ浦産の淡水魚も数多くがいるが、それだけが主役になっていない、ということ。
それで入館料は310円。水族館前は公園のような広場になっていて、すぐ横に広大な霞ヶ浦が広がっていることもあり、ものすごく広々とした空間。広場でのんびりするついでに、魚を見る。そんな休日にピッタリな水族館だ。とりあえず、損した気分になることはないと思う。
館内設備は、正直、あまり水族館らしくない。
家庭にもありそうな水槽がそのほとんどを占めており、周辺設備も手作り感がいっぱい。
少ない予算の中で水族館を運営していく中では、見た目より、維持、管理が優先されてしまうのは仕方がないところかも知れないが、そういう部分を見苦しく感じる人もいるかも知れない。個人的には、そういう部分も気にならなかった、と言うか、却って落ち着くような感じさえした。
飼いたい魚は沢山ある。でも、水槽や予算に限りがある、なんて経験をしたことがある人にとっては、きっと、ここの展示スペースには親近感を憶えることだろう。
オレのそんな親近感をさらに高めてくれたのが、ここの館長だった。
ピラルクーの写真を撮っていた時に、話しかけてきてくれて、その話の成り行きから「○○見ますか?」とか、「○○に餌をあげるので見てください」とか、いろいろな水槽や魚を案内してくれて、気がついた時には3時間が経過していた。
オレの方も水族館の人というより、魚好きと話をしてるみたいな気分になってきて、水族館に来たというより、館長のコレクションを見に来た、みたいな感覚になったほど。
何でも、開館中は、こうしてお客と話をすることが多いのだそうだ。
お陰で、初めて行った水族館ながら、まるで常連みたいな気分。かすみがうら市水族館のこと、結構詳しくなれました(笑)
ものすごく珍しいものがいるワケではないけれど、身近な感じがオレには心地よかった。
自分で魚を飼っているような魚好きなら、何か感じるものがあるかも知れない。
デートなど、水族館らしい水族館を期待するなら、もう少し走ってアクアワールド大洗に行くことをオススメするが、両館はハシゴも可能なので、ここで寄り道してから行くというのもアリかも!? 実際、この日のオレはそうだったし。
とりあえず、ここの水族館をオススメするなら、虫、ザリガニ、カメなんかも多くいるので、それらが大好きな男の子。
それから、タツノオトシゴ好き。
5種類が展示されているが、館長自身が「タツノオトシゴだけの水族館を作りたい!!」と話すほどのタツマニア。オレは違うから、その手の話では盛り上がれなかったけれど、タツノオトシゴ好きや、その仲間を飼っているという人なら、きっと楽しい時間を過ごせるはずだ。
タグ:水族館 かすみがうら市水族館
2012-02-01 20:16
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コメント(4)
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あれま かわいらしい建物ですねぇ
それに三つ指ついて「いらっしゃいませ」と言ってくれてるようなカメの愛らしいこと!
手作り感満載だなんて魅力的
大きい水族館に行くと、場所が広すぎて、水槽が多すぎてどこから、何を、どう見たらいいのか分からなくなるわたしに、はちょうどいい大きさかもしれません
わたしもぜひ、館長さんのコレクションを拝見したいです♪
by pomu. (2012-02-02 17:54)
私もつい最近かすみがうら市水族館に行きました!
一時間くらいで見終わっちゃうかも・・・と思っていたけど、やはり館長さんとお話しして、気が付いたら三時間くらい滞在していました。
とても落ち着く水族館でした。
by まるこ (2012-02-02 18:57)
>pomuさん
そう言われてみれば、そうですね。お菓子の家みたい。
三つ指ついてるカメは、カブトニオイガメという小さなカメなんですが、
ものすごい愛想がいい連中で、水槽前に立つと一斉に集まってくれました。
三つ指ついてる子の横にいる子は、今まさに、オレに向かって歩き始めた所です。
タケスイの入館料は500円ですが、ここは310円でした。
規模の差も、ちょうどその値段の差くらいな感じでした(笑)
なかなかこちらの方まで来る機会はないと思いますが、記憶の片隅にでも止めておいてもらえれば、と思います。
by ミストラル (2012-02-02 22:14)
>まるこさん
ようこそ!!
そうやって、いろいろなお客さんと話をしながら、自分の水族館の案内をしてくれる。
大きい水族館にはないサービスですよね。
まるこさんの言われる通り、規模は小さいけれど、3時間いられる水族館ですね(笑)
by ミストラル (2012-02-02 22:17)