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四万十川学遊館あきついおのピラルクー水槽 [ピラルクー]

ひとつ前のブログでも書いたように、あきついおにもピラルクーの水槽があった。
そのことはホームページで見て知っていたし、16時から餌を与えるということも分かっていた。訪問を午後にしたのも、その給餌時間を狙ったからだ。

でも、ピラルクーに関しては、正直、それほど期待はしてなかった。
その日の午前中に行った、虹の森公園おさかな館のピラルクー水槽が想像以上に素敵だったし、あれ以上があるとは思えなかったからだ。
この水族館ブログでもピラルクーの話題は人気が高いので、ネタになれば、くらいにしか考えていなかった。
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実際、その水槽は、おさかな館のものと比べると、規模は全然小さいし、ピラルクーも2匹だけ。
でも、それを見たオレはガッカリすることはなかった。
それどころか、結構気に入ってしまった。
何故なら、そこにいた2匹がとてもいい個体だったから。
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水槽は縦横3mくらいと決して広くないものの、中の個体はいずれも2m級。
そのため、こすれてしまう口の周辺にコブができてしまっていたけれど、2匹とも体型、色ともになかなかのレベル。
しかも、水槽が小さいお陰で、魚の大きさが強調され、ものすごい迫力を感じることができるし、その2匹も水槽の前に立つと寄ってくるので、それこそ1枚分の距離で観察することができるのだ。水族館ならではの巨大な水槽で見るよりも、ピラルクーを感じ、堪能できることは間違いない。
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水槽の前にいさえすれば、2匹もずっと目の前にいてくれるから、ピラルクー好きのオレからすれば、何とも可愛いく感じた。とは言え、その2匹がそこにいるのは人が好きだからではなく、水槽の中に餌を落としてくれるのを待っているだけなんだけど(笑)

ピラルクーの他に、2匹のアリゲーターガーと1匹のパールムが入っている。
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水槽に対して、ピラルクーの存在感が強すぎるせいか、あまり目立たないけど、どちらも個体としては悪くない。
ここの水族館の展示個体は、どの個体にもちゃんと手が届いてる感じがする。ただ、パールムの鼻先にもコブができていたけれど。

16時になり、餌の時間になった。
ピラルクー用に、15㎝ほどの丸のままのアジが6匹、用意されていた。
もちろん、餌を飲み込む時の音や水しぶきが見所のアトラクションなのだけど、オレの場合、音や水しぶきも想定できるから、驚くことはない、と思ってた。
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しかし、狭い範囲で周囲が囲まれた水槽は、反響もものすごい。
ピラルクーが餌を吸い込んだ瞬間の“バァン!!”という想像を大きく超えた音に、恥ずかしながらビビってしまった。
水槽が壊れるんじゃないかと思うくらいの大音響と、アクリルパネルに飛び散る水しぶき。子供でなくても、おしっこ漏らしちゃうかも知れないほどの衝撃が瞬間的に襲ってくる。16時にその場に行けば、誰でも餌をあげさせてくれるけど、その前には、とりあえず、トイレだけは行っておいた方がいいかも知れない。

じっくり見たい、その魅力を味わいたい、という人には、とてもオススメのピラルクー水槽だ。
もちろん、餌を与えてみたいという人にも、これ以上ないくらいオススメ。無料で、あれだけのドッキリ感を味わせてくれる施設はなかなかなさそうだからね。
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