東海大学海洋科学博物館の気になる魚 [海の魚]
東海大学海洋科学博物館は、オープンからもう少しで40年という老舗水族館だ。
暗いスペースに、汽車窓式の水槽が並んだ一般水槽室は、昔懐かしい感じで、古い水族館だということを顕著に感じさせる。
水槽やその周辺設備は、オープン当初から大きな変更は受けていないのだろう。
水槽はどれもあまり大きくなくて、それらしいレイアウトもなければ、照明も薄暗い。
でも、それが悪いのかと言われれば、そんなことはない。
正直、イマドキの展示トレンドからはかけ離れているのだろうけど、魚が見たい者からすれば、結構楽しかったりするのだ。
だって、1匹の魚を追いかけるのが困難なくらい、魚たちがひしめいているから。
しかも、水槽に対しての種類の数がものすごく多いのに、水槽が小さいからもう大変!!
ある意味、ものすごく見応えのある水槽ばかりが並んでいる。
その中から、オレが気になった魚をいくつか。
まずは、カッポレ。
水族館で見られる大型アジといえば、ギンガメ、カスミ、ロウニンあたりが一般的なのに、大水槽にいるのはナンヨウカイワリだし、一般水槽にいるギンガメやカスミも脇役的ポジション。
大型アジの水槽の主役は、カッポレなのだ。
色といい、形といい、大型アジの中でもかなりカッコいい方(←オレ基準)だと思うのだけど、ここでしか見たことがない。珍しいのだろうか?
大型アジマニアとしては、他の水族館でも見せて欲しいと思うのだけど……
そういえば、カッポレと同じ水槽には、これまたあんまり見られないクロヒラアジも1匹泳いでいたりして、大型アジ好きには、なかなかオススメ水族館なのだ。
カッポレが1番の目的だったとしたら、2番目の目的はルリハタだ。
ルリハタ自体は、そんなに珍しいものではないと思うのだけど、小さい上に、隠れがちな魚だからなのか、水族館ではあまり見かけない。
でも、とても綺麗な魚だと思う。
これでもっとハタらしい大きさがあれば、それはそれは素晴らしい魚だっただろう。
この手の魚は、物陰に隠れてないと落ち着かないみたいなオドオドした感じが好きじゃないのだけど、ここの個体は比較的見やすい位置を泳いでくれるし、ガラスに近い位置で定位していることが多いので、見やすいのもいい。
他にもハタといえば、大型アジ同様、他ではあまり見ない種類が揃っている。
ハタ類はすべて同じ水槽に入っているのだけど、大きな水槽ではないためか、中型種中心のラインナップ。
水族館でハタというと、タマカイとかカスリハタとか超大型種が中心だから、普段、あまり見かけないアカハタ、アオハタ、キジハタなどの意外な美しさには驚かされた。
中でも、アカハタの綺麗さにはビックリ。
他の水族館でも会いたいものだ。
この水族館ブログで紹介する魚、それも“気になる魚”編で紹介するのは、どうしてもオレ好みなものが中心。まぁ、オレのブログだから当たり前なのだけど、好みではない魚にも、インパクトの強いものはいて、このアカドンコもそんな強インパクトな魚のひとつ。
人の顔みたいで、なんとも不気味。
300m以深に棲む深海魚で、その身はブヨブヨながら食用になるらしい。
この水族館は、2500mの深さを誇る駿河湾のお膝元にあり、しかも大学付属の施設だからか(関係ないかも知れないけど)、深海魚も比較的充実している。
アカドンコに限らず、ちょっと変わった魚(2Fには機械の魚もいるし)が見たい人なら、ここの水族館、オススメです!!
暗いスペースに、汽車窓式の水槽が並んだ一般水槽室は、昔懐かしい感じで、古い水族館だということを顕著に感じさせる。
水槽やその周辺設備は、オープン当初から大きな変更は受けていないのだろう。
水槽はどれもあまり大きくなくて、それらしいレイアウトもなければ、照明も薄暗い。
でも、それが悪いのかと言われれば、そんなことはない。
正直、イマドキの展示トレンドからはかけ離れているのだろうけど、魚が見たい者からすれば、結構楽しかったりするのだ。
だって、1匹の魚を追いかけるのが困難なくらい、魚たちがひしめいているから。
しかも、水槽に対しての種類の数がものすごく多いのに、水槽が小さいからもう大変!!
ある意味、ものすごく見応えのある水槽ばかりが並んでいる。
その中から、オレが気になった魚をいくつか。
まずは、カッポレ。
水族館で見られる大型アジといえば、ギンガメ、カスミ、ロウニンあたりが一般的なのに、大水槽にいるのはナンヨウカイワリだし、一般水槽にいるギンガメやカスミも脇役的ポジション。
大型アジの水槽の主役は、カッポレなのだ。
色といい、形といい、大型アジの中でもかなりカッコいい方(←オレ基準)だと思うのだけど、ここでしか見たことがない。珍しいのだろうか?
大型アジマニアとしては、他の水族館でも見せて欲しいと思うのだけど……
そういえば、カッポレと同じ水槽には、これまたあんまり見られないクロヒラアジも1匹泳いでいたりして、大型アジ好きには、なかなかオススメ水族館なのだ。
カッポレが1番の目的だったとしたら、2番目の目的はルリハタだ。
ルリハタ自体は、そんなに珍しいものではないと思うのだけど、小さい上に、隠れがちな魚だからなのか、水族館ではあまり見かけない。
でも、とても綺麗な魚だと思う。
これでもっとハタらしい大きさがあれば、それはそれは素晴らしい魚だっただろう。
この手の魚は、物陰に隠れてないと落ち着かないみたいなオドオドした感じが好きじゃないのだけど、ここの個体は比較的見やすい位置を泳いでくれるし、ガラスに近い位置で定位していることが多いので、見やすいのもいい。
他にもハタといえば、大型アジ同様、他ではあまり見ない種類が揃っている。
ハタ類はすべて同じ水槽に入っているのだけど、大きな水槽ではないためか、中型種中心のラインナップ。
水族館でハタというと、タマカイとかカスリハタとか超大型種が中心だから、普段、あまり見かけないアカハタ、アオハタ、キジハタなどの意外な美しさには驚かされた。
中でも、アカハタの綺麗さにはビックリ。
他の水族館でも会いたいものだ。
この水族館ブログで紹介する魚、それも“気になる魚”編で紹介するのは、どうしてもオレ好みなものが中心。まぁ、オレのブログだから当たり前なのだけど、好みではない魚にも、インパクトの強いものはいて、このアカドンコもそんな強インパクトな魚のひとつ。
人の顔みたいで、なんとも不気味。
300m以深に棲む深海魚で、その身はブヨブヨながら食用になるらしい。
この水族館は、2500mの深さを誇る駿河湾のお膝元にあり、しかも大学付属の施設だからか(関係ないかも知れないけど)、深海魚も比較的充実している。
アカドンコに限らず、ちょっと変わった魚(2Fには機械の魚もいるし)が見たい人なら、ここの水族館、オススメです!!
タグ:水族館
2009-04-22 18:13
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コメント(6)
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こんばんは。
水族館専門のブログというのは初めて拝見しましたが、すごく専門的ですね。また遊びにきます。
by くまお (2009-04-23 23:26)
>くまおさん
ようこそ。
日常のこととかを綴った普通の? ブログはmixiでやっていたのですが、
水族館の話題がどうしても多くなってしまうので、
だったら、それはそれで独立させてしまえ!! とこちらを立ち上げてみました(笑)
是非、また見てみて下さい。
by ミストラル (2009-04-24 11:47)
こういう水族館もあるのですね。なんか、ディープな雰囲気です。
by disneyworld (2009-04-24 21:27)
機械の魚!
以前にサイエンス誌か何かで見た機械の魚が泳ぐ水族館は
ここだったんでしょうかね。
アジとかイワシとか、水族館で見る大衆魚にも興味ありますが
深海魚に機械の魚・・・行ってみたいです!
by べしなみ (2009-04-24 23:49)
>disneyworldさん
古い水族館ならではの雰囲気なのですが、
水槽の中を泳ぐ魚は、大学の付属施設だからなのか、比較的マニアックな魚が沢山います。
2Fは海の博物館になっていて、海のことを楽しく知れる展示がなされています。
ご家族で行かれても楽しいと思いますよ。
by ミストラル (2009-04-25 14:06)
>べしなみさん
べしなみさんが見た機会の魚は、青と銀のウロコのタイみたいな形をしたものではなかったですか?
だとしたらそれは、海外の水族館で展示されているものです。
ここの水族館のものは“メカニマル”という呼称がつけられていて、
古くから研究、製作が続けられているもののようです。
外観はあまりリアルではありませんが、ちゃんと海の生き物と同じ動きをするロボットがいくつも展示されていて、いくつかは操作することも可能です。
機械なのに、ムカデタイプ? は鳥肌ものでした(笑)
by ミストラル (2009-04-25 14:14)