南郷水産センター(滋賀) [相当施設インプレ]
魚は見られる。でも、水族館かと言われると、微妙なところ……
でも、行ってみたら楽しめちゃった…
というワケで、南郷水産センター、である。
琵琶湖から流れ出る瀬田川のほとりにある、魚の餌やりや釣り堀など、魚と遊べるテーマパーク(かなり盛った言い方だけど)みたいな施設だ。
でも、水族館的な展示も少しだけある。
入場ゲートを潜って右手側にある水産資料館がそれ。
中にはやや大きめな水槽を筆頭に、5本ほどの水槽で周辺地域の魚が展示されている。
大きな水槽にはビワコオオナマズと思しき、大きなナマズもいたが、その水槽も含め、キズや汚れが多く、また、魚名板などもほとんど設置されていなかったりと、“ちゃんと見せる”ものには残念ながらなっていない。
“ビワコオオナマズと思しき”なのも、中がきちんと見えなかったからだ。
資料館自体、作ったからそのまま開けてます、みたいな雰囲気。魚がいるのがここだけなら、超絶ガッカリ施設になるところだが、屋外に沢山並ぶ池にいる魚たちが楽しませてくれるので、ここは“こういうのもあるんだ”程度に思っておくのがいいだろう。
目の前は広大な公園のような敷地の奥へ進む前に、餌を買っておくことをオススメしたい。
餌は施設内へと入る入場ゲート付近で、いろいろな種類の餌が売られていて、そこを通った時には“やけに充実してるな”と思ったくらいで、買わずに入園したのだけど、結局、買いに戻るハメになった。
池にいる魚に餌をやるか、釣り堀の魚を釣るか。
そのどちらかこそが、この施設の正しい楽しみ方であることに気付かされたからだ。
ちなみに、オレが買ったのは小袋に入って売られている浮上性の餌と、棒麩。締めて250円!!
施設内を進むと、観賞池という大小の池がいくつか並んでいる。
観賞池、即ち、釣りができない池のことだが、そこには巨大なアオウオやソウギョがひしめいており、人影を見ると餌をもらおうと一斉に集まってくる。つまり、入場ゲートで買った餌の出番、というワケだ。
でも、そこで浮上性の餌を撒いてはいけない。
池にいるのは1mを越す巨大な魚たちだ。そこで撒いてしまうと、瞬間、グワッと群がってくるので、服や持ち物を濡らされてしまうからだ。ちなみにオレは、履いてたズボンを漏らしたみたいな感じにされた。
入り口で買った棒麩が活躍するのはここだ。
40㎝はあろうかという長さがある麩の先を池に差し込むと、アオウオたちが水面から顔を突き出し、バキバキと音を立てながら咥え取っていく。
これがなかなか楽しい。
池のアオウオはいずれも巨大で、しかも数が多い。小さな子供なら怖いと感じる子もいるんじゃない? くらいの迫力だ。
長い麩もあっという間に食べ尽くされてしまうので、すぐまた入場ゲートまで買いに走らなければならなくなる。あらかじめ2~3本買っておくことをオススメしておく。
アオウオがいる観賞池から、さらに奥に進むと、チョウザメなどがいる池を経て、右手に大きな池が現れる。
ここで浮上餌の出番だ。
池には無数のコイがいて、人が近付くとやはり集まってくるので、節分の豆まきよろしく、餌を盛大に撒いてやる。
すると、その瞬間、水面から魚が沸き立つような状態となり、池なのに水が見えないほどの状態になる。大げさに言い方をすると、コイの津波状態。
不気味なほどの迫力に、思わず後ずさってしまったくらいだ。
でも、この時、あまり池に近付きすぎないこと!! コイたちは盛大に跳ね回るので、やはり水濡れ要注意だからだ!!
アオウオの餌やりはさいたま水族館でもできるけれど、手に持った麩という点で、魚とのやりとりがより濃密な感じがして、ちょっと標津のチョウザメ指パクに通じる楽しさがあったような気がした。
先にも書いた通り、水族館としてはかなり微妙な施設だが、魚が好きな人ならそれなりに楽しめる施設ではあった。
余談ながら、南郷水産センターの向かい、道を挟んだ反対側にある「ウォーターステーション琵琶」には、水槽がいくつか並んでいて、琵琶湖の魚が展示されている。
これまた水族館とは言いにくい施設だが、展示種類数に限って言えば、南郷水産センターの水産資料館よりも多い。
こちらは無料なので、ついでに見学するくらいでちょうどいいと思う。
でも、行ってみたら楽しめちゃった…
というワケで、南郷水産センター、である。
琵琶湖から流れ出る瀬田川のほとりにある、魚の餌やりや釣り堀など、魚と遊べるテーマパーク(かなり盛った言い方だけど)みたいな施設だ。
でも、水族館的な展示も少しだけある。
入場ゲートを潜って右手側にある水産資料館がそれ。
中にはやや大きめな水槽を筆頭に、5本ほどの水槽で周辺地域の魚が展示されている。
大きな水槽にはビワコオオナマズと思しき、大きなナマズもいたが、その水槽も含め、キズや汚れが多く、また、魚名板などもほとんど設置されていなかったりと、“ちゃんと見せる”ものには残念ながらなっていない。
“ビワコオオナマズと思しき”なのも、中がきちんと見えなかったからだ。
資料館自体、作ったからそのまま開けてます、みたいな雰囲気。魚がいるのがここだけなら、超絶ガッカリ施設になるところだが、屋外に沢山並ぶ池にいる魚たちが楽しませてくれるので、ここは“こういうのもあるんだ”程度に思っておくのがいいだろう。
目の前は広大な公園のような敷地の奥へ進む前に、餌を買っておくことをオススメしたい。
餌は施設内へと入る入場ゲート付近で、いろいろな種類の餌が売られていて、そこを通った時には“やけに充実してるな”と思ったくらいで、買わずに入園したのだけど、結局、買いに戻るハメになった。
池にいる魚に餌をやるか、釣り堀の魚を釣るか。
そのどちらかこそが、この施設の正しい楽しみ方であることに気付かされたからだ。
ちなみに、オレが買ったのは小袋に入って売られている浮上性の餌と、棒麩。締めて250円!!
施設内を進むと、観賞池という大小の池がいくつか並んでいる。
観賞池、即ち、釣りができない池のことだが、そこには巨大なアオウオやソウギョがひしめいており、人影を見ると餌をもらおうと一斉に集まってくる。つまり、入場ゲートで買った餌の出番、というワケだ。
でも、そこで浮上性の餌を撒いてはいけない。
池にいるのは1mを越す巨大な魚たちだ。そこで撒いてしまうと、瞬間、グワッと群がってくるので、服や持ち物を濡らされてしまうからだ。ちなみにオレは、履いてたズボンを漏らしたみたいな感じにされた。
入り口で買った棒麩が活躍するのはここだ。
40㎝はあろうかという長さがある麩の先を池に差し込むと、アオウオたちが水面から顔を突き出し、バキバキと音を立てながら咥え取っていく。
これがなかなか楽しい。
池のアオウオはいずれも巨大で、しかも数が多い。小さな子供なら怖いと感じる子もいるんじゃない? くらいの迫力だ。
長い麩もあっという間に食べ尽くされてしまうので、すぐまた入場ゲートまで買いに走らなければならなくなる。あらかじめ2~3本買っておくことをオススメしておく。
アオウオがいる観賞池から、さらに奥に進むと、チョウザメなどがいる池を経て、右手に大きな池が現れる。
ここで浮上餌の出番だ。
池には無数のコイがいて、人が近付くとやはり集まってくるので、節分の豆まきよろしく、餌を盛大に撒いてやる。
すると、その瞬間、水面から魚が沸き立つような状態となり、池なのに水が見えないほどの状態になる。大げさに言い方をすると、コイの津波状態。
不気味なほどの迫力に、思わず後ずさってしまったくらいだ。
でも、この時、あまり池に近付きすぎないこと!! コイたちは盛大に跳ね回るので、やはり水濡れ要注意だからだ!!
アオウオの餌やりはさいたま水族館でもできるけれど、手に持った麩という点で、魚とのやりとりがより濃密な感じがして、ちょっと標津のチョウザメ指パクに通じる楽しさがあったような気がした。
先にも書いた通り、水族館としてはかなり微妙な施設だが、魚が好きな人ならそれなりに楽しめる施設ではあった。
余談ながら、南郷水産センターの向かい、道を挟んだ反対側にある「ウォーターステーション琵琶」には、水槽がいくつか並んでいて、琵琶湖の魚が展示されている。
これまた水族館とは言いにくい施設だが、展示種類数に限って言えば、南郷水産センターの水産資料館よりも多い。
こちらは無料なので、ついでに見学するくらいでちょうどいいと思う。
2017-10-07 00:01
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