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本日オープン 生まれ変わったエプソンアクアパーク品川 [水族館インプレッション]

今日7月10日、半年の休業を経て「エプソンアクアパーク品川」がオープンする。
今週に入ってからTVなどでも報道されているから、知っている人も多いと思うのだけど、このエプソンアクアパーク品川は、今年の1月まで「エプソン品川アクアスタジアム」だった水族館がリニューアルしたもの。
仙台うみの杜水族館のようなまったく新しい水族館ではないものの、その中身はアクアスタジアム時代から大きく変わっていて、違う水族館に生まれ変わったと言ってもいいくらい、大きな変化を遂げていた。

入り口こそこれまでと変わらないものの、その周辺は照明なども変わり、大きく雰囲気を変えていて、そこから“違う水族館に来たんだ”という演出が始まっている。
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以前ともっとも大きな違いは、1Fから水族館が始まっていること。
かつては、チケットを買うとエスカレーターで2Fへと上がり、そこからが水族館の始まりだったけれど、単純に水族館スペースは倍になったことになる。

アクアスタジアム時代から“デートにピッタリな水族館”というイメージの強い施設だったが、全般的な印象としてそのイメージはより高められたという印象。とりわけ新設された1Fがそのイメージをより強いものにしているように感じられた。

以前からあったメリーゴーランドなどのアトラクションや、タッチパネル水槽など、子供も楽しめる施設もあるけれど、立ち飲みのバーカウンターがあったり、色とりどりの光の演出がなされたクラゲコーナー(ジェリーフィッシュランブル)なんかは、まさにオトナのカップル向け、と言ったところだろう。
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そこから2Fへと進むと、イルカショースタジアムへと導かれる。
スタジアムはその他の展示ゾーンと比べると、大きな変化はないが、この水族館の最大の売りと言ってもいいイルカショーは新しいプログラムへと変わっている。
新たに設けられた水のカーテンによる演出で、それまでとは違ったショーになっている。
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水のカーテンによる演出は確かに綺麗。
ただ、それとイルカの動きがリンクしていないというのか、まだその新しい装備を生かし切れていないような印象はあったけれど、イルカたちの構成が若干変わっていたりと、今後の進化、変貌が楽しみな要素もある。
これまでレベルの高いイルカショーを見せてくれていた施設だけに、今後の展開を楽しみに期待したいと思う。

もうひとつの売りであるマンタが泳ぐトンネル水槽。
こちらもイルカショースタジアム同様、変化の少なかった部分だが、水槽内を泳ぐメンバーに若干の変化があった模様。
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最大のトピックスはシノノメサカタザメの追加だろう。
他にも数種類のエイが追加され、この水槽だけで12~3種類のエイが見られる。
他のエリアの水槽にいる種類も含めると、日本でもっとも多くの種類のエイが見られる水族館では? と思うほど、エイ類は充実している。
他にも、2Fは以前とは大きく変貌を遂げており、アクアスタジアム時代によく行っていた人なら、その変貌ぶりにきっと驚くことだろう。

変化という点では、もっとも大きな変化と言えるのが、新設ゾーン「アクアジャングル」だろう。
ここは以前、アシカショースタジアムだった場所だ。
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そこに以前はいなかったピラルクーなどの淡水魚や爬虫類などが展示されている。
あのアシカショーを無くしてまで…!? と思うところもあるものの、展示の盛りだくさん感は高まった。
余談ながら、このゾーンにも淡水エイが沢山いるし、人気のカピバラもいる。
その分、アシカショーは以前より簡素なものになってしまうが、オットセイは常時見られるようになっているし、最近人気急上昇中のコツメカワウソも見られる。
海獣濃度もかなり高まっている。
エンターテイメント路線も強化された印象だが、水族館としてのコンテンツの充実にも力が注がれたことは間違いない。

ターミナル駅からの近さなど圧倒的な行きやすさは変わっていない。
その変貌ぶりは、是非、自身の目で、体で、体感してみて欲しい。
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