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さよなら 須磨海浜水族園 [雑談]

リニューアルのため、須磨海浜水族園の段階的な閉館が始まった。
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イルカライブ館やアマゾン館など大半の展示館が2月いっぱいで閉館。本館は現状のまま営業が続くそうだが、それもあとしばらく。
本館もいずれ閉館するが、その時が即ち、これまで見知ってきた須磨海浜水族園の消滅である。

あと何年かすれば、同じ場所に新しい水族館がオープンするのは間違いない。
入館料の値上がりが話題になっていたが、規模もより大きくなるようだし、発表されている計画では、これまでの須磨水族園にはなかった展示などもできるようだ。
老朽化した現施設よりも、そっちの方が楽しみ!! という人もいるだろうと思う。
とは言えオレ個人は、新しい水族館への期待感よりも、現施設の消失する寂しさの方が強いなぁ、やっぱり。

生まれも育ちも東京のオレにとって、須磨海浜水族園は特別馴染み深い施設という訳ではない。
行った回数にしたって、1987年のオープン以降、10回にも満たないと思う。
それでも、どこか特別な思い入れがあるのは、オレが水族館デビューしたのが須磨海浜水族園の前身たる須磨水族館だったからだ。もう45年近く前の話だけれど。

1987年(昭和62年)にオープンした現施設、須磨海浜水族園は、1957年(昭和32年)に開館した須磨水族館を礎に、“同じ水族館”としての歴史を紡ぎ続けてきた。
しかし、新水族館計画とともに指定管理者が変わり、2020年4月からはそれまでとは別の団体による運営がなされるようになった。つまり、その時点で“別の水族館”になってしまったのだ。
例えて言うなら、着ている服が同じでも、それを着る人が変わってしまったような感覚だ。
新たな管理者は、これまでの古くなった服から、新しい服へと着替えようとしている。今回の閉館は、古くなった服を少しずつ脱ぎ捨てていく過程だ。

もちろん、指定管理者が変わるのが悪い訳じゃない!! 管理者が変わったことで、それ以前よりも良くなった施設もあるし、新しい管理者による須磨の新水族館だってこれまで以上に素晴らしいかも知れない。

でも、こういう形で知ってる水族館が無くなることもあるんだなぁ、と思い知ったのと同時に、何とも言えない寂しさが。
無くなってしまう前にオリジナルの須磨海浜水族園に行っておきたくて、指定管理者が変わる昨年3月、行く予定を立てた。しかし、非常事態宣言に阻まれ、水族館も閉館したまま管理者の変更を迎えてしまった。
行けないまま終わってしまったことは大変な心残りだが、閉館中にひっそり水族館を離れることになった関係者の人もいたのだろうなぁ…… なんて考えると、ちょっぴり切なくなる。

須磨海浜水族園と言えばコレ!! みたいな展示が個人的にいくつかあった。
新水族館にそれらが引き継がれることは恐らくないのだろうけれど、ノコギリエイの標本とロングノーズガーだけはできれば引き継いで欲しいなぁ、と思う。
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ノコギリエイの標本はオレが初めて行った頃からあって、その記憶も残っているが、以降、それを見る度に“須磨に来てるんだ”と意識させてくれる存在になってた。
昔からあったのは知っていたが、オレが生まれるより前(1971年)からあったそうで、ソマリアから来たものなのだそうだ。
ノコギリエイは生きたものを日本国内の水族館で見ることができるが、今現在、日本にいるものとは産地が異なるという点で、もしかしたらそれらとは違う種類かも知れないし、今となっては標本ですら海外から入手するのがほぼ不可能になってることを考えれば、貴重な財産と言っていい。

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そしてロングノーズガーは、1977年に須磨水族館で産まれた個体が現存している。須磨水族館時代にも展示されていたはずで、オレも見ているのだろうけれど、生憎その頃の記憶が残っておらず、須磨のロングノーズとしての認識は海浜水族園になって以降のこと。
しかし、産卵やふ化の日が明確に分かる個体が何年生きるのかが分かる貴重な例であることは間違いないし、あの大震災をも生き延びて展示が続けられていることなど、そういう意味でも“財産”ではないかと思う。

これらを残して欲しい理由はジジイが昔を懐かしみたいからというだけでなく、この2つは須磨水族館時代から展示され続けている“須磨の水族館”の歴史そのものだからだ。
あの場所にある須磨海浜水族園の後継施設として、その歴史も部分的にでも引き継いでもらえたらな、と思ってしまうのだが、それまでとは関係のない別組織によって“違う水族館”になってしまう以上、やっぱり無理な相談かなぁ?

現在発表されている計画では、これまでとはずいぶん雰囲気の異なる水族館になるようだし……
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いつまでもあると思うな水族館 [雑談]

先週、1月末のことだ。
何気なくTwitterを眺めていると、驚きのニュースが目に飛び込んできた。

志摩マリンランドが営業を休止するという。
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タイトルは犬吠埼マリンパークが閉館した時、某SNSに書いたものだが、今回再び、それを思い出した。
志摩マリンランドがそうなるとは思ってもみず、まずは大いに驚いた。

その日の内に出た新聞報道や、その後のTweetなどを見る限り、休止といっても事実上の閉館のようだ。
その理由として施設の老朽化と説明されていたが、開館から50年。確かに老朽化も激しかったのだろう。そこに昨今のコロナ禍である。弱っていたところに止めを刺された、みたいな感じだろうか。

水族館(の建物)は劣化が速い。同じようなサイズ、構造の建物と比較しても、ずっと速い速度で傷みが進行するのだそうだ。
その理由は主に海水。建物内に満たされた海水は少しずつ躯体を蝕み、新築から20年もすれば傷みが目立つようになり、補修が必要になるという。
30年もすれば施設の傷みはかなり激しくなるらしく、大規模リニューアルされる水族館はそのくらいの頃に行われることが多い。
例えば、葛西臨海水族園のリニューアル計画が公表されているが、その葛西も今年で32年めを迎える施設である。

開館から50年を迎えるという志摩マリンランドは、お客から見えないところはかなり傷んでいるのだろうと思う。それも、ボロボロと言っていいくらいに。
フルリニューアル計画みたいな話が出たこともあったのかも知れないが、新しい水族館を作るには少なくない費用が必要だ。残念だが、その投資を行うのは難しいと判断されてしまったのだろう。

でも、これは志摩マリンランドだけの問題ではない。
老朽化していると思われる古い建物のまま、営業を続けている施設は他にもあるし、それらの施設だってコロナの影響は等しく受けているはず。
今回の志摩マリンランドのように、ある日突然、閉館のアナウンスを聞かされるなんてこともあるかも知れない。
もちろん、そんなことが起こらないことを願うばかりだが……
そうならないようお気に入りの施設にしっかり足を運びたいところだが、このコロナ禍の世の中、それができにくいことも何とももどかしい。

このご時世、いつまたどんなことが起きてしまうかは分からない。
無くなったら困る、行けなかったら後悔する、などの施設があるなら、行ける時に多少の無理をしてでも行っておくことを強くお勧めしておきたいのだけれど……

新しくできる水族館に比べれば、無くなる施設は少ないが、無くなってしまうとなるとやはり寂しいもの。
それでも救いと言えるのは、突然閉まってしまった犬吠埼とは違い、志摩マリンランドは営業終了まで別れを惜しむ若干の時間的余裕があること。
オレの住まう東京は緊急事態宣言が延長されてしまったが、それが予定通りに解除されれば、最後にもう1度行ける!? かな!?
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カワスイ 川崎水族館の気になる魚 Vol.2 [淡水魚]

世界の淡水魚を展示したカワスイだが、各地の魚が並ぶ10Fに対し、9Fはアマゾンのみ。
当然、充実度はアマゾンエリアの方が高い訳だが、単に展示点数や種類数が多いだけでなく、不思議と“いいもの”が並んでいたりする。
ここで言う“いいもの”とは、あまり見掛けないマニアックな種類や、珍しい種類、また、珍しくなくても綺麗な個体。色々な意味であまり見られないものと解釈してもらいたい。
半年を経て、水槽の魚たちは新たな魅力を花開かせつつあったり、また、前回訪問時は見なかったものなど、今回も楽しませてもらった。

アマゾンエリアの魚の話をする前に、詫びておきたいことがひとつ。
前回訪問時に書いたブログ「カワスイの気になる魚」で“パティかも!?”と登場させたナマズ。
今回あらためて見たところ、間違いなくピニランプスでした(汗)
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オレのブログを読んで、パティいるの!? とカワスイに行ってしまった人がいたとしたら、本当に申し訳ない!! 画像も載せていたし、そんな人は多分いないとは思うけれど……
半年ぶりに見る同じ個体は、少しふっくらしたのか、どこからどう見てもピニランプスにしか見えなくなってた。
というか、最初からそうだったのだろうけど、瞬時の勘違いからの思い込みで暴走しちゃったようです。まったく、死ぬほど恥ずかしい……
ただ、ピニランプスとしてはスポットも多くて綺麗な個体なので、好きな人にはあらためてオススメしておきたいと思います!!

そのピニランプスがいる水槽には、20㎝前後のアイスポットシクリッドが何匹か入っているのだけど、それらがなかなか素敵な個体揃いだ。
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アイスポットシクリッドが15種類に分かれて以降、もはやどれがどれなのかすっかり分からないのだけど、この水槽にいるのはいわゆる“パッカ型”で、恐らく3種類。
画像のタイプの他に、スポットがもう少し荒く少ないタイプ、スポット模様が少なく、体高の低い、ひと昔前ならテメンシスとされていただろうタイプ。
どちらのスポット模様も幼魚色であることは間違いなく、どちらもこの先の成長が楽しみなのは同じ。どの種類なのか答えが分かるかもしれないという意味でも、今後の楽しみのひとつ。
綺麗に育ってくれることを期待したい。

同じ水槽を泳ぐブリコンにも“おっ!!”となった。
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銀色の魚体からシルバードラド(Brycon melanopterus)だと思っていたんだけど、あれっ!? 違うのがいる、となったのが画像の魚。
顔も違うし、色合いもちょっと違う。多分これ、ピラプタンガ(Brycon hilarii)だよね?
種類はともかく、一瞬同じに見える違う魚を入れてあるなんて、マニアックなことするなぁ(笑)
ピラプタンガが本来の色を発色すれば、B.melanopterusとは一瞬で区別できるはずなんだけど、これも今後に期待したい1匹かな? なお、個体数はピラプタンガの方が多い模様。

ナマズでもう1種。ショベルノーズキャット。
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これは前回行った時にも気になってはいたんだけど、フィダルゴとか上記のピニランプスとかが気になりすぎて、登場させるには至らなかったのだ。
前に行った時はピラルクーの水槽にいたが、おとなしく、巨大化しないショベルノーズは、あの水槽の面々と暮らすのは少々しんどかった? 温室最後のシルバーアロワナの水槽へと移動されてた。
数匹いる内の何匹かは、既に吻先をぶつけて折れ曲がってしまっているが、綺麗な状態を保っているものもいる。でも、気になったのはそこじゃない。
ショベルノーズキャットの、これだけ大きな個体というのは、気にならずにはいられないというもの。展示されているものは、この種類にしてはかなり大きいのだ。
ちなみにこのナマズ、今となっては少数派で、あまり見掛けない気がするけれど、オレがガキの頃は安く売られていた普通の魚。当時はやけに高かったタイガーショベルを買えない人が飼う魚、みたいな言われ方をしていた。
ウチでも飼ってたことがあったけれど、そんな懐かしさと、思わぬデカさからここに載せたんだけど、オレと同じ世代の熱帯魚好きなら、同じようなことを思うだろうなぁ、と(笑)
吻が折れてない個体が、このままずっと綺麗でいてくれるといいのだけれど。

最後の1匹もナマズ。
ショベルノーズキャットのいる水槽を眺めていると、これまたものすごく久しぶりに見る魚の姿が目に入った。
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エイティーンスポットショベルノーズ。昔の人ならフォックスフェイスと言った方が通じやすいかな?
アマゾンの大型ナマズにしては、それほど大きくならず、マッチョな大型種と比べると線が細く、昔からそれらの陰に隠れてしまうような印象の種類だったが、いつしかほとんど見ない魚になってた。
オレも見るのは何年ぶりだろう? 昨年11月、琵琶湖博物館で遭遇したノーザンパイクに続き、思わず“懐かしい!!”と声を上げてしまった第2弾となった(笑)
久しぶり過ぎて、その存在を忘れていたくらいの魚だが、どこにいたんだろう? オレが知らないだけで輸入はされてたんだろうか?
展示されているのは40㎝くらいの大きさで、水槽飼育のフルサイズ級。

エイティーンスポット大好きだった人、カワスイ行けば会えるよ!!
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2020オープンの施設再訪・その2 カワスイ [水族館紀行]

昨年11月頃より再び猛威を振るい始めた新型コロナウイルス。
感染者数は日々増大し、2021年が明けてしばらくした頃、緊急事態宣言が再発出される、みたいな話まで聞こえ始めた。
個人的にはコロナの影響は昨年より今年の方が酷いのではないかと思っていて、緊急事態宣言も発出されれば長引くかも知れない……
宣言が出る前に水族館に行っておこうと、2021年の水族館初めは約半年ぶりとなるカワスイへ。
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そのカワスイ、ほぼ淡水魚のみの水族館だというのに人気を集めているようで、一定のファンを掴んでいるような印象だ。
ブログへのアクセス数も多いし、ひとまず注目度が高いのは間違いなさそう。
失礼ながら、オレが思っていた以上の人気と注目度の高さに、何故? と思うところもあり、常々“今のカワスイが見たい”と思っていたのだ。

初めて行った時の印象が思ったよりずっと良かったため、2度めの今回はそこがスタートライン。つまり、ハードルが上がった状態だ。
するとやっぱりである。前回は気にならなかったモヤモヤする点がちらほらと。
それらをここで書き連ねることはしないが、細かいところでは、コケが気になる水槽がいくつかあったりなど。
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コケ汚れは特に10Fの水槽に多くて、せめて観賞面くらいは綺麗にしておいて欲しいところ。大きな水槽ではないのだし。
また、7月の時はいたのに、いなくなっている魚はどうしたんだろう? 記憶に(写真)に残る魚の中で姿が見えなくなっているものがいくつか。例えばヘテロティス。5匹いたはずだが、それが1匹もいなくなっていたのはどこに行っちゃったんだろう? まさか…!?

ちょっと意外だったのが、“あれ!? こんなもんだっけ?”と思うくらい、小さく感じたこと。
もちろん、小さくなった訳じゃないけれど、初めての知らない場所と、どんなところか知って行く場所とでは、その感じ方に違うのは当たり前のこと。
しかし、初訪問時は結構なボリュームと思われた展示数が、今回もそれを全部見て回ったにも関わらず、思ったより小規模に感じたのだ。
ひとつひとつの水槽を眺める時間の差なんかが影響してるのかも知れないが、規模については、今回感じたくらいの規模感が正しいのだろうと思う。
やっぱり、水族館は何度か行ってみないと印象がしっかり固まらないものらしい。好印象だったり、その逆だったりした場合は特に。

楽しくなかったということではないけれど、モヤモヤ感が少々濃いめにつきまとう10Fに対し、9Fの印象は初訪問時からのスケールダウンもそれほどではなかったような気がする。
魚が少なくなった水槽もあるにはあったが、10Fよりそうした変化も少ないように感じた。

初訪問時、水槽の小ささが気になった大型魚が泳ぐ水槽も、まだ半年ほどしか経っていないのもあって、まだまだ平和。
しかしながら、温室の凹型の水槽の直角に曲がった部分は、それまで見ていた魚を突然消し去り、見えなくしてしまう。
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魚を眺めながら“ああっ!!”となったことが何度か(笑)
このアマゾンエリアには、いい意味で“変な魚”がいたりするので、ついつい夢中にさせられてしまうのだ。

本物の植物が植えられている温室は、前回訪問時はまだカピバラなどが放たれていなかったこともあり、植物は植えられたままの状態だった。
しかし、動物たちがそこに入り、日々暮らすようになった今、温室内の植物はやはり少なくないダメージを受けている模様。
とりわけ、カピバラがいるエリアは、強烈な嵐にでも見舞われたみたいな悲惨な状態。
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食われたのか、踏み荒らされたのかは分からないけれど……
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オープン直後

本物の植物を使っているのはこだわりだったのだろうと思うのだけど、やっぱり、生の植物と、それを食うそれなりに質量のある動物とは相性がいい訳がないよね。あらためてカピバラのパワー? を垣間見せられたような感じ。破壊されていく緑を見ているスタッフ氏は気が気じゃなかったかも知れないけれど、カピバラたちは楽しかったんだろうなぁ…
それなりに綺麗に作りこまれていたエリアが今後、どうなっていくのかも注目ポイントだろうか。

水槽のコケとか魚の数なんて部分は、すぐにでも何とかなるだろうと思う。
それこそ、オレが行った時がたまたま掃除の前だっただけかも知れないし。
展示も少しずつ変わっていくのだろうから、水槽の中の魚が変わるのも、まぁ、そんなものなんだろうなぁ、と思う。
個人的にモヤモヤした部分も、この先、変化していくのかも知れないし、そういう部分も含めて、この先行った時も大小の変化を楽しみたいと思った。
2020年にオープンした水族館の中でそれが苦もなくできるのは、一番近くて行きやすいカワスイならでは、だしね。
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2020オープンの施設再訪・その1 DMMかりゆし水族館 [水族館紀行]

有効期限が迫りつつあった航空会社のマイルを消費すべく、沖縄へ。
と言っても昨年の話。コロナ感染者数が増加しつつあり、GoToキャンペーンが打ち切られる、なんて言われ始めていた頃だ。

時期も時期ということもあり、ちょっとした後ろめたさもあって、沖縄に行くことは誰にも言わず、沖縄の友人知人たちにも知らせることもしなかった。
しかしまぁおかしなもので、水族館の知人に遭遇してしまうのはともかく、沖縄の水族館でTwitterのフォロワーさんに遭遇したりと、オレが沖縄にいたことがバレた(隠してた訳じゃないけど)人が何人か(笑)
悪いことはできないってことなんだろうね(沖縄行きが悪いと思ってる訳じゃないよ・笑)

羽田をゆっくり出発し、沖縄に到着したのは午後。変な時間帯の飛行機は空いてる(安い)のだ。
久しぶりに那覇空港からそのままバスに乗り、最初に向かったのはDMMかりゆし水族館。
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前回行った時の写真があまりにも少なく、もう少し撮っておきたいと思っていたから。
バスで行くのは初めてだが、とても行きやすかった。いつもは混んでる331号線が空いてたこともあり、空港から20分ほどで到着。
これなら帰る前にちょっと寄って、みたいなことも十分可能だろう。
水族館が入るショッピングモール、イーアス豊崎も7月の時はオープンしたばかりで人の波を掻き分けるがごときの大混雑だったのに、平日の午後、しかも雨という条件だからだろうか。ものすごく空いていてひっそり。当然、水族館も空いてた。

最初の映像もオレと連れの2人だけ。館内も7月の時がウソみたいに人がおらず、まるで貸し切りみたい。素晴らしい!!(笑)
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これならひとつひとつの水槽をじっくり見てみようという気にもなるというもの。
前回訪問時より5ヵ月が経過し、水槽やろ過槽のコンディションも安定したのだろう。多くの水槽の水がキリっとクリアになっていて、中の魚たちの状態も悪くなかった。
7月の時にはいなかった魚がいたりする反面、前回訪問時の違和感がすべて払拭された訳ではなく、相変わらず何でこの水槽にこれ? みたいな部分はあるけれど、少なくとも5ヵ月前に比べれば、概ね生き物の状態は落ち着いたように見えた。
また、前回は閉鎖されていたカピバラやナマケモノなどがいるフロアも開放されており、今回ようやく、完全状態のかりゆし水族館を見ることができたことになる。
その動物コーナーも、素敵!! とはならなかったが、脱走癖のあるらしいコアリクイを見ているのはちょっと楽しかった。
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付ききりで番をしている飼育スタッフの人がちょっと目を離すと、すぐに展示スペースを抜け出し、その脇にある造花の植え込みを嬉々として破壊し始めるのだ。
小さくてもパワーは強大で、植え込みは一瞬で盛大に破壊される。慌てて戻ったスタッフによってアリクイはバックヤードに収容されるという一連の流れが何ともおかしかった。今はもう対策されているのだろうか?

館内にいる人が少ないからなのか、中のスタッフの人たちが声を掛けてきてくれる。
そういう方針に転換したのか、はたまた以前行った時のような混雑時には同じような対応ができなかったからなのかは分からないが、それは悪くないことだと思う。

それにしても、とても空いていて静かな館内はオレにとっては最高だが、水族館的には嬉しいことではないはずで、ちょっと心配に思えたくらい。
時節柄、密は避けるべきだから、この空き具合は本当にありがたい。
しかし、ソーシャルディスタンスは水槽の中まで及んでいるのか、水槽の中もずいぶん空いてしまっていた。
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特に1Fの海のエリアでその傾向が顕著で、大水槽のシノノメサカタザメがいなくなっていたほか、大型魚は数が減り、水槽もすっきり。
サンゴ礁のオーバーハング水槽もやけにすっきりしてしまっていた。
ここはもう少し賑やかに、と思うところだが、これだけ空いている状況からすると、ちょっと言いにくい気もしてしまう。

5ヵ月前は1時間もいなかったのに、今回はその後の予定もなかったことも手伝い、ゆっくり。3時間はいただろうか。
18時が近くなった頃には、それまでボーっとしていた2羽のペンギンが大はしゃぎし始めて、こちらが疲れてイヤになるくらい遊んでくれたり、思った以上に楽しんでいる自分に気が付いた。5ヵ月前の時は酷評した施設だというのに、である。
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もちろん、水槽の状態が以前より落ち着いていたことも無関係ではないが、何より、“イケてない水族館”として行っているため、ハードルが極端に低くなっていたこと、そして、沖縄に着いた日というのも影響していたと思う。
着いた日はやっぱり気持ちにワクワク感があって、大したことじゃなくても楽しく感じるものだから。
それがオレだけの感情でないのなら、これから行く人も、帰る直前よりも、来てすぐの方が楽しめるかも知れない?
とは言え、この先、沖縄に行く度に足を運ぶか? と言われるとそれはなさそうな気がするけれど……

水族館を出て、帰ろうとバス停まで行くと…… 空港行きや近くのアウトレットモール行きのバスはあるのに、那覇市内方面へ向かう路線がない!!
仕方なく空港経由で那覇市内の宿に向かうことになったのだけど、利便性だけで言うと、やっぱり帰る前がいいのかなぁ? 
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2020年を振り返って [雑談]

2020年は良くも悪くも記憶に残る1年だったと言っていいと思う。
水族館好きにとっても、実に印象深い年だったのではないだろうか。

まず、何と言っても四国水族館、DMMかりゆし水族館、カワスイと、新しい水族館が3つもできたし、新しい水族館へと生まれ変わった足摺海洋館も含めれば4施設のオープンがあった。
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さらに、クラゲの新展示が4つもオープンしたこともトピックスだった。
2020年の日本の水族館は、その歴史におけるヴィンテージイヤーだったことは間違いない。ただ、コロナ禍が大いに災いしたことで記念すべき年を大いに満喫できなかったことは残念だった。
今年オープンの水族館や水槽にとっては、十分に話題にできなかったり、予測していた集客(≒収入)を得られなかったりしたことは、本当に気の毒に思う。
今年こそ、昨年の分も取り返して欲しいところだが、明けて2021年、いきなり非常事態宣言が発出されたりと、何とも暗雲垂れこめたような出だし。
どうなることやら……
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個人的には色々な意味で“勉強になった”年だった。
水族館の関係者でも、水族館を作る訳でもないのに勉強になったというのも変な話だが、新しくできた水族館がそれぞれの方法や見せ方で“新しさ”や“それまでなかったもの”を生み出そうとしたチャレンジやその結果を見ることができたことで、多くの“なるほど~!!”という発見? 驚き? 感心? を得ることができたからだ。
そして、新しい水族館以上に勉強になったのが、サンシャイン、すみだ、京都、大洗の4つのクラゲ新展示。
例えるなら、4人の料理人が同じ素材を使って同じものを作ったはずなのに、まるで違ったものができあがった、みたいな感じだろうか。
それぞれの違いは、同じミズクラゲの大水槽ながら、こうも違うものができあがるのか!! と単純に面白かったし、これまた“なるほど~!!”と感心させられることも多く得られた。
好みもあるかも知れないが、個人的にはサンシャインが1番だと思う。次点は京都かな?
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ところで今年は水族館にこうしたニュースは何かあるんだろうか?
こんな世の中になってしまったこともあるけれど、新しい水族館とかリニューアルのニュースなど、そういう話はひとまず聞こえてきてはいないけれど……

生き物のニュースとしては、アクアマリンふくしまで11年ぶりに展示されたバショウカジキがやはりトップだろうか?
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身震いするほど、みたいなものはあまりなかったような気がするけれど(カジキに関しては11年前にそれを済ませているから)、コロナに翻弄され続けた割に、初めて見るようなものにも何度か遭遇できたり、水族館の関係者の皆さんには頭の下がる思い。

ただ、2011年以降、毎年続けていたサケ遡上遠征を自粛してしまったり、2010年以降、毎年1回以上は必ず行っていた竹島水族館についぞ足を運ぶことができなかったりなど、結果的に行けなかった水族館もいくつかあった。
とは言え、コロナ禍の中にあって、35もの施設に行けたことはラッキーだった。

ラッキーと言えば、世界中でコロナが猛威を振るいだす直前にドバイの水族館に行けたことも大きい。
比較的新しい海外の水族館を見られたことは、これまた色々な意味で大きな収穫だった。
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日本にはない規模の大きな水槽を泳ぐ魚たちの多くが、これまで見たことのないものだったことも手伝って、久しぶりに心の底から水族館を楽しんだような気がしたし、それらの見せ方に、その国の嗜好性みたいなものを感じられたりと、大きな満足感が得られた。

これを契機に、他の国々の水族館も見てみたい!! そう強く思うようになったものの、その後のコロナ禍で、海外何て行けるようになるのがいつのことになるのか分からない世の中になってしまい、この先、行ける日が来た時に、オレ自身が行ける状態にあるのか? とか、気になることも多々あるが、まずは気兼ねなくどこにでも行ける世の中に早く戻ってくれることを願うばかり。

ホント、今年はどんな年になるんだろう? ひとまず今以上に酷くなりませんように……
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すさみ町立エビとカニの水族館(和歌山) [相当施設インプレ]

ネタ切れにつき、デッドストックから復活インプレッション第二弾!!
行ったのは、昨年の10月末。
この時は太地くじら博物館にカズハゴンドウを見に行った時で、目的だったカズハゴンドウは早々にブログとなり、ついで? に寄ったエビカニ水族館は今頃となってしまった(汗)
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「道の駅すさみ」に併設された新生エビカニ水族館は2015年から営業していたのに、オレが行ったのは移転から4年も経過したこの時が初めて。
個性派揃いの和歌山県の水族館の中でも、群を抜く個性派と言っていい施設だが、そこの主役たるエビやカニに対する興味が薄いオレにとってはなかなか足が向きにくく、とりわけ時間が限られる遠征の中では、後回しにされがちな施設となっていた。
しかし、今の場所は高速のすさみ南インターの目の前である。南紀白浜空港からレンタカーで太地や串本まで行くには、行きも帰りも絶対にその前を通る。
これはもう言い訳はできないなと、寄ってみたのが約1年前、という訳。

新しいエビカニ水族館は…… 規模も格段に大きくなっていたし、何より綺麗になってた。
水族館らしい巨大水槽がないのは旧施設と同じだが、それでも以前に比べれば水槽の数も増え、それに伴って展示種類数も大幅に増大。
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館内の雰囲気も旧施設のそれがいい意味で受け継がれていて、同じ水族館であることを実感させてくれるのもいい。
オレがかつて旧施設に行った時にはアザラシもいたが、その姿こそ見られなかったものの、水槽のスポンサー制度とか、ヤドカリ釣りが楽しめる池など旧施設時代の名物? もきちんと引き継がれていた。
旧施設時代からのファンも以前に増して楽しめるようになっているのではないだろうか。

規模が大きくなっているのだから当たり前なのだけど、展示も大幅に充実していた。
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魚とかウミガメなんかも少しいるが、主役はエビとカニ。近い仲間であるヤドカリ類や人気のオオグソクムシ、カブトガニなど、十脚目以外にも殻を持った“甲殻類”が数多く展示されており、そのひとつずつをじっくり見て回るだけでもそれなりに時間も掛かるくらいには揃っている。
展示されているそれらの大半はあまり動かないものも多いので、人によっては満足感の前に飽きが来る? そんな心配をしそうになるくらいの充実ぶりだ。
中でもとりわけ驚いたのが、入り口からしばらく続くイセエビ類の充実ぶり。「イセエビってこんなに種類いるんだ!!」と、今さらながら大いに驚かされた。
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ここで見られるものに対するオレの興味や知識は、ごく一般の人と大きく変わらないと思うのだけど、そんなオレでも“もう1回くらい来てもいいかも”と思うくらいには楽しかった。
ここに来るために飛行機には乗らないと思うが、太地や串本、白浜まで来ることはこの先もあるはずなので、そのついでに寄ることもまたありそうな気がしている。

この施設に寄ってみたのは、ここは水族館(認定施設)なのか、という点も気になったからだった。
水族館の看板を掲げ、展示種類数は50種以上。10本以上の水槽数は満たしている。しかし、躯体水槽がないことと、水量10tはないかも、ということで水族館リストに入らなかったのだが、出口のところにある餌やりの楽しめるウミガメプールは横からは見えないものの、“動かせず”かつ、これを加えれば水量10tはクリアできるはず。
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何より、ここで得られる満足度、水族館に行った感などからすれば、水族館とするのに差支えは無いように感じた。

でもまぁ、水族館巡りのために紀伊半島を回ろうという人なら、それが水族館としての基準を満たしていようといまいと、立ち寄るのだろうし、それが以前よりずっと便利にできるようになった上、得られる満足度も高まったのだから、そんなことを気にする必要はないのかもね。

それでは皆さま、よいお年を!!
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水環境館(福岡) [相当施設インプレ]

水族館のヴィンテージイヤーと言っていい2020年なはずなのに、水族館に行く回数が例年より少なかった。
まぁ、仕方がないことではあるのだけど、例えば、近隣の施設に“行こうかな?”と思っても、常に“やっぱりやめた方がいいよね?”と反射的に思ってしまう。

何が言いたいかというと…… ネタがないのである!!

それでも12月の半ば以降、ブログのアクセス数が伸びているので、何か出したいなぁ、と。
数日前のこと。「水環境館」のインプレブログに少しまとまったアクセスがあったらしい。
水環境館? 新しくなってからアップしてなかった…(汗)
という訳で新生・水環境館の話。実にリニューアルオープンから2年近くが経過。オレが行ってからも1年2か月が経ってるけれど…

ヴィンテージイヤーの今年と比べると、昨年2019年は新水族館のオープンや、リニューアルなどのニュースが非常に少なかった。
そんな中で、もっとも大きな変貌を遂げたのは北九州の水環境館だろう。
休館を伴うリニューアル期間を経た全面リニューアル。昨年4月より新生施設として運営されている。
リニューアルオープン日がなかなか発表されなかったので、オープン後すぐに行くことはしなかったんだけど、ブログに載せるのが遅くなったのはそれも影響してる?(←言い訳)

新しくなった水環境館をひと言で言うなら、博物館としての洗練度が高められた、だろうか。
入り口からして“新しくなった”と感じさせてくれるが、内装は特に多くの手が入れられたようで、隣接する紫川をテーマにした博物館として、その展示がより充実した印象。しかし、入館無料なのは以前と変わっていない。
館内から紫川が見える大きな観察窓も健在だ。
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この日は窓の前に魚が多く、以前に行った時よりも、色々見ることができた。

水族館や水槽展示についても、以前より大幅に綺麗になった。
水槽や周辺機材も統一感があって、まるでそれらのギャラリーのような印象を受けるくらい、すっきり綺麗にまとまっている。
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水槽数はリニューアル前の方が沢山あったし、壁面には大きめの躯体水槽もあって水族館的な雰囲気は以前の方が強かったような気がしたが、反面、雑然とした印象があったのも事実。

水槽の多くはアクアテラリウム的なつくりで、それもあって魚の印象が薄い。いない訳ではないのだけど、リニューアル前より数も少なく存在感が薄い。
全体的に綺麗にはなったけれど、水槽の数が減り、大きな水槽もなくなっていることから、水族館らしさという点では、以前の方がそれらしかったかも。
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水環境館と言えば、水槽内の環境再現力の高さ(中の生き物が見つからない)でも名を馳せていたが、新しくなってからもそこは健在。
水槽の中は以前と同じように、自然の水辺を切り取ってきたような、青々と茂る草やコケが美しい水景が再現されている。
水槽、それも小さな水槽の中で、これだけの環境再現力は恐れ入る他ないし、溢れんばかりの緑に満ちた水槽は単純に見ていて綺麗だ。
しかしまぁ、中にいるはずの生き物は例によって見つからない(笑)
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展示施設としてどうなんだ!? と思うところもあるけれど、無料なのだから文句は言うまい。ここは“探し出す楽しみ”として前向きに捉えよう!!

規模の小さな施設だから、水槽をさらっと見て回るだけだとあっという間に終わってしまう。じっくり生き物を探しをするくらいでちょうどいいのかも?
ただし、先にも書いたように、オレが行ったのは1年2か月も前の話なので、水槽の中身とかその配置は変わっているのではないかと思う。

施設がある場所は変わっていなくて、駅からも近い小倉の中心街。
福岡県内の水族館(相当)施設の中でも、もっとも行きやすいのではないかな?
半地下にあるのに館内は広々としていて、ゆっくりくつろげるようなスペースもあって、地元の人なのだろう。水槽を見るでもなく、のんびり休憩している人もいた。
小倉に観光しに行く場合、どこで何をするかは分からないけれど、街を散策して、その休憩がてら、水槽の美しい緑で癒される、そんな利用の仕方もいいのではないだろうか? 何しろ、入場無料だし。

とは言えやっぱり、1年2か月も前に行った施設のブログって書きにくいね。
写真を見れば思い出しては来るんだけど、熱量が足りないというのか今ひとつ書くべきことが出てきにくい。
行ったらなるべく時間を空けずに文字にする!! とあらためて反省。
という訳で、またいつか水環境館に行くことがあれば、あらためて書き直す? かも。
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琵琶湖博物館の気になる魚 Vol.3 [淡水魚]

ビワマス目当てに久しぶりに行った琵琶湖博物館はやっぱり楽しかった。
琵琶湖の魚たちはやっぱり“特別”だ。
ビワマスなどの固有種ももちろん、それ以外の種類でも琵琶湖産は“何か違う”と思ってしまうのは贔屓の引き倒しだろうか?
水族展示室最初の水槽から驚かされたのだから、そう思ってもおかしくはないよね。
最初の驚きはタナゴの大きさ。
水槽を泳ぐヤリタナゴとカネヒラの大きさには本当に驚いた。
カネヒラなんて手のひらくらいの大きさがあって、知り合いの学芸員氏に“あれ、日本のタナゴですか?”なんて聞いちゃったくらい。
でも、どれだけ大きなタナゴでも、アクリルに近寄ってきてくれなければ写真は撮れない。
残念ながら、写真に収められるほど近寄ってきてくれることはなく、撮影は断念。
でも、琵琶湖博物館に行ったら、是非、あの巨大タナゴは見てみて欲しい。驚くから。

ビワマスに喜び、タナゴに驚き、水族展示室を楽しんでいると、通路の奥、遠目に見えるバイカル湖の水槽に、何とも懐かしいシルエットが目に入ってきた。
驚きつつ、慌てて水槽に近寄ると、そこにいたのはノーザンパイク!!
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05年に施行された特定外来生物法で、いち早く指定されてしまった魚種のひとつであり、それ以降、その姿を見ることが叶わなくなった魚だ。
かつては幼魚が普通に売られていたこともあり、オレもいつかは飼うのだろうと思ってた。
水槽の都合などタイミングが合わず、結局飼わず終いとなってしまったが、飼おうと考えるくらいには好きな魚でもあったし、海外の水族館に行かなければ会えないだろうと思っていたから、この予期せぬ再開は本当に嬉しかった。
久しぶりに見ると、こんな綺麗な色だったんだなぁ、と改めて思わされる。同時に、飼っておけばよかったなぁ、とも(笑)
今、日本で見られる個体は恐らくこれだけ。そういう意味では非常に珍しい魚と言っていい。
なお、魚名板にはロシア語名で表記されていたが、それを確認してこなかったのでここではノーザンパイク(Esox lucius)とさせてもらう。

ノーザンパイクと同じ水槽にいたペルカも懐かしい顔だ。
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ヨーロピアンパーチという名で観賞魚としても流通したこともあるが、ノーザンパイク同様、05年に特定外来に指定。日本では見ることができない魚となった。
かつてもノーザンパイクほど目にする機会もなかったが、この魚が外来魚として定着してしまった国もあるらしいので、予防的な指定だったのだろうと思う。
こちらも、現在日本で見られるのはこの水槽の展示個体だけと思われる。
また、こちらもロシア語名で紹介されていたが、それを確認しなかったので、オレの知ってる名前(ペルカ・属名由来)とさせてもらった。

特定外来つながりでもう1種。ナイルパーチも登場させたい。
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ナイルパーチは特定外来に指定されたのが2016年と比較的最近だったこと、かつアクアトトぎふでも展示されていることから、上記2種と比べれば見る機会もまだある。
琵琶湖博物館で展示されているものもその1匹だが、アクアトトにいるものは恐らくコンゴ産として日本に来るものだと先日のブログに書いたが、琵琶湖博物館にいるものは恐らくナイジェリア産として日本に来ていたものと思われる。
体高が高くそこまで大型化しないコンゴ産に対し、体高が低く巨大化するナイジェリア産というのが簡単な違いだが、観賞魚の世界では値段の高いコンゴ産、安いナイジェリア産みたいな違いもあった。
オレはこの体高の低いナイジェリア産が好きなのだけど、ウチにいるのも、アクアトトにいるのもコンゴ産なので、このタイプの、しかも展示個体はそれらしい特徴がしっかり出始めた70㎝ほどの大きさで、そのサイズ感も非常にオレ好み!!
水槽に1匹しかいないこともあって、この1匹に集中できるのもいい(笑)
この子に会うために琵琶湖博物館に行ってもいい!! 個人的にはそう思うくらいの1匹だ。

残りの2種類はナイルパーチと同じく、アフリカ産のシクリッド。
まずはタンガニイカ湖水槽に新たにお目見えしたオーレオクロミス・タンガニカエ。
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あら!? ここにもいたの!! 知らない間に導入されたらしい。
それほど大きくないので、展示が開始されてまだ日が浅いのだろう。
琵琶湖博物館のタンガニイカ湖水槽はタンガニイカ湖のある特定地域を再現していて、展示魚種もそこに住まうものというリアルさにこだわった水槽だと聞いたが、同じ水域にO.タンガニカエもいるのだろうか? この水槽で展示されてるということは、いるんだろうなぁ……
O.タンガニカエはアクアトトでも見られるし、そちらの方がずっと大きくて綺麗だが、琵琶湖博物館のものも、しばらく経てばそれに見劣らないような大きさ、綺麗さを楽しませてくれることだろう。琵琶湖博物館行く楽しみがまた増えた!!

最後の1匹もアフリカ産のシクリッド。
タンガニイカ湖のシクリッドを展示した水槽はサイズや展示種類数の多少こそあれ、比較的目にする機会があるように思うが、マラウィ湖の水槽というとあまり目にしないような気がする。
琵琶湖博物館には、そんなマラウィ湖のそこそこ大きな水槽があって、比較的メジャー種のみのラインナップだが、綺麗な魚たちが展示されている。
この“綺麗”というところがポイント!! この類、飼うこと自体は簡単なのだけど、喧嘩したり繁殖したりを繰り返す内に、だんだんとその綺麗さが失われていってしまう印象だ。
しかし、琵琶湖博物館の水槽で泳いでいるものは、どれも綺麗!!
先にも書いた通り、比較的メジャーな種類が泳いでいるが、ここではその中からニムボクロミス・リヴィングストニィを登場させた。
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綺麗に仕上がっていることはもちろんだが、この水槽を泳ぐ中では目にする機会が少なさそう? だから(笑)
とは言え、上記特定外来3種に比べれば、おまけ、みたいなものかな?
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アクアマリンふくしまの気になる魚 Vol.2 [海の魚]

カジキを見るためにアクアマリンふくしまに行ってきた、というのは以前のブログに書いた通りだが、気付けば2年半ぶり。イオンモールができてからは初めて。
オレが行った日も平日にも関わらず想像以上の人の数に驚かされたが、やはりイオンモールの影響だろうか?
でも、次から次へと来る人たちはカジキにはほとんど目もくれず、イワシの大群を背に記念写真を撮る。
それが終わるとその場を移動してしまうのだけど、それが永遠に続くんじゃないか、と思うくらい次々来るので、カジキ観察はその合間を狙って。
アクアマリンには他にも見るものが色々あるので、退屈はしない。むしろ、他の水槽との間を行ったり来たりするのが疲れるくらい?

気になる最初の1匹は、親潮水槽にいるサヨリ。
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サヨリって食材としてはよく知られているのに、水族館で見ることはほとんどない。
コモチサヨリとかデルモゲニーとか、温暖地域に住まう小型種こそ見るものの、名前に何も付かない“サヨリ”の生きて水槽を泳いでいる姿を見るのは初めて? かも知れない。
もしかしたら、2回見たバショウカジキよりも希少性が高い?
生きて泳ぐ姿も、よく見知った姿形。臆病でアクリルに近づくと奥の方へ逃げてしまうが、しばらくその場でジッとしていると、戻ってきてくれる。
伸びた下顎は、カジキよろしく、いかにも折れてしまいそうな感じだが、魚に対して水槽が広いからだろうか。綺麗な状態で残っているものが多かった。
常に水面付近を泳いでくれていたので、非常に見やすかったのもよかった。

大水槽と言えば、カジキのいる黒潮側にも見てみたいものがいた。ヒラソウダだ。
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所謂、ソウダ鰹のひとつだが、これまで生きた姿は見たことがなかった。
背中にライン状の模様が入った、同居のカツオなどよりも小ぶりの魚がビュンビュン泳ぎ回っているため、パッと見はスマ? みたいに見える。
しかし、目の前を何度も通過していくのをしばらく見続けていると、顔が短く、眼がぱっちり。体つきは体高が低く細長い印象。なるほど!! これがヒラソウダなのか!! 同居のカツオやキハダなどと違っていることが分かるようになり、スマと見間違うこともなさそうな気がしてくる。

同じ水槽にはメバチもいたようなのだけど、それらしいものは見当たらなかった。搬入されたのは少し前なので、そちらはもういないのかも知れない。
生きたメバチもどんなものだったのか、見てみたかったなぁ……

今回は久しぶりの訪問とは言え、目的はほぼカジキ一択。
いつもなら気合いを入れて見るはずの親潮アイスボックスもあっさり軽めに。
と言っても、素通りさせてくれないのが困るところで、カジキの動きを気にしつつ足を止めること何度か。
足を止めた理由のひとつがベロ。
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北海道などに産するカジカの仲間。ちょっと変わった名前だが、属名(Bero elegans)に由来するもの。
その名前もさることながら、おっ!? 何か綺麗だぞ!! と。
体色は住環境に合わせて個体差があるようで、画像検索してみたりしても、展示されていた個体とは違ったものが多く出てくる。
展示個体はグリーンにピンクの模様を散りばめたような体色をしていて綺麗だった。
海藻の中にでもいたのだろうか?

ベロの並びにいたスミツキメダマウオも気になった1匹だ。
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ベロと同じく北海道などに生息する小型の底生魚。
大きめの胸鰭で底床の上で上体を起こすような態勢て定位していて、時々、条数の多い長い背鰭を動かすくらいであまり動き回らない。
長い背鰭がスネークヘッドを連想させるように感じたからなのか、馴染みのない魚にも関わらず既視感が。
しばらく眺めていると、魚もキョロっと大きめの眼で見上げてくる。
そんな様子を見ていて気が付いた。パイクシクリッドだ!! って。
パイクシクリッドにしてはやや顔が短いが、雰囲気や動き方にそれらしさを感じさせるし、底棲性と言われるタイプにとりわけよく似ている。
個人的に馴染みのある魚に似ているものを感じたからなのだろう。しばらく見ていただけなのに、よく知ってる魚みたいな気になった。初めて見たかも知れない魚だというのにね(笑)

最後の1匹はカタボシアカメバル。
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見たことがあるような、でも、多分、アクアマリン以外では見たことがない魚。
これまでもアクアマリンでは何回か見たような記憶があるが、調べてみると比較的新しく記載された種類らしい。
カニの水槽に何個体かいて、それが見やすい位置を泳いでくれていたので撮ってみたのだけど、水族館では珍しい魚なのだろうと思う。

調べてみようと検索するも、全然ヒットしない。アクアマリンが名付けた仮名なのか?
なんて思ったものの、理由は単純。ずっと「アカボシカタメバル」だと思っていたから(汗)
そのお陰で、その名前がしっかり頭に刻まれることになりました。
皆さんもお間違えの無いよう…… って、お前に言われたくないって話ですな。
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