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シーライフシドニー(オーストラリア・シドニー) [海外水族館インプレ]

「シドニー」「水族館」で検索すると出てくるのがこのシーライフシドニー。
シドニーを代表する、というか、シドニーで唯一の水族館だ。
「シーライフ」は日本の水族館好きにも聞き覚えのあるはずの名称だが、名古屋にあるそれと同じく世界中に展開しているシーライフのひとつ。言うなればシドニー支店みたいな感じ?
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シドニーの中心街からほど近い港湾エリアにあって、周辺には駅も多く分かりやすい。初めてでも迷うことなくすんなり行くことができた。
水族館は同じ会社が運営するワイルドライフシドニーという動物園と蝋人形館と同じ建物に入っている。建物の大半を占めるのは水族館なのだろうけど、どういう組み合わせになっていたんだろうか?
水族館の入館料は51オーストラリアドル(5100円くらい)。ワイルドライフシドニーとのセット券もある。

水族館がある港湾地区は東京でいえば銀座や大手町のような街がすぐ近くにある。そのせいか、人が多い。近くには博物館もあったりして、観光客も多いのだろう。
オレが行ったのは月曜日だったが、水族館は思った以上に混雑していた。

外から見る建物は大きいように見えたが、中は通路が狭く、小さな水槽も多いので、混雑していて見えない水槽も多かったが、同じシーライフということもあるのだろう。水槽の雰囲気や並び方などに、名古屋にも通じるものを感じた。
展示はオーストラリアに寄せたものになっているようだったが、正直言うと、この水族館、あんまりちゃんと見ていないのだ。
混雑してる水槽を後回しにしながら、再入館して、みたいに考えていたのだけど、ランチを済ませて水族館に戻ったら「再入館はできないよ」とのこと。
今から思えば、もう1度入館すればよかったのだけど、前日までの疲れもあって、入館料の高さを言い訳に、早々に退散。
遠くて簡単に行けない施設なのだから、行っておけばよかった、と今更ながらに強めに後悔している。
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オーストラリア肺魚がいる淡水魚水槽。水槽周辺がこの水族館では一番シーライフらしい? 雰囲気。

そのため、しっかり記憶に残っているのは、オーストラリア肺魚を中心とした淡水魚の水槽と、2つの大水槽、出口手前にあったペンギンの水槽くらいという何とも残念なもの。
だが、大水槽、とりわけ2つめの「SharkValley」と名付けられた大水槽のことはとても印象深く記憶に残っている。
これまで行った海外水族館の大水槽でも個人的ランキング上位に来る魅力的な水槽だったから。
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2つある大水槽はひとつめがジュゴンがいる暖海系、ふたつめが温帯系のシャークバレー。いずれも2本のトンネルがあって、1本めのトンネルで奥まで行って、2本めのトンネルで引き返してくるという作り。
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どちらの大水槽も何度も折り返したやけに長いスロープを降りていき、2本めのトンネルを出ると、そのスロープを上がっていくというアクセスの面倒くささ、トンネルの径が小さく、渋滞しやすいなどの難点があって、その場で長時間留まりにくいのだけど、それでもシャークバレーでは立ち止まらずにはいられず、混雑の合間を縫ってそこにいる魚たちの姿を必死に眺めたくなる水槽だった。
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何がそんなに良かったかって?
地元の魚たちがひしめくオレ好みな水槽だったから。
シャークバレーという名前の水槽だけに、シロワニなどのサメがいて、それらもまぁ、地元の魚ではあるのだけど、日本でも見られることもありそこはプラス要因にはならない。でも、沢山いるその他の魚たち、まさにタイやアジなど、日本にもいそうな魚たちにはときめかずにはいられなかった。
それらは、知っているようで知らない魚。当然、日本の水族館では見られないもの。
オーストラリアもシドニーくらい南まで来ると、気候も日本と似たようなものとなるためか、海で見られる魚も似たようなものになる。だけど、よく知っているようなそれらの魚も、よく見ると違う。そこが重要!!
また、それらの中には、時折、見るからに見たことないものなどもいることから、久しぶりの気持ちの昂ぶりを味わえた。
こんなの書いてたら、あらためて再入館しなかったのが悔やまれるなぁ……

シーライフと言えば、変わった? 水槽内の装飾が話題になっていたが、シドニーでもそんな装飾が一部見られた。
でも、意外と少なかった印象で、視覚的なインパクトという意味では名古屋の方が強烈かも知れない。

再入場するつもりでいたから、写真も少なく、やっぱり不完全燃焼気味。
これはもう、もう1度行くしかないか!?
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