ワイキキ水族館(ハワイ・ホノルル) [海外水族館インプレ]
海外の水族館に行きたい!! と、行けそうな行先の中から、面白そうな水族館がある所を選んで行ってる海外遠征。
4回めとなる今回の行先はハワイ。こういう超メジャー観光地だと格安ツアーが見つかりやすいのだ。超円安で金銭的にはハードな渡航先ではあったけれど、水族館以外にも行ってみたいところもあり、27年ぶりのハワイへ行ってきた。
真っ先に向かったのはワイキキ水族館。
実はこの水族館、27年前にも行ってるのだけど、その時は動物園とハシゴだったからか、疲れていたこと以外の記憶がない。つまり、初めて行くみたいなもの。
ハワイモンクアザラシが見られるらしいことと、ペパーミントエンゼルがいるとか聞いたこともある。それとその他、ハワイ固有種に出会えることを期待しての訪問だ。
さほど規模の大きな施設ではなかった、という記憶はあったけれど、実際に行ってみると思っていたよりは大きく、東海大の水族館から大水槽を抜いたくらいの規模感。
ワイキキ水族館もハワイ大学の所属だそうで、同じ大学所属施設ということもあってか、雰囲気も何となく似ている。
展示は一部を除き、ハワイの海。地元特化型だ。
絶海の孤島であるハワイの周辺は固有種も多い。つまり、ここでしか見られないものも少なくない、ということ。そういう意味ではオレ好みな施設。実際、結構面白かった。
入館し、まず最初に向かったのは固有種のモンクアザラシがいると思しき屋外のプール。
あれ!?
見たことなくてもここにアザラシがいたことが想像できるプールには水がなく、それも掃除で抜かれたとかではなく、かなり長い期間、水が入っていなかったような雰囲気。
いないのか? プールの周辺をウロウロしていたら、水族館スタッフの人が「nothing」と。
マジで!? これを楽しみに来た部分も大きかったのに……
でもまぁ、いないものは仕方ない。気を取り直して館内へ。入口脇の壁に貼られたペパーミントエンゼルの写真パネルが気分を盛り上げる。こいつを見られれば……
展示の主役はサンゴだ。サンゴが入った水槽はいくつかあって、そのどれもが綺麗で状態もいい。
眩しいくらいの明るさも手伝って、とても綺麗に見えるのだけど、そこに入った魚たちは長く飼われているからなのだろうか、ニザダイ類を中心に穴あきを発症した個体が多く、綺麗でないものが多かったのも少々モヤっとした。
また、サンゴが入っていない水槽は何となく薄暗く、サンゴ水槽との落差もあってか、何とも古臭く見えてしまう。
歴史ある施設だけに仕方ない部分でもあるのだろうけど、水槽のアクリルは白濁していたり、キズが多かったりなど、状態がよくないところが少なくない。
さらに、アクリルの状態のせいなのか、濁って見える水槽もいくつか。
濁りに関しては、水族館前の海の水を注水しているのだろうと思うが、何もせずに直接入れているから、という可能性もあるけれど。
一番大きな水槽の前に解説員の人もいて、質問あったら聞いてね、と声をかけてくれていたので、その辺の事情を聞いてみたかったところだが、乳幼児程度の能力しかないオレの英会話力ではそれも叶わず……
モヤっとしたと言えばもうひとつ、種名板がめちゃくちゃなこと。
水槽前に掲示された種名板は、いないものがそのままだったり、種名板が出ている水槽ではない水槽にその魚がいたりと、あまり役に立たない。
種名板のQRコードを読み込むと日本語での解説もあったようなのだけど、生憎それも使わなかったのでそれを使えばよかったのかは分からないけれど。
細かいところは気にしない。外国の水族館らしいところなのかもしれない。もっとも、オレが普通に英会話ができていれば問題はなかったのだろうけど。
魚類メインの展示は基本、ハワイで見られる魚たち。
絶海の孤島であるハワイ周辺にいる魚には固有種が多く、それらは見た目からして特別感のあるものだけでなく、日本にも同じ種類がいる、と思ったものが実は微妙に違う固有種だったりと油断ができない。
滅多に行けない者からすれば、もっと強めにプッシュしてよ!! と思うところもあるのだけど、日本の水族館とは違い、そういうのはない。
良くも悪くもここはアメリカ。細かいことは気にしないらしい。
だから、現地ならではの魚を見逃したくない!! そういう人はハワイにどんな固有種がいるのか予習してから行くことをオススメしておきたい。
それをしておかなかったことを今になって後悔している。もっと手軽に行ける場所ならもう1度行き直したいくらいだ。
見られることを楽しみにしていたペパーミントエンゼルはというと…… いなかった(泣)
クック諸島産でハワイ固有種という訳ではないから、いなくてもおかしくはないんだけど、いるらしい、と聞いていて、さらに入口周辺の大きな壁面の写真で期待してしまったので、ちょっと(かなり?)残念。
規模の大きな水族館ではないから、すべて見て回っても1時間もあれば事足りる。
でも、魚好きなら結構楽しめる施設なので、3~4時間くらいは見込んでおいた方がいい。
動物園と近いのでハシゴもできるが、それはあまりオススメしない。どちらもそれほど大きな施設ではないが、やはり疲れてしっかり楽しめなくなるからね。
4回めとなる今回の行先はハワイ。こういう超メジャー観光地だと格安ツアーが見つかりやすいのだ。超円安で金銭的にはハードな渡航先ではあったけれど、水族館以外にも行ってみたいところもあり、27年ぶりのハワイへ行ってきた。
真っ先に向かったのはワイキキ水族館。
実はこの水族館、27年前にも行ってるのだけど、その時は動物園とハシゴだったからか、疲れていたこと以外の記憶がない。つまり、初めて行くみたいなもの。
ハワイモンクアザラシが見られるらしいことと、ペパーミントエンゼルがいるとか聞いたこともある。それとその他、ハワイ固有種に出会えることを期待しての訪問だ。
さほど規模の大きな施設ではなかった、という記憶はあったけれど、実際に行ってみると思っていたよりは大きく、東海大の水族館から大水槽を抜いたくらいの規模感。
ワイキキ水族館もハワイ大学の所属だそうで、同じ大学所属施設ということもあってか、雰囲気も何となく似ている。
展示は一部を除き、ハワイの海。地元特化型だ。
絶海の孤島であるハワイの周辺は固有種も多い。つまり、ここでしか見られないものも少なくない、ということ。そういう意味ではオレ好みな施設。実際、結構面白かった。
入館し、まず最初に向かったのは固有種のモンクアザラシがいると思しき屋外のプール。
あれ!?
見たことなくてもここにアザラシがいたことが想像できるプールには水がなく、それも掃除で抜かれたとかではなく、かなり長い期間、水が入っていなかったような雰囲気。
いないのか? プールの周辺をウロウロしていたら、水族館スタッフの人が「nothing」と。
マジで!? これを楽しみに来た部分も大きかったのに……
でもまぁ、いないものは仕方ない。気を取り直して館内へ。入口脇の壁に貼られたペパーミントエンゼルの写真パネルが気分を盛り上げる。こいつを見られれば……
展示の主役はサンゴだ。サンゴが入った水槽はいくつかあって、そのどれもが綺麗で状態もいい。
眩しいくらいの明るさも手伝って、とても綺麗に見えるのだけど、そこに入った魚たちは長く飼われているからなのだろうか、ニザダイ類を中心に穴あきを発症した個体が多く、綺麗でないものが多かったのも少々モヤっとした。
また、サンゴが入っていない水槽は何となく薄暗く、サンゴ水槽との落差もあってか、何とも古臭く見えてしまう。
歴史ある施設だけに仕方ない部分でもあるのだろうけど、水槽のアクリルは白濁していたり、キズが多かったりなど、状態がよくないところが少なくない。
さらに、アクリルの状態のせいなのか、濁って見える水槽もいくつか。
濁りに関しては、水族館前の海の水を注水しているのだろうと思うが、何もせずに直接入れているから、という可能性もあるけれど。
一番大きな水槽の前に解説員の人もいて、質問あったら聞いてね、と声をかけてくれていたので、その辺の事情を聞いてみたかったところだが、乳幼児程度の能力しかないオレの英会話力ではそれも叶わず……
モヤっとしたと言えばもうひとつ、種名板がめちゃくちゃなこと。
水槽前に掲示された種名板は、いないものがそのままだったり、種名板が出ている水槽ではない水槽にその魚がいたりと、あまり役に立たない。
種名板のQRコードを読み込むと日本語での解説もあったようなのだけど、生憎それも使わなかったのでそれを使えばよかったのかは分からないけれど。
細かいところは気にしない。外国の水族館らしいところなのかもしれない。もっとも、オレが普通に英会話ができていれば問題はなかったのだろうけど。
魚類メインの展示は基本、ハワイで見られる魚たち。
絶海の孤島であるハワイ周辺にいる魚には固有種が多く、それらは見た目からして特別感のあるものだけでなく、日本にも同じ種類がいる、と思ったものが実は微妙に違う固有種だったりと油断ができない。
滅多に行けない者からすれば、もっと強めにプッシュしてよ!! と思うところもあるのだけど、日本の水族館とは違い、そういうのはない。
良くも悪くもここはアメリカ。細かいことは気にしないらしい。
だから、現地ならではの魚を見逃したくない!! そういう人はハワイにどんな固有種がいるのか予習してから行くことをオススメしておきたい。
それをしておかなかったことを今になって後悔している。もっと手軽に行ける場所ならもう1度行き直したいくらいだ。
見られることを楽しみにしていたペパーミントエンゼルはというと…… いなかった(泣)
クック諸島産でハワイ固有種という訳ではないから、いなくてもおかしくはないんだけど、いるらしい、と聞いていて、さらに入口周辺の大きな壁面の写真で期待してしまったので、ちょっと(かなり?)残念。
規模の大きな水族館ではないから、すべて見て回っても1時間もあれば事足りる。
でも、魚好きなら結構楽しめる施設なので、3~4時間くらいは見込んでおいた方がいい。
動物園と近いのでハシゴもできるが、それはあまりオススメしない。どちらもそれほど大きな施設ではないが、やはり疲れてしっかり楽しめなくなるからね。
2024-05-11 00:05
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