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2021年の水族館収めはしながわ水族館で [水族館紀行]

2021年も残り3日となった12月29日、しながわ水族館に行ってきた。
サンゴ礁の水槽に珍しい魚がいるらしい、という噂を聞いて、行きたいと思っていたところに、閉館した志摩マリンランドの魚たちが移籍してきたという話も加わり、行こう行こうと思いながら結局このタイミング。相変わらずの腰の重さよ。

世間はすでに冬休みに突入していたからか、館内はそれなりに混雑していた。それでもイルカショーが始まると館内から人が少なくなるので、そのタイミングで各水槽を見学。
それでも案外楽しめるものだなぁ、と1年半ぶりのしながわ水族館を堪能してきた。

その楽しさの多くは、志摩マリン移籍組みによってもたらされたものだ。
元・志摩マリンの魚たちがいる大水槽へと行くと、早速見覚えのある姿が目に入った。

いかにも水族館暮らしが長そうな仕上がり具合の、年季の入った大きなセンネンダイ。
3年半ぶりくらいだが、まさか東京で再開しようとは!!
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センネンダイとの再開にひととき浸っていたら、オレの前を大型のマルコバンたちが横切っていく。
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魚名板にはヨコヅナマルコバンと紹介されていたが、そういえば、志摩マリンランドのTwitterでその辺りの話が呟かれていたことがあったよな…… みたいなことを思い出した。

志摩マリンランドの回遊水槽と言えば、の巨大ゴマフエダイたちもしながわの水槽で健在だった。
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久しぶり!!
そういえば、志摩マリンランドでもこうやって数匹まとまっていたよね、と、かつての暮らしぶりを思い出す。

1匹だけいたキツネフエフキも移籍してきていた。
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キツネフエフキって美ら海水族館と志摩マリンランド以外では見ない魚だったから、ここで見られるのはなかなかラッキーなことと言っていい。

志摩マリンランドの閉館の時にはそこに行くことをしなかったので、こうして見覚えのある魚たちに再開できたことは本当に嬉しい。
これらの魚たちが好みのタイプだというのもあると思うが、長年飼育されてきた、良くも悪くも仕上がった魚たちの存在感は、しながわ水族館の大水槽に合った年代感? が戻ってきたように感じた。
しながわ水族館も今やそこそこのネオヒストリックの部類。そんな水族館の大水槽には、昨日今日採ってきたような若魚よりも、仕上がった老成魚の方が似合うと思うのだ。
だからという訳ではないけれど、オレ自身、かつてないくらいにしながわ水族館の大水槽を楽しんだ。

目的のひとつであったサンゴ礁水槽の珍魚の姿は見当たらなかったが、ジャングル水槽に“こんなのいたっけ?”みたいな魚がいたり、個人的にしながわと言えば、な魚が元気な姿を見せてくれたりと、想像以上に幸せな水族館収めとなった。

ただ、家に戻って撮った写真を見て、あまりに酷いクオリティにガッカリするまでは、だけど。
また近い内に、写真の撮り直しも兼ねて、志摩マリン移籍組みに会いに行くとしよう。
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Kazu

オミクロンの影響でなかなか遠出もできない日々が続きますね。大水槽では志摩マリン組が元気でいて楽しまれたということでよかったです。がっかりということですが、写真を拝見すると、不思議と志摩マリンの景色が重なっているように感じました。本当にマッチしていますね。
by Kazu (2022-02-06 22:48) 

ミストラル

>kazuさん

今年の水族館初めもしながわからスタートだったのですが、元・志摩マリンの魚たちを見てきました。
しながわの水槽で元気そうで、ホント、よかったと思います。

早く気兼ねなくあちこち行けるようになってもらいたいものです。
いい加減、うんざりしてきますね。
by ミストラル (2022-02-11 22:59) 

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