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2020オープンの施設再訪・その1 DMMかりゆし水族館 [水族館紀行]

有効期限が迫りつつあった航空会社のマイルを消費すべく、沖縄へ。
と言っても昨年の話。コロナ感染者数が増加しつつあり、GoToキャンペーンが打ち切られる、なんて言われ始めていた頃だ。

時期も時期ということもあり、ちょっとした後ろめたさもあって、沖縄に行くことは誰にも言わず、沖縄の友人知人たちにも知らせることもしなかった。
しかしまぁおかしなもので、水族館の知人に遭遇してしまうのはともかく、沖縄の水族館でTwitterのフォロワーさんに遭遇したりと、オレが沖縄にいたことがバレた(隠してた訳じゃないけど)人が何人か(笑)
悪いことはできないってことなんだろうね(沖縄行きが悪いと思ってる訳じゃないよ・笑)

羽田をゆっくり出発し、沖縄に到着したのは午後。変な時間帯の飛行機は空いてる(安い)のだ。
久しぶりに那覇空港からそのままバスに乗り、最初に向かったのはDMMかりゆし水族館。
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前回行った時の写真があまりにも少なく、もう少し撮っておきたいと思っていたから。
バスで行くのは初めてだが、とても行きやすかった。いつもは混んでる331号線が空いてたこともあり、空港から20分ほどで到着。
これなら帰る前にちょっと寄って、みたいなことも十分可能だろう。
水族館が入るショッピングモール、イーアス豊崎も7月の時はオープンしたばかりで人の波を掻き分けるがごときの大混雑だったのに、平日の午後、しかも雨という条件だからだろうか。ものすごく空いていてひっそり。当然、水族館も空いてた。

最初の映像もオレと連れの2人だけ。館内も7月の時がウソみたいに人がおらず、まるで貸し切りみたい。素晴らしい!!(笑)
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これならひとつひとつの水槽をじっくり見てみようという気にもなるというもの。
前回訪問時より5ヵ月が経過し、水槽やろ過槽のコンディションも安定したのだろう。多くの水槽の水がキリっとクリアになっていて、中の魚たちの状態も悪くなかった。
7月の時にはいなかった魚がいたりする反面、前回訪問時の違和感がすべて払拭された訳ではなく、相変わらず何でこの水槽にこれ? みたいな部分はあるけれど、少なくとも5ヵ月前に比べれば、概ね生き物の状態は落ち着いたように見えた。
また、前回は閉鎖されていたカピバラやナマケモノなどがいるフロアも開放されており、今回ようやく、完全状態のかりゆし水族館を見ることができたことになる。
その動物コーナーも、素敵!! とはならなかったが、脱走癖のあるらしいコアリクイを見ているのはちょっと楽しかった。
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付ききりで番をしている飼育スタッフの人がちょっと目を離すと、すぐに展示スペースを抜け出し、その脇にある造花の植え込みを嬉々として破壊し始めるのだ。
小さくてもパワーは強大で、植え込みは一瞬で盛大に破壊される。慌てて戻ったスタッフによってアリクイはバックヤードに収容されるという一連の流れが何ともおかしかった。今はもう対策されているのだろうか?

館内にいる人が少ないからなのか、中のスタッフの人たちが声を掛けてきてくれる。
そういう方針に転換したのか、はたまた以前行った時のような混雑時には同じような対応ができなかったからなのかは分からないが、それは悪くないことだと思う。

それにしても、とても空いていて静かな館内はオレにとっては最高だが、水族館的には嬉しいことではないはずで、ちょっと心配に思えたくらい。
時節柄、密は避けるべきだから、この空き具合は本当にありがたい。
しかし、ソーシャルディスタンスは水槽の中まで及んでいるのか、水槽の中もずいぶん空いてしまっていた。
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特に1Fの海のエリアでその傾向が顕著で、大水槽のシノノメサカタザメがいなくなっていたほか、大型魚は数が減り、水槽もすっきり。
サンゴ礁のオーバーハング水槽もやけにすっきりしてしまっていた。
ここはもう少し賑やかに、と思うところだが、これだけ空いている状況からすると、ちょっと言いにくい気もしてしまう。

5ヵ月前は1時間もいなかったのに、今回はその後の予定もなかったことも手伝い、ゆっくり。3時間はいただろうか。
18時が近くなった頃には、それまでボーっとしていた2羽のペンギンが大はしゃぎし始めて、こちらが疲れてイヤになるくらい遊んでくれたり、思った以上に楽しんでいる自分に気が付いた。5ヵ月前の時は酷評した施設だというのに、である。
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もちろん、水槽の状態が以前より落ち着いていたことも無関係ではないが、何より、“イケてない水族館”として行っているため、ハードルが極端に低くなっていたこと、そして、沖縄に着いた日というのも影響していたと思う。
着いた日はやっぱり気持ちにワクワク感があって、大したことじゃなくても楽しく感じるものだから。
それがオレだけの感情でないのなら、これから行く人も、帰る直前よりも、来てすぐの方が楽しめるかも知れない?
とは言え、この先、沖縄に行く度に足を運ぶか? と言われるとそれはなさそうな気がするけれど……

水族館を出て、帰ろうとバス停まで行くと…… 空港行きや近くのアウトレットモール行きのバスはあるのに、那覇市内方面へ向かう路線がない!!
仕方なく空港経由で那覇市内の宿に向かうことになったのだけど、利便性だけで言うと、やっぱり帰る前がいいのかなぁ? 
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Kazu

前回よりも印象が上がったのですね。期待値低めの法則と、水族館もミストラルさんの紀行をみて、工夫しなくては!としのでしょうか。個人的には、美ら海との区別化よりも、より空港に近い美ら海みたいになってもらえたら、短い滞在期間でも沖縄の海を見れていいなと思ったりもします(沖縄を訪れて美ら海に行かない選択があるか!?とも思いますが(笑))。
by Kazu (2021-01-24 10:44) 

ミストラル

>kazuさん

印象が良くなってのではなく、沖縄に着いたばかりで、気分がワクワクしてただけですよ(笑)

この水族館があるのが沖縄ではなく、お台場とかなら、今のままでも決して悪くないと思うんですが、沖縄にあるのだから、やっぱりもっと沖縄感は欲しいと思います。
そういう意味では、kazuさんが言うように、空港に近いミニ美ら海がいいのではないかとオレも思います。
by ミストラル (2021-01-24 22:55) 

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