So-net無料ブログ作成

シャルジャ水族館の気になる魚 [海の魚]

シャルジャ水族館で展示されている魚は、目の前に広がるペルシャ湾産のものが中心。
ロストチェンバー水族館にいた魚も地元率が高かったけれど、ここのものはほぼすべてが地元産ではないかと思われる。
そのため、日本では見ない魚も多く、初めて見る魚も少なくなかった。
ひとつ前のブログにも書いた通り、大水槽が全体の8割を占めるような水族館だったが、大水槽以外の水槽にも“おっ!?”と思わせてくれるような魚がおり、満足な魚名板もないことから、遠くから行ってる身としては、油断できない水族館だった(笑)

シャルジャ水族館でもっとも会いたかった魚が、大水槽にいたオオフエフキだ。
LY5A8983.jpg
ネット検索して得られた少ない情報の中で、いるのが分かっていた魚。
画像で見ていた時には「キツネフエフキもいるのね」くらいに思っていたが、顔がいくぶん短いような気が。でも、それは気のせいではなく、別の種類だったというワケ。
キツネフエフキによく似ているので、初めて見たのに“初めて見た感”は薄かったけれど、日本の水族館では展示されていないし、実際に見てみると、キツネフエフキというより、ハマフエフキを引き延ばした、みたいな感じで、両者の見分け方である目の下のラインを見るまでもなく、ちゃんと違う魚であることが分かる。

見にくい部分も多い大水槽の中でも、見えやすい位置にいてくれて、かつビュンビュン動き回ることをしないので、じっくり見られてありがたかった。
地元の魚ということでシャルジャ水族館には結構沢山いたが、何故かロストチェンバー水族館ではその姿を見なかった。

大水槽にはオオフエフキの他にも、現地でハムールと呼ばれ、もっとも美味しい魚として人気があるらしいチャイロマルハタとか、大きなシノノメサカタザメとか、1m超の魚も結構な数がいる。
しかし、ここで餌食べられるの? みたいな心配をしたくなる小さな魚もいる。
そんな心配? したくなるもののひとつがチョウチョウウオの仲間。
トンネルの頭上から、ひらひらと花びらが落ちてくるように目の前に現れたコーヒー色のチョウチョウウオ。
LY5A8951.jpg
黄色とか鮮やかな体色のものが多いチョウチョウウオの中にあって、何とも渋い色合い。
地元産のブラックスポッテッドバタフライ(Chaetodon nigropunctatus)だ。
チョウチョウウオなので、日本へも観賞魚として入ってくることもあるのかも知れないが、日本にもいるのだろうか? オレは見た記憶がないのだけれど……
これも、オレにとっては初めましての魚だったかも知れず、今頃になってありがたみを感じてる(笑)

大水槽で見た“初めまして”な魚の中で、見られてもっとも嬉しかったのはコガネアジだったかも知れない。
LY5A9111.jpg
名前はもちろん、どんな色、形の魚なのか、ということまでは知っていたのに、実物を見たことがなかった魚にようやく会えた。
実物は真っ黄色というより、黄色を帯びた体に、黄色いスポットがまばらに並ぶ、みたいな体色。
だけど…… 見えない!!
大きくて見えにくい場所が多い水槽の中で、死角を選んで泳いでる? みたいな位置ばかりを泳ぐ。
水槽の上からだといくらかその姿を見つけやすかったものの、大きな水槽の中に2匹しかおらず、すぐに見失ってしまう。
下の方に行ったと思えば、慌ててトンネルまで戻るものの、戻った頃に姿はなく、仕方なく下で待っても姿を見せず……
という訳で苦労した割に撮れた写真は証拠写真レベル。
大水槽で感じたもどかしさは、ほぼこの魚のせい。どこかで再会できると良いのだけれど……

大水槽以外の魚もいくつか。
入館後、横から見える最初の水槽にいるヨスジシマイサキ。
LY5A8916.jpg
シマイサキであることはすぐに分かった。でも、体高がやや低く、縦縞模様の間に細かな柄が入っていて、日本で見るものと違うことも分かった。同時に、初めて見た魚であることも。
それにしても不思議なのが、地味な印象もあるこれらの魚だけの水槽を最初に? 何故?地元では馴染み深い魚なのだろうか。ドバイのスーパーの鮮魚コーナーでは、これらの魚の姿は見掛けなかったけれど……
ちなみにこのヨスジシマイサキ、この水族館では数少ない魚名板による掲示があった魚でもあった。
同じ水槽にはコトヒキもいたが、“日本にいるものとは違うかも!?”と、頑張って撮影したが、帰ってから落ち着いて写真を確認してみると、こちらはどうやら日本にいるものと変わらなかったようだ(笑)

最後の1匹はサンゴ礁? 風水槽にいたタイワンタマガシラ。
LY5A9023.jpg
この水槽にはオトメベラがいたり、クマノミがいたり、ダブルバーシーブリームの小さな個体がいたりと、色々な魚が泳いでいるのだけど、そんなダブルバーに混じって、ちょっとカラーパターンの異なる魚が。
手のひらくらいの大きさで、最初は「ダブルバーもこのくらいの大きさだとこんな色をしてるのか?」なんて思った。一緒に泳いでるし。
しかし、よく見てみると顔が全然違う。もちろん、形も違う。
別の魚であることは分かったが、さて、こいつは誰だ? と思いつつ、UAEで撮った魚の正体を調べていた時のこと。
ロストチェンバー水族館で撮ったアラビアンモノクルブリームの正体を調べるべく、タマガシラの仲間を色々漁っていたら、「あっ!!」
和名にタイワンとあるように、日本近海にもいるようなのだけど、数は少ないらしい。
見た記憶もなかったし……
nice!(0)  コメント(2) 

nice! 0

コメント 2

Kazu

標準和名のない魚を海外の水族館ではぜひ!と思いきや、オオフエフキやコガネアジ、ヨスジシマイサキなどいかにも日本風の名称の魚であっても、日本で見るよりUAEで見るのが先になるのですね。ペルシャ湾産となると、標準和名があってもやはり日本ではなかなかお会いできないものでしょうか…うらやましいところです。
by Kazu (2020-04-06 22:12) 

ミストラル

>kazuさん

和名がある魚は、日本での記録がある魚ですから、日本のどこかにはいるのだろうと思います。
でも、数が少ないとかで、日本の水族館では見掛けないものでも、海外の海では普通種だったりするものもあるのだろうと思います。
後で調べていて、和名がある魚が意外といたことも驚きでした。いずれも見たことがないものだったので。
by ミストラル (2020-04-11 00:15) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。