サンシャインラグーンでマニアックな暇つぶし [海の魚]
3月以降、サンシャイン水族館に度々足を運んでいる。
ゾウギンザメの産卵に始まり、バイカルアザラシの出産、ベビーの公開など、とんでも級のニュースが続いたからだ。
ゾウギンザメの産卵や産み落とされた卵は、それほど苦労することなく写真に収められたものの、バイカルアザラシベビーには苦労させられた。
ご存知のように、暗い水槽を泳ぐ黒い被写体。それだけでも大変なのに、しかも、水中を泳いでいてくれないと姿すら見えない水槽の構造上、陸上に上がられると完全にお手上げ。
泳いでいるかは時の運。オレが行くとアザラシベビーは決まって陸上にいて、写真どころかその姿を見ることさえできないことが続いた。
泳いでくれるのを待つ間、他の水槽を眺めたりしているのだけど、度々足を運んでいれば、知り合いに遭遇することもある。
ある時、ラグーン水槽前で、Twitterを介して繋がりがあるアポゴン(テンジクダイ類)マニア氏に会ったことがあった。
彼が、キュウセンフエダイがいますよ、とか、主要なタカサゴ類は全部います!! とか教えてくれるものだから、それは探し出して、ちゃんと見なきゃいけない、という“宿題”となり、アザラシ待ちの合間にそれらを探し出すことにした。
まずはキュウセンフエダイ。
これは会った時に教えてもらったので、すぐに分かった。
ヨスジフエダイやロクセンフエダイに混じって泳いでいることが多いが、いつ行っても見られるその2種とは異なり、全然姿が見えない時もある。1匹しかいない?
でも、見られる時にはアクリル前をずっと泳いでいたりして、簡単に見つかる。
よく似たフエダイシリーズとしては、ヨスジ、ロクセン、ベンガルの3種がメジャー? だが、キュウセンは他所の水族館でもあまり見掛けない。
なお、ラグーン水槽にはヨスジ、ロクセンはいるが、今のところベンガルは見掛けたことがない。発見できてないだけかも知れないけど。
そして、タカサゴ類。
あの水槽に数多くいるタカサゴ類だが、先のテンジクダイ類マニア氏がいう主要な種類とは、Pterocaesio属の4種類、クマザサハナムロ、タカサゴ、ニセタカサゴ、イッセンタカサゴのこと。
クマザサ、タカサゴ、ニセの3種は分かっていたけど、イッセンは気付いたことがなかったので、こちらも探してみることに。
タカサゴ。
ニセタカサゴ。
不思議なんだけど、ニセタカサゴがよく見られる日は、この水槽、ニセタカサゴしかいないの? というくらい、そればかりが目に付くのに、反面、タカサゴしか見えない日もあって、あれだけいたニセタカサゴはどこ行ったの? と。
だからなのか、イッセンタカサゴも探すと見つからない。
本当にいるの? とか、この3種は唐揚げにしちゃえば、全部“ぐるくん”じゃねぇか!! とか思いつつ(笑)、ラグーン水槽を眺めていると……
いた!!
イッセンタカサゴ。
しかも、1匹だけとかではなく、ある程度まとまった数がいる模様。
このイッセンタカサゴ、イッセンタカサゴとして魚名板が出ていることは少なく、水族館ではあまり見掛けない印象だが、タカサゴが沢山いる水槽をよく探すと、こうして見つけられたりするのかも知れない。
タカサゴ、ニセタカサゴ、イッセンタカサゴも、いずれも泳いでいる個体は小さめな上に、都合よくアクリルの前まで来てくれるとは限らない。
小さな魚の写真を撮るには、大きすぎるラグーン水槽で、狙ったタカサゴを撮る……
アザラシベビーが泳いでいるのを見るまでに、結局、4回ほど足を運ぶことになったものの、こんなことをしていたお陰で、アザラシが陸地で眠っている間も退屈せずに済んだけれど……
本来の目的たるアザラシの写真はというと……
まだサンシャイン通いを続ける必要があるようです(涙)
おまけ。
2Fのアマゾン水槽を横目でチラ見しながら前を通り過ぎようとすると、底をついばんでいるカラープロキロダスの中に、違う種類がいることに気が付いた。
プロキロダス属は種類数が多く、どの種類かは分からないが(←調べてもいないし・汗)、シルバープロキロダスとして流通しているものだろうと思う。Semaprochilodus taeniurus?
昔、ヒレが赤い“カラー”に対し、ただのプロキロダスと言われていたものじゃないかな?
すごく珍しいという訳ではないと思うけど、よく見掛けるカラープロキロダスに比べると、見掛ける機会は少ないのだろうと思う。これまたオレが意識してないだけかも知れないけれど。
4匹いる内の2匹なので、これはすぐに見つかるはず。
サンシャイン・暇つぶしマニアックス、でした(笑)
ゾウギンザメの産卵に始まり、バイカルアザラシの出産、ベビーの公開など、とんでも級のニュースが続いたからだ。
ゾウギンザメの産卵や産み落とされた卵は、それほど苦労することなく写真に収められたものの、バイカルアザラシベビーには苦労させられた。
ご存知のように、暗い水槽を泳ぐ黒い被写体。それだけでも大変なのに、しかも、水中を泳いでいてくれないと姿すら見えない水槽の構造上、陸上に上がられると完全にお手上げ。
泳いでいるかは時の運。オレが行くとアザラシベビーは決まって陸上にいて、写真どころかその姿を見ることさえできないことが続いた。
泳いでくれるのを待つ間、他の水槽を眺めたりしているのだけど、度々足を運んでいれば、知り合いに遭遇することもある。
ある時、ラグーン水槽前で、Twitterを介して繋がりがあるアポゴン(テンジクダイ類)マニア氏に会ったことがあった。
彼が、キュウセンフエダイがいますよ、とか、主要なタカサゴ類は全部います!! とか教えてくれるものだから、それは探し出して、ちゃんと見なきゃいけない、という“宿題”となり、アザラシ待ちの合間にそれらを探し出すことにした。
まずはキュウセンフエダイ。
これは会った時に教えてもらったので、すぐに分かった。
ヨスジフエダイやロクセンフエダイに混じって泳いでいることが多いが、いつ行っても見られるその2種とは異なり、全然姿が見えない時もある。1匹しかいない?
でも、見られる時にはアクリル前をずっと泳いでいたりして、簡単に見つかる。
よく似たフエダイシリーズとしては、ヨスジ、ロクセン、ベンガルの3種がメジャー? だが、キュウセンは他所の水族館でもあまり見掛けない。
なお、ラグーン水槽にはヨスジ、ロクセンはいるが、今のところベンガルは見掛けたことがない。発見できてないだけかも知れないけど。
そして、タカサゴ類。
あの水槽に数多くいるタカサゴ類だが、先のテンジクダイ類マニア氏がいう主要な種類とは、Pterocaesio属の4種類、クマザサハナムロ、タカサゴ、ニセタカサゴ、イッセンタカサゴのこと。
クマザサ、タカサゴ、ニセの3種は分かっていたけど、イッセンは気付いたことがなかったので、こちらも探してみることに。
タカサゴ。
ニセタカサゴ。
不思議なんだけど、ニセタカサゴがよく見られる日は、この水槽、ニセタカサゴしかいないの? というくらい、そればかりが目に付くのに、反面、タカサゴしか見えない日もあって、あれだけいたニセタカサゴはどこ行ったの? と。
だからなのか、イッセンタカサゴも探すと見つからない。
本当にいるの? とか、この3種は唐揚げにしちゃえば、全部“ぐるくん”じゃねぇか!! とか思いつつ(笑)、ラグーン水槽を眺めていると……
いた!!
イッセンタカサゴ。
しかも、1匹だけとかではなく、ある程度まとまった数がいる模様。
このイッセンタカサゴ、イッセンタカサゴとして魚名板が出ていることは少なく、水族館ではあまり見掛けない印象だが、タカサゴが沢山いる水槽をよく探すと、こうして見つけられたりするのかも知れない。
タカサゴ、ニセタカサゴ、イッセンタカサゴも、いずれも泳いでいる個体は小さめな上に、都合よくアクリルの前まで来てくれるとは限らない。
小さな魚の写真を撮るには、大きすぎるラグーン水槽で、狙ったタカサゴを撮る……
アザラシベビーが泳いでいるのを見るまでに、結局、4回ほど足を運ぶことになったものの、こんなことをしていたお陰で、アザラシが陸地で眠っている間も退屈せずに済んだけれど……
本来の目的たるアザラシの写真はというと……
まだサンシャイン通いを続ける必要があるようです(涙)
おまけ。
2Fのアマゾン水槽を横目でチラ見しながら前を通り過ぎようとすると、底をついばんでいるカラープロキロダスの中に、違う種類がいることに気が付いた。
プロキロダス属は種類数が多く、どの種類かは分からないが(←調べてもいないし・汗)、シルバープロキロダスとして流通しているものだろうと思う。Semaprochilodus taeniurus?
昔、ヒレが赤い“カラー”に対し、ただのプロキロダスと言われていたものじゃないかな?
すごく珍しいという訳ではないと思うけど、よく見掛けるカラープロキロダスに比べると、見掛ける機会は少ないのだろうと思う。これまたオレが意識してないだけかも知れないけれど。
4匹いる内の2匹なので、これはすぐに見つかるはず。
サンシャイン・暇つぶしマニアックス、でした(笑)
2019-06-22 00:15
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コメント(2)
確かに写真板にない魚などを見つけると(たいていは家に帰って撮った写真を整理していて気づくのですが)気分が高揚しますよね。マニアックな生き物だとその分同定に時間がかかったりできなかったりが玉に瑕ですが…サンシャインの各水槽は、正直写真板と展示魚の一致が難しいときもあります…
by Kazu (2019-06-26 21:28)
>kazuさん
サンシャインに限らずですが、大水槽の魚は魚名板が出ていないことも多くて、後から答え合わせをする楽しみ? がありますね。
同定に時間が掛かるのも、楽しみのひとつ、ということで(笑)
by ミストラル (2019-07-05 16:12)