自然さながら マンタの回転給餌@沖縄美ら海水族館 [エイ]
今さらですが、あけましておめでとうございます!!
携帯サイトとの棲み分けの難しさから、あるいは苦労して撮った写真をパクられまくるのにうんざりしていたりと、ブログの更新を長らく休止していました。
このまま止めてしまおうかなぁ、なんてことも考えたりしたのですが、更新を待ってくれてるようなことを言ってくれる人が、意外にもいてくれたりして、そんな声に後押しされ? 久しぶりの更新。
何だか調子づいてますなぁ、我ながら(汗)
久しぶりの更新だけに、一発目はやっぱり美ら海水族館のマンタの話だろう!! という訳で、その話。
水族館や動物園の話題がメディアで扱われる時、しばしば聞かれるようになった言葉が「行動展示」というフレーズ。
その生き物が本来持った能力を見せる展示のことだが、水族館でもそんな展示を行う施設が増えているような気がする。
例えば、美ら海水族館のジンベエザメの垂直採餌なんかはまさにそれ。
そこに加えて、マンタでも自然下さながらの摂餌シーンが見られるようになったのだ。
美ら海水族館のマンタの給餌は、ジンベエザメに給餌が行われる15時と17時の前後に行われている。
だがそれは、水槽の両端で柄杓を使い、水面に餌を流すようにして与える飼育下ならではの給餌法。水槽出口側のアクアルーム(トンネル状になった部分)から見上げれば、その様子を見ることができるが、それは別に驚くようなものじゃない。
マンタは泳ぐ勢いを利用して餌を口の中へと押し込むので、餌の密度が高い場所では、その場に長く止まりつつ、かつ、餌を効率よく口へと押し込むため、その場でグルグルと宙返りを繰り返す。
エアーレーションなどの泡に向かって、グルグルする様子は水族館でも見られることがあったが、グルグルしながら餌を食べる様子はこれまで見ることはできなかった。
そこで、飼育スタッフ氏たちは考えたらしい。どうにかしてマンタ本来の摂餌シーンを見せられないものかと。
そこで考案された結果が、11時半から行われている水槽解説で披露されている。
勢いよく水中へと突き出される棒の先に、餌の入った袋が付いていて、それが水中で傘が開くように開き、中の餌が水中へ撒かれる。
餌は一気に水中へと広がらず、しばらく密度の高いまま漂っているので、そこに水槽の中で暮らすマンタたちがその場へ急行し、一斉にグルグルと宙返りを始める。
ひところに4匹ものマンタが集まってきて一斉にグルグルし始める。しかも、その他の個体を避けながら、器用に、しかもすごい勢いでグルグルする様子は、海での生態を知っていようといまいと、素直に“凄い!!”と思える。
動画
ここで興味深いのは、グルグルするマンタに対して、イトマキエイ(モブラ)はグルグルしないこと。
美ら海水族館の大水槽には、現在、イトマキエイも泳いでいるのだ!!
よく似た両者なのに採餌スタイルは違っているようで、餌に対して勢いよくアプローチするまでは同じなのに、モブラはグルグルはしない。そんな違いが目の当たりにできたことも、個人的には大きな収穫だった。
イトマキエイの話については、この次のブログで!!
ただ、ひとつ問題? があって、このマンタの給餌が行われる水槽前解説が11時30分から始まること。
11時から始まる、オキちゃん劇場のイルカショーの初回と時間が被ってしまうのだ。
イルカショーが終わってすぐ、慌てて大水槽の前まで戻ってくればギリギリ間に合うか? 時間に余裕がある人はイルカショーは次回(13時~)を見に行ってもらうことをオススメしたい。だって、マンタのこの給餌は、11時30分からの給餌解説の時だけだから。
バスツアーとかで、時間に限りがある人には、どちらを取るか悩ましいところ、かも知れない。
個人的にはオキちゃん劇場のイルカショーも見逃して欲しくはないけれど、マンタの摂餌シーンは一見の価値大ありだから、時間がない人は、覚悟を決めてダッシュ、かな?
携帯サイトとの棲み分けの難しさから、あるいは苦労して撮った写真をパクられまくるのにうんざりしていたりと、ブログの更新を長らく休止していました。
このまま止めてしまおうかなぁ、なんてことも考えたりしたのですが、更新を待ってくれてるようなことを言ってくれる人が、意外にもいてくれたりして、そんな声に後押しされ? 久しぶりの更新。
何だか調子づいてますなぁ、我ながら(汗)
久しぶりの更新だけに、一発目はやっぱり美ら海水族館のマンタの話だろう!! という訳で、その話。
水族館や動物園の話題がメディアで扱われる時、しばしば聞かれるようになった言葉が「行動展示」というフレーズ。
その生き物が本来持った能力を見せる展示のことだが、水族館でもそんな展示を行う施設が増えているような気がする。
例えば、美ら海水族館のジンベエザメの垂直採餌なんかはまさにそれ。
そこに加えて、マンタでも自然下さながらの摂餌シーンが見られるようになったのだ。
美ら海水族館のマンタの給餌は、ジンベエザメに給餌が行われる15時と17時の前後に行われている。
だがそれは、水槽の両端で柄杓を使い、水面に餌を流すようにして与える飼育下ならではの給餌法。水槽出口側のアクアルーム(トンネル状になった部分)から見上げれば、その様子を見ることができるが、それは別に驚くようなものじゃない。
マンタは泳ぐ勢いを利用して餌を口の中へと押し込むので、餌の密度が高い場所では、その場に長く止まりつつ、かつ、餌を効率よく口へと押し込むため、その場でグルグルと宙返りを繰り返す。
エアーレーションなどの泡に向かって、グルグルする様子は水族館でも見られることがあったが、グルグルしながら餌を食べる様子はこれまで見ることはできなかった。
そこで、飼育スタッフ氏たちは考えたらしい。どうにかしてマンタ本来の摂餌シーンを見せられないものかと。
そこで考案された結果が、11時半から行われている水槽解説で披露されている。
勢いよく水中へと突き出される棒の先に、餌の入った袋が付いていて、それが水中で傘が開くように開き、中の餌が水中へ撒かれる。
餌は一気に水中へと広がらず、しばらく密度の高いまま漂っているので、そこに水槽の中で暮らすマンタたちがその場へ急行し、一斉にグルグルと宙返りを始める。
ひところに4匹ものマンタが集まってきて一斉にグルグルし始める。しかも、その他の個体を避けながら、器用に、しかもすごい勢いでグルグルする様子は、海での生態を知っていようといまいと、素直に“凄い!!”と思える。
動画
ここで興味深いのは、グルグルするマンタに対して、イトマキエイ(モブラ)はグルグルしないこと。
美ら海水族館の大水槽には、現在、イトマキエイも泳いでいるのだ!!
よく似た両者なのに採餌スタイルは違っているようで、餌に対して勢いよくアプローチするまでは同じなのに、モブラはグルグルはしない。そんな違いが目の当たりにできたことも、個人的には大きな収穫だった。
イトマキエイの話については、この次のブログで!!
ただ、ひとつ問題? があって、このマンタの給餌が行われる水槽前解説が11時30分から始まること。
11時から始まる、オキちゃん劇場のイルカショーの初回と時間が被ってしまうのだ。
イルカショーが終わってすぐ、慌てて大水槽の前まで戻ってくればギリギリ間に合うか? 時間に余裕がある人はイルカショーは次回(13時~)を見に行ってもらうことをオススメしたい。だって、マンタのこの給餌は、11時30分からの給餌解説の時だけだから。
バスツアーとかで、時間に限りがある人には、どちらを取るか悩ましいところ、かも知れない。
個人的にはオキちゃん劇場のイルカショーも見逃して欲しくはないけれど、マンタの摂餌シーンは一見の価値大ありだから、時間がない人は、覚悟を決めてダッシュ、かな?
2017-01-28 00:03
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