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鴨川シーワールドと言えば…!? [海の魚]

鴨川シーワールドと言えば…
やっぱりシャチ、だろうか? セイウチ? アシカ? シロイルカ?
あれだけ多くの生き物がいれば、人によって目的や期待するものもまちまちだろう。
もしかすると、だけど、鴨川シーワールドと言えばアジ!! なんていう人もいるかも知れない。

鴨川シーワールドは人知れずアジの仲間が充実している。
かつてはトロピカルアイランドの大水槽は様々な種類のアジが泳いでいたし、エコアクアロームでも、多くの種類のアジが展示されている。
それらをトータルすれば、個人的にもっとも多くのアジ類を見た水族館になるんじゃないだろうか。そう思えるほどの充実ぶりだ。
いつぞやのブログにも書いたけれど、魚類担当のスタッフの中に、アジマニアがいるんじゃないかと思っているんだけど…!?

エコアクアロームの沖合の水槽を見ていたら、マアジの群れの中に細長い魚が何匹か。
明らかにムロアジ属の魚だ。
IMG_9808.jpg
ムロアジか、モロ。多分、モロじゃないかと思うのだけど…
いずれにしても、水族館ではあまり見かけないアジの仲間だ。
オレは特別なアジマニアではないつもりだけど、こういう“混じり”がいるから、この水槽はしっかり見なくちゃいけないのだ!!

あまり見掛けない魚と言えば、トロピカルアイランドの砂浜の水槽にいたクラカケベラもそう。
IMG_9712.jpg
水槽のアクリル面に沿うように、右に左に泳いでいた小さなベラ。
丸い頭に、口から覗く鋭い歯。体色もややピンクがかっていたことから、イラの幼魚? なんて思っていたんだけど、家に戻って調べてみると、イラの幼魚はまるで違う色をしている。じゃあ何? と調べていったら、クラカケベラであることが分かった。
ええ、もちろん見るのは初めてでしたよ。

少し前のブログにも書いたように、箱根園水族館では様々なアイゴたちに惹きつけられた。
鴨川に行ったのは3月末のことなんだけど、箱根園に行ったのはその1週間前のこと。
ということもあってか、鴨川でもやけにアイゴに目がいく。
そこで目に付いたのがブチアイゴ。
IMG_9902.jpg
大きくて立派な個体で、普通にしていても目に付きそうだったのだけど、その頃は“にわかアイゴファン”だったから、なおさら目に付いてしまうのだ。
もっとも、すごく綺麗で感動!! という感じではなかったけれど…

クラカケベラやブチアイゴが暮らす水槽には様々な魚が暮らしているのだけど、そんな中で気になったのがもう1種類。オニボラだ。
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オニボラは水族館でよく見る魚のひとつだけれど、その名に反して? 見掛けるのはいつも7~8㎝の小さなものばかり。
可愛らしいけれど、どうして“オニ”なのだろう? と常々思っていた。
その色や形、泳ぎ方から連想するのは、オニなんかよりもむしろ、ミツバチとかそんな感じじゃないか、と思っていたのだ。
しかし、鴨川の水槽で泳いでいたものは… オニだった!!
50㎝はあろうかというサイズは、こんなに大きくなるの!! と驚くに十分。
とは言え、後で調べてみると、鴨川にいたものくらいがフルサイズらしい。
普通のボラとかメナダなら、水族館でも1m級を見たことがあるけれど、そう考えると、こんな小さなボラがどうして“オニ”なのか。
これまた和名の妙、だねぇ。

それにしても鴨川シーワールドは、行く度に気になる魚でひとネタ作れる。
海獣のイメージが強い水族館だというのに、まったくスゴイことだよね。
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