むつごろう水族館(長崎) [水族館インプレッション]
長崎で3つめの水族館が、諫早にあるむつごろう水族館だ。
諫早干拓の里という公園? の中の施設のひとつとして存在している。
そのため、水族館自体の入館料は300円ながら、干拓の里の入場料も必要になるため、オレみたいな水族館にしか用のない者からすると、ちょっと損した気分になる。
と言っても、用意されたセット券を買えば、540円の話ではあるのだけど。
諫早には古くから有明海を干拓し、農地に変えてきた歴史があるのだそうだ。
恐らく、干拓の里がある周辺も、そんな成り立ちの土地なのだろう。
水族館はおろか、干拓の里も海には面していないけれど、周辺の畑には古い貝殻が落ちていたりするのが、その名残なのかも? 最寄りの干拓の里駅から、そんな想像を巡らせながら10分ほどで到着。
規模的にはとても小さな水族館だ。
2Fからスタートする順路は、1Fの有明海の干潟水槽を取り囲むようにスロープ状になっていて、そこに有明海に注ぐ本明川の魚が上流から中流、下流、海の順序で水槽が配置されている。
マス類、オイカワやウグイなど、コイ、ナマズなど、そしてクロダイやボラ、アカエイと水槽の中身が変わっていく展開。
まぁ、ここまでは水族館によくある川の展示だ。
それぞれの水槽はそれなりに綺麗だが、これはスゴイ!! と驚かされることもない。
でも、いいのだ。ここまでは前菜なのだから。
1Fのフロアの中心に、この水族館ならではのメインディッシュが待っているのだ。
それがこの有明海干潟水槽。
直径5mの円形の水槽で、干潟を再現した水槽としては日本で一番大きいのだそうだ。
水槽は周辺から覗き込むようにして見る作りで、取り囲むようにアクリルパネルが設置されている。
メインディッシュだけに、形も皿っぽい… んなワケない(笑)
中にいるのは地元、館の名前にもなっている、ここの主役、有明海のムツゴロウを始めとした干潟の生き物たちだ。
トビハゼなども含めればかなりの数の生き物がおり、ひとつひとつの動きは小さいものの、それぞれがそれぞれに動き回っているので、見ていて飽きない。
もちろん、地元のものをその産地で見ている、というプレミアム感もあるのだろうけど、この水族館ではもっとも楽しい水槽だった。
とりわけ、主役のムツゴロウは、初めて見るワケでもないのに、新たな発見、そして驚きがいくつもあった。
そんなムツゴロウを一生懸命観察しようとすればするほど、水槽の周りのアクリルパネルが邪魔に思えてきてしまうのだ。
もちろん、これがあることで、観客が手を出したり、あるいは落ちてしまうことを防止しているのだろうし、場合によっては魚の脱走予防にも役立っているのだろう。
しかし、小さな小魚をもっと見たいと身を乗り出すと、このパネルに顔をぶつけることになる。オレは何度かやった(笑)
身を乗り出すと、ムツゴロウたちは水に飛び込んでしまうので、ソッと覗き込むように近づいていくと、かなり近寄っても(アクリルにだけど)逃げない。
臆病な小魚に、ここまで近づけるのは水族館の醍醐味だ。自然下ではここまで近づくことはできないはずだ。
干潟水槽の周辺には、それを取り囲むように、規格の60㎝水槽が並び、地元の淡水魚などが展示されている。
ここにも意外と珍しい種類がいたりするので、行った際はお見逃しのないよう。
規模から“すぐに見終わっちゃうかも!?”なんて思っていたんだけど、実際に行ってみると、干潟水槽を見ているのが楽しくて、気付けば数時間… といういつものパターンだった(笑)
海獣もいないし、ショーもない小さな水族館だけど、干潟水槽、かなり楽しいです!!
諫早干拓の里という公園? の中の施設のひとつとして存在している。
そのため、水族館自体の入館料は300円ながら、干拓の里の入場料も必要になるため、オレみたいな水族館にしか用のない者からすると、ちょっと損した気分になる。
と言っても、用意されたセット券を買えば、540円の話ではあるのだけど。
諫早には古くから有明海を干拓し、農地に変えてきた歴史があるのだそうだ。
恐らく、干拓の里がある周辺も、そんな成り立ちの土地なのだろう。
水族館はおろか、干拓の里も海には面していないけれど、周辺の畑には古い貝殻が落ちていたりするのが、その名残なのかも? 最寄りの干拓の里駅から、そんな想像を巡らせながら10分ほどで到着。
規模的にはとても小さな水族館だ。
2Fからスタートする順路は、1Fの有明海の干潟水槽を取り囲むようにスロープ状になっていて、そこに有明海に注ぐ本明川の魚が上流から中流、下流、海の順序で水槽が配置されている。
マス類、オイカワやウグイなど、コイ、ナマズなど、そしてクロダイやボラ、アカエイと水槽の中身が変わっていく展開。
まぁ、ここまでは水族館によくある川の展示だ。
それぞれの水槽はそれなりに綺麗だが、これはスゴイ!! と驚かされることもない。
でも、いいのだ。ここまでは前菜なのだから。
1Fのフロアの中心に、この水族館ならではのメインディッシュが待っているのだ。
それがこの有明海干潟水槽。
直径5mの円形の水槽で、干潟を再現した水槽としては日本で一番大きいのだそうだ。
水槽は周辺から覗き込むようにして見る作りで、取り囲むようにアクリルパネルが設置されている。
メインディッシュだけに、形も皿っぽい… んなワケない(笑)
中にいるのは地元、館の名前にもなっている、ここの主役、有明海のムツゴロウを始めとした干潟の生き物たちだ。
トビハゼなども含めればかなりの数の生き物がおり、ひとつひとつの動きは小さいものの、それぞれがそれぞれに動き回っているので、見ていて飽きない。
もちろん、地元のものをその産地で見ている、というプレミアム感もあるのだろうけど、この水族館ではもっとも楽しい水槽だった。
とりわけ、主役のムツゴロウは、初めて見るワケでもないのに、新たな発見、そして驚きがいくつもあった。
そんなムツゴロウを一生懸命観察しようとすればするほど、水槽の周りのアクリルパネルが邪魔に思えてきてしまうのだ。
もちろん、これがあることで、観客が手を出したり、あるいは落ちてしまうことを防止しているのだろうし、場合によっては魚の脱走予防にも役立っているのだろう。
しかし、小さな小魚をもっと見たいと身を乗り出すと、このパネルに顔をぶつけることになる。オレは何度かやった(笑)
身を乗り出すと、ムツゴロウたちは水に飛び込んでしまうので、ソッと覗き込むように近づいていくと、かなり近寄っても(アクリルにだけど)逃げない。
臆病な小魚に、ここまで近づけるのは水族館の醍醐味だ。自然下ではここまで近づくことはできないはずだ。
干潟水槽の周辺には、それを取り囲むように、規格の60㎝水槽が並び、地元の淡水魚などが展示されている。
ここにも意外と珍しい種類がいたりするので、行った際はお見逃しのないよう。
規模から“すぐに見終わっちゃうかも!?”なんて思っていたんだけど、実際に行ってみると、干潟水槽を見ているのが楽しくて、気付けば数時間… といういつものパターンだった(笑)
海獣もいないし、ショーもない小さな水族館だけど、干潟水槽、かなり楽しいです!!
2013-10-19 00:18
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