今の鳥羽水族館と言えば… [無セキツイ]
ダイオウグソクムシ、なんだろうね、やっぱり…
鳥羽水族館の飼育生物は、種類数で日本一を数えるが、その膨大な展示生物の中でもダイオウグソクムシはある種のキワモノ的存在だったはずだ。
これまたブームの深海の住人とは言え、巨大なダンゴムシ(の仲間)であり、オレの趣味の問題ではなく、本来なら“気持ち悪い!!”と言われるような類の生き物だ。
しかし、今やそれが、“可愛い”なんて言われて女の子からも注目されるようになっていたり、リアルに作られた大きなぬいぐるみ、しかもそれが結構高いというのに、即日完売するほどの人気だったりと、まさしくブームになっている。
ダイオウグソクムシがこれほどの脚光を浴びることになるとは誰が予想できただろうか?
その大ブレイクのきっかけを作ったのが、長期間餌を食べなかったことで注目を集めた鳥羽水族館のダイオウグソクムシ個体No.1、通称、1号たんである。
手前が1号たんだ。
鳥羽水族館には、そんなダイオウグソクムシを主役に据えた? 新展示施設、「へんないきもの研究所」が夏休みにオープンしており、何やら面白そうな展示がなされているようで、行きたいなぁ、なんて思っていたら、そのチャンスがふいに訪れた。
「へんないきもの研究所」は、ウミグモやヌタウナギ、変わったカニやナマコなど、激レア生物というより、普通の人が見れば、変わってると感じるような生き物ばかりが集められた小規模展示館だ。
今年1月に発売された拙著「水族館で珍に会う」のコンセプトとも似ていて、個人的に親近感を憶えるところがあったり…
水族館のHPの写真を見た限りでは、熱帯魚店のようなものを想像していたのだけど、実際に行ってみると、外から想像するよりも中は広くてすっきりしている。
大きな水槽こそないものの、ちゃんと研究所風な雰囲気になっていて、そこにいるのが何となく楽しい。
展示生物の飼育設備も水槽周辺に見えるように配置されているのも研究所的。
例えば、ダイオウグソクムシの水槽周辺の設備を見る限りでは、家でも飼えるんじゃない? なんて思えてくるもの。ダイオウグソクムシはかなり高価なので、家庭で飼うには少々ハードルが高いけれど、設備的には何とかなりそうな感じ。そんな部分にも、グソクファンなら夢を見られるのではないだろうか?
展示されている生物の多くは小さいので、整然と並べられた小さな水槽は、もっとも見やすい形というワケだ。
とは言え、冒頭にも書いたように、主役はやはり、ダイオウグソクムシなのだろう。
入ってすぐの所に、その水槽が配置されていた。
餌すらも食べない生き物である。
つまり、動かない。
注目の“1号たん”は水槽の中央にいたけれど、1号たんを含め、すべての個体が微動だにしない。
その魅力がよく分からないオレには、やはりブームには乗れないようだ。
でも、水槽の脇にはこんな手書きのホワイトボードが置かれていて、各個体の配置が分かるようになっているので、お気に入りの個体も迷わず見つけられる!! グソクムシファンにはたまらない配慮なのだろう、きっと(笑)
ダイオウグソクムシも遠くメキシコ湾の深海からやってきた激レア生物だが、グソクムシファンなら、それ以上に注目したいのがニューカレドニア産のオオグソクムシ。
日本では鳥羽水族館にしかいない超激レアグソクムシだ。
と言っても、サイズといい形といい、日本産のオオグソクムシと大きくは変わらないのだけど…
解説によると、ニューカレドニアの青すぎる海のせいか、日本産とはひと味ちがうエレガントさや、体の透明感を感じさせるのだとか(笑)
グソクムシ界のニューヒーローの誕生… なのか!?
鳥羽水族館の飼育生物は、種類数で日本一を数えるが、その膨大な展示生物の中でもダイオウグソクムシはある種のキワモノ的存在だったはずだ。
これまたブームの深海の住人とは言え、巨大なダンゴムシ(の仲間)であり、オレの趣味の問題ではなく、本来なら“気持ち悪い!!”と言われるような類の生き物だ。
しかし、今やそれが、“可愛い”なんて言われて女の子からも注目されるようになっていたり、リアルに作られた大きなぬいぐるみ、しかもそれが結構高いというのに、即日完売するほどの人気だったりと、まさしくブームになっている。
ダイオウグソクムシがこれほどの脚光を浴びることになるとは誰が予想できただろうか?
その大ブレイクのきっかけを作ったのが、長期間餌を食べなかったことで注目を集めた鳥羽水族館のダイオウグソクムシ個体No.1、通称、1号たんである。
手前が1号たんだ。
鳥羽水族館には、そんなダイオウグソクムシを主役に据えた? 新展示施設、「へんないきもの研究所」が夏休みにオープンしており、何やら面白そうな展示がなされているようで、行きたいなぁ、なんて思っていたら、そのチャンスがふいに訪れた。
「へんないきもの研究所」は、ウミグモやヌタウナギ、変わったカニやナマコなど、激レア生物というより、普通の人が見れば、変わってると感じるような生き物ばかりが集められた小規模展示館だ。
今年1月に発売された拙著「水族館で珍に会う」のコンセプトとも似ていて、個人的に親近感を憶えるところがあったり…
水族館のHPの写真を見た限りでは、熱帯魚店のようなものを想像していたのだけど、実際に行ってみると、外から想像するよりも中は広くてすっきりしている。
大きな水槽こそないものの、ちゃんと研究所風な雰囲気になっていて、そこにいるのが何となく楽しい。
展示生物の飼育設備も水槽周辺に見えるように配置されているのも研究所的。
例えば、ダイオウグソクムシの水槽周辺の設備を見る限りでは、家でも飼えるんじゃない? なんて思えてくるもの。ダイオウグソクムシはかなり高価なので、家庭で飼うには少々ハードルが高いけれど、設備的には何とかなりそうな感じ。そんな部分にも、グソクファンなら夢を見られるのではないだろうか?
展示されている生物の多くは小さいので、整然と並べられた小さな水槽は、もっとも見やすい形というワケだ。
とは言え、冒頭にも書いたように、主役はやはり、ダイオウグソクムシなのだろう。
入ってすぐの所に、その水槽が配置されていた。
餌すらも食べない生き物である。
つまり、動かない。
注目の“1号たん”は水槽の中央にいたけれど、1号たんを含め、すべての個体が微動だにしない。
その魅力がよく分からないオレには、やはりブームには乗れないようだ。
でも、水槽の脇にはこんな手書きのホワイトボードが置かれていて、各個体の配置が分かるようになっているので、お気に入りの個体も迷わず見つけられる!! グソクムシファンにはたまらない配慮なのだろう、きっと(笑)
ダイオウグソクムシも遠くメキシコ湾の深海からやってきた激レア生物だが、グソクムシファンなら、それ以上に注目したいのがニューカレドニア産のオオグソクムシ。
日本では鳥羽水族館にしかいない超激レアグソクムシだ。
と言っても、サイズといい形といい、日本産のオオグソクムシと大きくは変わらないのだけど…
解説によると、ニューカレドニアの青すぎる海のせいか、日本産とはひと味ちがうエレガントさや、体の透明感を感じさせるのだとか(笑)
グソクムシ界のニューヒーローの誕生… なのか!?
2013-09-07 01:14
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0