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銀座にやってきた美ら海水族館生まれのレモンザメ仔 [サメ]

毎年、夏になると開催されるSONY水族館。
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数寄屋橋交差点をバックに、美ら海水族館からやってきな沖縄の魚たちが展示されるイベントだ。
何と今年で46回目!! つまり46年も続いているという事実に驚かされる。

美ら海水族館からやってきた魚とは言え、本物の美ら海水族館を知っている者からすれば、そこに“美ら海”を感じることはちょっと難しい。
加えて、水の確保も簡単ではない場所だし、さほど大きくない水槽に魚の数は多めと、飼育環境も本家とは段違い。
そのため、仕事などで近くに行った際などに、覗き込んでみると、イベント開始当初にいたものがいなくなっていたりと、イベント期間中に死んでしまうものも少なくないようだ。

イベント期間は7月19日から9月1日まで。
イベント開始から間もない7月中は、魚も綺麗で元気。
種類数も多く、何より、体色はまだ沖縄の時のものが維持されてる。
行ってみようかな? なんて思っている人は、なるべく早めに行くことをオススメする。
とりわけ、ビル内の水槽にいるイロブダイ(♂)は、本家にさえこれだけの個体はいないんじゃない!? と思っちゃうほどの美個体。
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時期が経つにつれて、色が褪せてくる可能性が高いし、そもそもあまり飼いやすい魚ではないようなので、そんな意味でもお早めに!!
東京の水族館にはいないし、コレを見るために銀座に行ってもいいと思わせてくれるくらいの個体だったからね。

SONY水族館の水槽には、いわゆる“南の海の熱帯魚”だけでなく、サメやエイ、大きなウツボなど、“キャラクターの強い”魚がいくつか入れられている。
サメはこれまで、トラフザメ、ツマグロ、ネムリブカなんかが入っていたけれど、今年のサメはスゴイ!! 何とレモンザメが2匹。
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このレモンザメ、美ら海水族館で産まれた個体なのだ。
2012年に行った時、メスのお腹はパンパンだった。
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いつ頃産まれそうですか? なんて解説員の人に聞いたら、「もうずっとこんな状態なんです」との答えが。まさか、ただの食べ過ぎ…!?
それからしばらくして、産まれたというHPでのアナウンス。そして今年、美ら海水族館で予備槽に収容された仔たちの姿を見た。
5月に見た時には、その3ヶ月前に見た時よりも確実に大きくなっていて、順調に成長しているのが見て取れた。

東京にやってきたのは、それらの内の2匹。
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※写真の個体がやってきたものと同一な訳ではありませんよ!!

生まれ出る瞬間を見た訳ではもちろんないけれど、産まれた水槽、両親、そしてこれまで育ってきた予備槽などを見てきてるからなのか、不思議と親しみを感じてしまう(笑)

今現在、2匹が泳ぐ水槽は美ら海水族館時代の予備槽よりも小さいし、水だってよくはないのだろうと思う。
しかも、イベント期間はまだあと1ヶ月半ほど残っている。
無事に乗り切ってくれることを祈るばかり。

イベント後は、この魚たちは関東の某水族館へ移動することになっているはずだけど、そこで再び、さらに大きくなったレモンザメ仔に会いたいものだ。

レモンザメは最近、見られる水族館が増えていて、関東周辺でも油壺マリンパークやアクアワールド大洗で見ることができるけれど、東京の水族館にはいないので、簡単に行ける銀座で見られる内に、1度見に行ってみて欲しい。

同じく美ら海水族館産まれのヒョウモンオトメエイ、そして上記のイロブダイなど、美ら海水族館に思いを馳せるには十分な内容だと思うから。
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