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上越市立水族博物館のピラルクー水槽 [ピラルクー]

上越市立水族博物館にはピラルクーもいる。
それについては、以前、ここの水族館に行ったことがあるという友人に聞いていたのだけど、水族館に入るとすぐに目に付く場所にその水槽はあった。
しかも、その水槽はマリンジャンボ、トロピカランド水槽に次ぐ大きさ。水族館としても大切にしている? 展示のひとつなのだろう。
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水槽は擬岩などが一切入っていないシンプルなベアタンクで、魚もピラルクーのみ。
ありがちな半水面ではなく、水槽の位置も少し高めになっているので、とても見やすいのが好印象だ。
余計な魚がいないこと、砂利なども入っていないことから、中はとても綺麗で清潔な感じで、水槽が明るいのも手伝って、見ていて気持ちのいい水槽だった。
先にも書いた通り、上越市立水族博物館では3番目に大きな水槽なのだけど、ピラルクー専用水槽と考えた場合、幅はともかく、奥行きが少々不足気味な感じで、展示されている個体がすべて2mとかになったら、かなり窮屈になりそうでちょっと心配。
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話では大きな個体が2匹、と聞いていたのだけど、実際には小さな個体が5匹だった。
サイズは80~90㎝といったところだろうか?

若い個体ということもあり、いずれの個体も綺麗で、その中の1匹はかなりの美個体。
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顔つきはあどけないけど、綺麗でしょ!?
このまま成長すれば、日本の水族館で見られるピラルクーの中では、間違いなくトップクラスになるはず。他の4匹も含め、どんな風に成長していくのかとても楽しみだ。

体型も色も綺麗ではあるんだけど、大きい個体が持つ凄みとか迫力に欠けているのも事実なようで、観客は“大きい~!!”と口にしながら水槽に近づいてくるんだけど、そこで振り返ると、その先には水槽いっぱいに育ったシルバーアロワナが目に入る。
若くあどけない顔つきのピラルクーに比べると、老成したアロワナの顔は迫力で上回る。
それを見た観客たちは「デカッ!!」とか「すご~い!!」とか口にしながら、そちらの方に行ってしまうのだ。
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迫力という点では、ピラルクーのお株を奪っているシルバーアロワナ。
サイズも1mを超えていそうな大きさで、少なくともピラルクーたちよりも少し大きい。
加えて、暮らしている水槽がピラルクー水槽の1/5程度の大きさなので、まさに水槽いっぱいな感じも、迫力の演出につながっている。
長年ここで暮らしているのだろう。典型的な水族館育ちの体型だが、体色はプラチナ個体ばりに白銀で、それ以外の色が一切なく、好きな人にとっては「おっ!!」と思えるかも。

とは言え、ピラルクーたちが大切にされているのは間違いない。
その大きさで、人々を驚かせてくれるようになる日もそう遠い話ではないはず。
綺麗な個体だから、そうなった時、大きさ以外の部分でも驚かせてくれることを期待したい。
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