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板橋グリーンドームねったい館 温室の水槽の話 [淡水魚]

日本人にとって春の花と言えば桜だけれど、オレにとっては「ヒスイカズラ」なのである!!
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その妖艶な色にすっかり魅了され、毎年見に行くのを楽しみにしている。
3月頃から咲き始めるので、その時期になると「今年はどこに見に行こうかなぁ!?」と思いを巡らせ始めるのが春先の恒例行事(笑)
でも、いつも真っ先に思い浮かぶのは、高島平にある板橋グリーンドームねったい館だ。
そこは目的の花が間近で見られるのも大きな理由なんだけど、その温室内にある池を見るという楽しみもあるからだ。
その池は、最大の淡水魚のひとつであるヒマントゥラ・チャオプラヤを始めとするアジアの淡水魚がひしめく、きわめて魅力的な展示水槽でもある。
規模はそれよりもずっと小さいものの、淡水魚の水槽としては、なかがわ水遊園のアマゾン水槽に匹敵するくらい魅力的、なんて言ったら言い過ぎだろうか?

この水槽を最後に見たのは、ちょうど1年ほど前のこと。
久しぶりに見る水槽は、2匹のエイやアロワナたちが大きくなったのも手伝って、ずいぶん混雑してるように見えるようになってきた。
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初めてこの植物園に来た時には、魚も3種類ほどしか入ってなくて、“魚もいるんだな”くらいの印象だったのに、今は魚種も増え、オレが行った時には泳いでいなかったけど、比較的最近、ボルネオカワガメも仲間入りしたらしい。
2匹の巨大エイ、そして大型のカメ。水槽は大きくならないから、ちょっとこの先が心配になるような…
でも、相変わらずエイたちは絶好調で、見ていて気持ちがいいくらい。
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ここで見ていると、右へ左へ、水槽の奥へとずっと泳ぎ回っていて、遊泳性の強いエイなんだってことが分かる。より大きな水槽だともっと泳ぐのだろうか?

この水槽ではポストフィッシュや、ドーキンシア・フィラメントーサが勝手に殖えているそうで、その幼魚の姿も見られるのだけど、アロワナやナイフフィッシュ、大型のカメやエイがいる中で、小さな魚がどうして食べられないんだろう? 不思議に感じていた。
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沢山いるグッピーや、成長過程にある幼魚は多少、食べられてしまうこともあると聞いたが、それでもいなくなってしまわないのは、なかがわ水遊園でも聞いた“平常心の法則”なんだろうね。普段通りにしている魚は襲われないというヤツだ。

家庭の水槽で同じことをしようとすると、まず間違いなく喰う、喰われるの惨事になってしまうワケで、それがどのくらいのサイズの水槽だと可能になるんだろうか?
なかがわ水遊園も、ここの水槽も、中を泳ぐ魚の産地が概ね似通っているのも関係していたりするのかな!?

いずれにしても、混泳というヤツは奥が深い。
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小さなD.フィラメントーサが大きなアロワナやオスフロに臆することなく機嫌よさそうに泳いでいたり、自分よりはるかに大きなエイをあまり気にしてない様子のクラウンローチを眺めながら、そんなことを思った、という話でした。

同じ東京23区内でも、高島平は意外と遠いので、この水槽を眺めに行くのはまた1年後かな?
その時、チャオプラヤがどこまで巨大化してるか楽しみ!!
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