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八景島シーパラダイスの気になる魚 など [淡水魚]

ウチのブログを見に来てくれる人の検索結果でもっとも多いのは、“八景島シーパラダイス・ジンベエザメ”。
このブログでは、八景島のみならず、日本中すべての水族館で見られるジンベエザメの写真を掲載しているけれど、やはり八景島がブッチギリのトップ。
少なくとも「ミストラルの水族館ブログ」的には、ジンベエザメと言えば美ら海水族館でも海遊館でもなく、八景島シーパラダイスなのである。
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しかし、だ。
正直に言うと、あんまり足を運ばない水族館だったりする。
2700円という入館料の高さに加え、魚の印象が薄いこと。それでいて、電車で行くとちょっと遠いので、なおさら足が向かなくなってしまうのだ。
チケットがせめて、ふれあいラグーンとドルフィンファンタジーが選択できるシステムだったらいいのに…

とまぁ、そんな八景島シーパラダイスに半年ぶりに出掛けたワケなんだけど、先にも書いたように、魚の印象が薄い(イメージのある)水族館ということに加え、水族館好きの友人たちと一緒だったこともあって、まっすぐふれあいラグーンへ直行。そこでイルカの写真を撮るために格闘していたり、お気に入りのシロイルカを呼ぶのに奮闘している友人たちの姿を眺めるという、いつもとは趣向の違った楽しみ方を(笑)

でもまぁ、そこはオレなので、結局、魚を見に行ってしまうのですね。

まず、もっとも気になった魚はアイブリ。
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イワシイリュージョンの大水槽に2匹いたんだけど、体の傷の多さを見ると、搬入されたばかりなのかも知れないが、なかなか見る機会の少ない魚だ。
オレ自身も浜名湖のウォットで幼魚を見たくらいで、これだけ大きな個体を見るのは初めて。

アジの仲間のクセに、あまり群れない種類のようで、水槽内の2匹も連れだって泳ぐことはほとんどなく、水槽内をフラフラと好きなように泳ぎ回っていた。
お陰で、写真に収めるのがものすごく大変だった。まぁ、満足できる写真は結局、1枚も撮れていないんだけど。
アイブリファン(いるのか?)には、八景島シーパラダイスが現在暫定No.1です!!
傷が治った頃を見計らって、オレも撮影に再チャレンジしたいと思っています。

あのイワシ水槽、アイブリ以外にも、少数だけの“隠れキャラ”が多くて、何種類の魚を見つけられるか探してみる、なんていう楽しみ方もできたりするのだ。

そのまま上階へと移動し、テラス部分の水槽へ。

そこにいるシルバーアロワナとドラードが魅せてくれた。
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何を?
それは年明け早々よりショープログラムになるものだそうで、今はまだ内緒。
餌の時間に合わせていけば、その練習風景が見られるかも。
主役のアロワナはともかく、ドラードはあくまで脇役。というか勝手に練習に割り込んできてるだけなんだけど、それがものすごくカッコいいの!!
故・開高健氏のエッセイ「OPA!」を連想させる、というとちょっと言い過ぎかも知れないけれど、その片鱗くらいは感じさせてくれたような気がする。
詳細を明かせないのがものすごく残念なんだけど、もし、オレの言ってるものが、いつ行っても見られるのなら、それを目当てに八景島に行ってもいいくらいだと思う。
気になるという人は、年明け早々、八景島シーパラダイスへ!!
アロワナと違って、ドラードは狙ってやっているワケではないので、それが見られるかどうかは運次第なところもあるんだけど、ドラードが何もしてくれなければ、何をするのかはそこにいる飼育スタッフ氏に聞いてみて欲しい。
でも、ここまで言えば、何を見せてくれるのか、想像できちゃう人もいるよね?

気になったものがもうひとつ。

ドルフィンファンタジーの奥にいるマンボウの潜水給餌時の時のことだ。
給餌のために潜っていた飼育スタッフ氏の、水の中とは思えない、まったくぶれない水中姿勢の美しさに思わず見とれた。
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水族館の飼育スタッフの多くは、潜水士という国家資格を持つプロのダイバーであることが多く、給餌や掃除など様々なメンテナンスで頻繁に潜ってるプロ中のプロだから、このくらいできて当然なのかも知れない。
だけど、普通に立っているのと同じような感じで、水中に立ってるのを見てると、やはりすごいなぁ、と思わされる。

あまりに綺麗な水中姿勢に見とれていた時、ふと、潜水中の飼育スタッフ氏がBCを付けていないことに気がついた。
BCっていうのは、ダイビング用の機材のことで、主に浮力の調整用に使うもの。
それを付けていないってことは、自分の呼吸だけで浮力の調整をしているワケで、それに気がついた瞬間、“ものすごいことしてたんだなぁ”って。
八景島のスタッフ氏のみならず、水族館の水槽に潜ってるダイバーって、そういえばBC付けてる人、見たことない。
実際、それがどのくらい難しいことなのかは、数える程度のダイビング経験しかないオレにはあまり分からないんだけど、まずオレにはできないし、やっぱりスゴイんだと思う。
とりあえず、間違いのない事実は、八景島で潜水給餌を見せてくれた飼育スタッフ氏の水中姿勢はすごく綺麗だってこと。
マンボウの給餌もそれなりに楽しいんだけど、ダイバーの動きに注目してみるのも意外と楽しい。

アロワナとドラードの話の続きは、またいずれ。
このブログを書いているのは遠征先の島根のホテル。今日行ってきたアクアスはとても素敵な水族館だった。
いろいろ見ることもできたので、その話も近いウチに。
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