SSブログ

鳥羽水族館のアリゲーターガー水槽 [淡水魚]

今回の鳥羽水族館行きの最大の目的は、実は新しいアリゲーターガー水槽だったのだ。
部分的なリニューアルが続いていることは前のブログにも書いた通りだけど、アリゲーターガー水槽はその中でもかなり早い段階で設置されたもので、もう2年近くなるらしい。
早く見たかったのだけど、ようやく見に行くことができた。

結論から言うと、この水槽、いいです!!
IMG_7902.jpg
水槽の高さがないせいか、想像していたよりも大きく感じなかったんだけど、それでも1.3mくらいある個体が過不足なく泳ぎ回れるのだから、十分に広く、大きな水槽なんだろう。目見当だけど3×1.8×1.5(m)くらいだろうか?
大型魚水槽というと、管理を優先したベアタンクかせいぜい砂利のみという素っ気ないものが多いけれど、この水槽は砂利はもちろん、流木や水草でレイアウトがなされている。
この水槽に限らず、淡水魚が泳いでいる水槽はどこも同じようにレイアウトが施されているのだけど、これは鳥羽水族館(飼育担当者?)のこだわりなのだそうだ。
これだけの魚が入った状態で水草やレイアウトを維持するのはやはり困難だそうだが、それでも、見た目が綺麗であることに加え、自然のものがあった方が中の生き物にとっても絶対にいいはずだから、と飼育スタッフ氏が話して聞かせてくれた。
とは言え、話を聞いたのはこのガー水槽ではなく、アロワナの水槽の前だったけど…

川で見つかると“巨大魚”として大騒ぎされるアリゲーターガーも、水族館で展示される魚としてはそれほど巨大なものではない。
実際のところ3mはおろか、2mにもならず、1m前後で終わってしまう中途半端な大きさ。
ピラルクーのタンクメイトとしては小さいし、それ以前にアマゾンの魚でもない。
かといって小さい水槽では飼えないし、専用水槽を用意するほど人気(お客を呼び寄せる)もない。水族館的には実に半端な存在なんだと思う。
だから、夏場になると聞こえてくる大袈裟なニュースとは裏腹に、意外と水族館では見かけない魚だったりする。
だからこそ、こうした専用水槽の存在は、ファンとしては大いにありがたいと思うのだ。

水槽の中にいるのは、3匹のアリゲーターガーと沢山の赤ヒレたち。
3匹の内、一番大きいものは1.3mくらいある立派なもので、しかも綺麗!!IMG_7608.jpg
意外かも知れないが1.3mもある個体なんて、日本にはほとんどいない大きさだ。恐らく、日本中でも有数の大きさといっていい。まず、それだけでも見に行く価値がある!!

それだけじゃない。その大きな個体は、個体クオリティ(綺麗さ)の面でも飛び抜けていて、体型はもちろん、顔つき、鱗の乱れのなさ等々、どこをとってもやはりこの個体がブッチギリのエース級。結論としては、アリゲーターガー好きなら、この個体を見に行く目的だけでも鳥羽水族館に行く価値があるというものだろう。

アリゲーターガーの専用水槽なんてどこにでもあるものではないけれど、アリゲーターガーが泳ぐ水槽としても、国内トップクラスの水槽であることは間違いない!!
こんな水槽と、中のガーを普段から見に行ける環境にあるのなら、わざわざ家で飼う必要もないのかも!? そんな気分にさせてくれる水槽だった。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0