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若狭たかはまエルどらんどの気になる魚・その2 [淡水魚]

あけましておめでとうございます。
年が変わって、まだ4日。一昨年だったか、元旦に水族館行ったこともあったけど、今年はまだ、どこにも行ってない。例によって? エノスイとかアクアスタジアムあたりで始まりそうな気がしているのだけど、新年1発目のブログは、エルどらんどの続きから。

決めているつもりはないんだけど、ブログに載せる写真は最大5点、みたいな自分ルール? があって、必然的に気になる魚シリーズも5種類をピックアップするという流れが定番化してる。エルどらんど編でも5種類ルールは変えてないんだけど、シルバーアロワナとタイガーショベルというオレの中では特別な2匹を選んでしまったから、長くなるだろうな、と(笑) だから、今回は残りの3種類。とりあえず、これでエルどらんど編は終了になる予定。

ピラルクーのいる水槽には、どんな水族館でも必ずと言っていいくらいいるのがコロソマだ。ピラルクーがいなくても、大型の淡水魚がいる水槽がある水族館になら絶対いる。
だけど、オレはこのコロソマという魚が嫌いなのだ。いや、コロソマだけが嫌いというよりも、カラシン科魚類は概ね好きじゃない。だから、ウチで飼ってた経験もあまりないんだけど、幼い頃からアマゾン水槽大好きっ子だったオレは、自分の家にも水族館のアマゾン水槽が欲しくて、高校生くらいの頃、コロソマを飼い始めた。
いやー、酷い魚だった。まぁ、たまたま巨大になるコロソマだったから酷く感じただけで、小さな○○テトラだって、ほとんど同じような性質、性格をしてる。だからオレはカラシン類が嫌いなのだ!!
水族館に行くと、そんな嫌いなコロソマが、大好きな魚が泳ぐ水槽に必ずいるのだからイヤになるよね。そもそも、ピラルクーとコロソマは同じ場所に棲んでいないのだから、いい加減、アマゾン水槽=ピラルクー&コロソマというパッケージから卒業してもらいたいと思うんだけどなぁ。
とは言いつつ、エルどらんどのピラルクー池にいたブラックコロソマは、ちょっとだけ“カッコいいかも”って思った。ホント、ちょっとだけだけど(笑)
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水族館でよく見るコロソマのほとんどはレッドコロソマだ。
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レッドコロソマ。顔つきが違うでしょ!?
大きくなるとこちらも真っ黒になるので、ブラックコロソマとして紹介されていることも多いけれど、実は属から違う別種。ブラックコロソマこそコロソマ属の正真正銘のコロソマであり、レッドコロソマよりも巨大化する。とは言え、巨大に育った個体だとパッと見分けるには慣れが必要かも知れない。ブラックの頭部はレッドよりも尖った感じで、目もやや下の方についてる。ちょっとハクレンみたいな雰囲気の顔つきをしている。
どちらも嫌いながら強いて言うなら、オレはブラック派。しかし、少数派で観賞魚としても流通は少なく、水族館でもあまり見かけない。ちなみに、ウチにいたのもレッドだった。
エルどらんどのブラックコロソマは、これぞコロソマ!! みたいな立派さだったので、それなりの説得力があったのも事実。
とは言え、どんなに立派でカッコよくても2匹以上はいて欲しくない。というか、どこの水族館もコロソマいすぎ!!
おっと、マイナス方向でこだわりがあるせいか、またまた長くなってしまったよ(笑)次!!

お次は最初の池から。
最初の池に泳いでいた連中も、ウチで飼っていたことがある馴染み深いものばかり。
とは言え、シルバーアロワナやタイガーショベルほどの好きさもなく、また、コロソマほどの嫌いもない連中だから、知ってるようであまり知らなかったりする。そんな知ってるようで知らない魚のひとつが、ポリプテルスだ。
オレが中学生の頃、夢に見るほど憧れた魚だけど、20歳になるくらいの頃には興味が薄れ、その前後に分類も精査され直したり、新しい種類が紹介されたりなどで、すっかり馴染みの薄いグループになってしまった。
エルどらんどの池には3種類がいたのだけど、その中で“おおっ!!”と思ったのが、ポリプテルス・パルマス・ブティコフェリ。昔はローウェイって呼ばれてた種類だ。
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個人的なイメージなのだけど、どこか地味な印象の、というか、あまり印象に残らない種類だと思ってた。小さくて、印象的な色や柄もなく…、等々。
しかし、エルどらんどの池にいたものは、オレのイメージよりもはるかに大きく、綺麗な色、柄を持っていて、一瞬、何の種類か分からなかったくらいだった。
そこで、後日、ポリプテルスに強いショップに出向いて話を聞いてみたら、まさにそこに同じタイプがいて、サイズもオレが見たくらいにはなるとのこと。
こんなに綺麗な種類だったとはね!! ポリプテルスに興味があった時に知りたかったよ。

最後にもう1匹。コイツも個人的に懐かしさを憶える魚だったりするショベルノーズキャット。
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オレがまだ中学生くらいの頃は、今ほど魚(熱帯魚)が安くなくて、タイガーショベルなんてそれこそ夢の魚。指をくわえて見ようにも、熱帯魚店にすら決まった時期にしかやってこない貴重な魚だった。
そんな時代、ちょっと背伸びすれば手が届いたのが、このショベルノーズキャットだった。
いつしか、両者の立場(価格差)は逆転してしまったけれど、ガキの頃の刷り込みのせいか、はたまた、タイガーショベルほど大きくならず、顔つきも大型ナマズらしくなかったりするからなのか、どこか貧相なイメージのあるナマズだとずっと思ってた。
まぁ、昔はタイガーショベル買えないヤツが飼う魚、みたいなイメージがあったからね。
でも、エルどらんどの池にいた個体は、どれも綺麗に育っていて、あらためて“こういう魚だったんだ”って思った。
線の細さは感じるものの、透明感のある体色や白くヒラヒラした尾ビレなど、十分綺麗な魚と言っていいと思う。昔から知ってるのに、ここでその魅力を再発見した、そんな感じだろうか。そんな意味でも、エルどらんどに行った価値はあったのかも知れない。

なんだかんだで結構長くなっちゃったよ(笑)
自分で飼ってたことがあったりとか、海の魚にはない馴染み深さは、ブログの文字量を増やしてしまうらしい(笑)
ここまでお付き合いいただいた方、どうもありがとうございました!!

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コメント 4

pomu.

明けましておめでとうございます

ひとつの記事に載せる画像は、いつつぐらいまでが適当ですよね
どうしてもひとつの記事にまとめたくて、無理に並べることもありますが
ダラダラと画像が続くと間延びするし、ダウンロードに時間がかかるようになっちゃいますもんねぇ

わたしは水族館でどんな魚を見ても「ほ~」「へ~」な感じになってしまうんですが
ご自分で魚を飼っていらっしゃったり、あこがれたりしたーという経験がおありだと
やっぱり見方も違ってくるものなんですね

今年もいろいろなお話を聞かせてください
楽しみにしておりますよー!
by pomu. (2011-01-05 16:37) 

ずぅ

あけましておめでとうございます☆
本年もよろしくおねがいします。

ピラルクー、コロソマは、なんとなく分かりますが、
それ以外はお手上げです。

健康に気をつけて、水族館巡りをしてくださいね~☆
(^^)/

by ずぅ (2011-01-06 00:47) 

ミストラル

>pomuさん

そうなんですよ。
もっと載せたいと思う時もあるんですが、pomuさんも言われるように際限なくなってしまいそうだし、長くなりすぎるのもどうかと思って5点にしています。
それでも、オレのブログは長くなる傾向にあるんですが(笑)

淡水魚に関しては、“見るもの”というより“飼うもの”というより感覚が強いせいか、やはりそういう見方をしてしまいます。
そんな感覚が水族館を楽しむのにも役立ってるはず!! と思いたいのですが(笑)

今年も“その水槽の1匹”を見つけ出して、紹介できれば、と思っております。
引き続き、お付き合いいただけると幸いです。
by ミストラル (2011-01-06 10:40) 

ミストラル

>ずぇさん

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします!!

ピラルクーやコロソマはどこにでもいるから、知名度もありますが、
それ以外の外国産の淡水魚は、学名のカタカナ表記が呼称になっていたりして、ややこしい印象がありますもんね。
そもそも、それを目当てに水族館に行くような魚でもなさそうですし。
でも、飼うのが好きな人、釣りが好きな人、食べるのが好きな人等々、それぞれ独特な見方をしてそうですね。

今年も頑張って水族館巡りをしたいと思います!!
ありがとうございました。

by ミストラル (2011-01-06 10:44) 

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