桂浜水族館（高知） [水族館インプレッション]
高知・アカメ巡りツアーと題した高知水族館めぐりの旅。
夜行の高速バスで11時間かけて辿り着いた高知で、最初に行ったのは、高知駅からも行きやすい桂浜水族館。
高知市内からは12㎞ほど。でも、交通手段が路線バスしかなく、しかもそれが高い。
どこまで乗っても一律価格の東京のバスに馴染んだ身には、片道700円近い料金はとても高く感じた。まぁ、それは水族館の魅力とは何の関係もないことだけど。
水族館のある桂浜は超メジャーな観光地だから、周辺も綺麗に整備されている。
正面は島ひとつない太平洋が広がっているから、天気がいい日はとても気分がいい場所だ。
肝心の水族館は魚を展示した水族館棟と、屋外の海獣類の展示スペースに分かれているが、全体的な規模はそれほど大きくはない。イルカ、アシカのショーも含めてしっかり見ても1時間30分くらいあれば足りると思う。
オレが行った時は、新しいイルカが導入されたばかりで、イルカショーは中止されていた。
日本有数の歴史を持つ水族館だけに、館内はレトロな雰囲気。
ネームプレートの図柄は写真ではなく切り絵で作られている。
手書きの魚名板など、あらゆる部分に手作り感があるのも味わい深い。
館内に大きなウミガメ池があるせいか、館内の湿度は高く、壁や床がじっとりしているのも昔の水族館風。写真を撮ったりする際に、膝などをつくと濡れるのでご注意を（笑）
見た目にも分かるくらい古い水族館なのに、水槽は磨き上げられてピカピカ。
その点は見ていてとても気持ちがいいのだけど、中の魚はメジナやカンパチなど、綺麗じゃないものが少なくなかったのは残念。
展示されているのはアカメを筆頭に、地元の海で獲れる魚が中心だが、サンゴ礁の魚や外国の淡水魚もいる。
レトロさと南国の太陽が、どことなくのんびりした雰囲気を演出しているのは、昔の動物園風の屋外の展示エリアも同じ。
中でも、ペンギンの池は個人的に気に入った。
暮らしているのは一般的なフンボルトペンギンだが、フリッパーに巻かれた輪っかには、名札よろしく、その個体の名前が書かれたプレートが装着されている。
写真は右からカワセ、むろと。泳いでいるのは桂。
ほとんどの水族館では、色の違うバンドが巻かれているのが普通だが、それよりも親しみが沸くような気がした。その名前を呼んでも、その個体が反応してくれるワケではないけれど、愛想よく近づいてくるペンギンたちの名札を見ながら、“キミは○○っていうのか”なんて、楽しい気分で見学できた。
また、奥にあるアシカたちが暮らす池もなかなか面白かった。
右奥にカモメがいるのが分かるだろうか？
海獣類の池には珍しく、金網に囲まれた作りに違和感を感じたのだけど、一緒に飼われているカモメたちのフライングケージになっていると分かり納得。
中にはカモメだけでなく、キジやアヒル、ハヤブサ!! なんかも一緒に暮らしていた。
ハヤブサやアヒル、キジはアシカたちが近づかない奥まった場所にいたけれど、カモメたちは飛び回ったり、アシカの近くまで来て走り回ったりと見ていて飽きない。
アシカといえば、アシカショーにもビックリだった。
ショーに参加するのは1頭だけだが、とても芸達者で、一般的なバランス種目、輪投げ、ジャンプ種目の他、転がる輪の上に乗り、輪投げをして見せたり、もっと驚いたのは最後の種目として披露された変形ターゲットジャンプ。
一般的なターゲットジャンプかと思いきや、空中で体勢を変え、後ろ足でボールをキック。初めて見た技だったこともあるけれど、これには本当にビックリ!!
イルカショーがなかったのは残念だけど、それがなくても納得できるくらいの満足感が得られた。桂浜水族館のアシカショー、一見の価値アリです!!
桂浜水族館に行くのは、実は2回目。20年くらい前に行った憶えがある。
館内の中心にあるウミガメの池や、外にあるイルカのプールなど、記憶にあるものもいくつかあって、その頃から大きく変わってはいないんだろうと思う。
歴史の長い水族館が次々にリニューアルされる今、こうした昔の水族館は数が少なくなりつつある。イマドキの水族館のような“凄さ”はないけれど、その反面、懐かしいレトロ感が楽しめる。
水族館ファンにも評判の“いごっそうオヤジ”による解説プレートなど、総じて味わい深い水族館だ。
夜行の高速バスで11時間かけて辿り着いた高知で、最初に行ったのは、高知駅からも行きやすい桂浜水族館。
高知市内からは12㎞ほど。でも、交通手段が路線バスしかなく、しかもそれが高い。
どこまで乗っても一律価格の東京のバスに馴染んだ身には、片道700円近い料金はとても高く感じた。まぁ、それは水族館の魅力とは何の関係もないことだけど。
水族館のある桂浜は超メジャーな観光地だから、周辺も綺麗に整備されている。
正面は島ひとつない太平洋が広がっているから、天気がいい日はとても気分がいい場所だ。
肝心の水族館は魚を展示した水族館棟と、屋外の海獣類の展示スペースに分かれているが、全体的な規模はそれほど大きくはない。イルカ、アシカのショーも含めてしっかり見ても1時間30分くらいあれば足りると思う。
オレが行った時は、新しいイルカが導入されたばかりで、イルカショーは中止されていた。
日本有数の歴史を持つ水族館だけに、館内はレトロな雰囲気。
ネームプレートの図柄は写真ではなく切り絵で作られている。
手書きの魚名板など、あらゆる部分に手作り感があるのも味わい深い。
館内に大きなウミガメ池があるせいか、館内の湿度は高く、壁や床がじっとりしているのも昔の水族館風。写真を撮ったりする際に、膝などをつくと濡れるのでご注意を（笑）
見た目にも分かるくらい古い水族館なのに、水槽は磨き上げられてピカピカ。
その点は見ていてとても気持ちがいいのだけど、中の魚はメジナやカンパチなど、綺麗じゃないものが少なくなかったのは残念。
展示されているのはアカメを筆頭に、地元の海で獲れる魚が中心だが、サンゴ礁の魚や外国の淡水魚もいる。
レトロさと南国の太陽が、どことなくのんびりした雰囲気を演出しているのは、昔の動物園風の屋外の展示エリアも同じ。
中でも、ペンギンの池は個人的に気に入った。
暮らしているのは一般的なフンボルトペンギンだが、フリッパーに巻かれた輪っかには、名札よろしく、その個体の名前が書かれたプレートが装着されている。
写真は右からカワセ、むろと。泳いでいるのは桂。
ほとんどの水族館では、色の違うバンドが巻かれているのが普通だが、それよりも親しみが沸くような気がした。その名前を呼んでも、その個体が反応してくれるワケではないけれど、愛想よく近づいてくるペンギンたちの名札を見ながら、“キミは○○っていうのか”なんて、楽しい気分で見学できた。
また、奥にあるアシカたちが暮らす池もなかなか面白かった。
右奥にカモメがいるのが分かるだろうか？
海獣類の池には珍しく、金網に囲まれた作りに違和感を感じたのだけど、一緒に飼われているカモメたちのフライングケージになっていると分かり納得。
中にはカモメだけでなく、キジやアヒル、ハヤブサ!! なんかも一緒に暮らしていた。
ハヤブサやアヒル、キジはアシカたちが近づかない奥まった場所にいたけれど、カモメたちは飛び回ったり、アシカの近くまで来て走り回ったりと見ていて飽きない。
アシカといえば、アシカショーにもビックリだった。
ショーに参加するのは1頭だけだが、とても芸達者で、一般的なバランス種目、輪投げ、ジャンプ種目の他、転がる輪の上に乗り、輪投げをして見せたり、もっと驚いたのは最後の種目として披露された変形ターゲットジャンプ。
一般的なターゲットジャンプかと思いきや、空中で体勢を変え、後ろ足でボールをキック。初めて見た技だったこともあるけれど、これには本当にビックリ!!
イルカショーがなかったのは残念だけど、それがなくても納得できるくらいの満足感が得られた。桂浜水族館のアシカショー、一見の価値アリです!!
桂浜水族館に行くのは、実は2回目。20年くらい前に行った憶えがある。
館内の中心にあるウミガメの池や、外にあるイルカのプールなど、記憶にあるものもいくつかあって、その頃から大きく変わってはいないんだろうと思う。
歴史の長い水族館が次々にリニューアルされる今、こうした昔の水族館は数が少なくなりつつある。イマドキの水族館のような“凄さ”はないけれど、その反面、懐かしいレトロ感が楽しめる。
水族館ファンにも評判の“いごっそうオヤジ”による解説プレートなど、総じて味わい深い水族館だ。
2010-04-29 00:05
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コメント(2)
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エノスイ同様、ぜひ行ってみたい水族館である桂浜水族館
ますます足を運びたくなりました
アシカの変形ターゲットジャンプはぜひ見てみなければ！
手作り感あふれるプレート、ペンギンの名札
いいですねぇ＾＾
館内撮影中は、床に膝をつけないよう気をつけます(笑)
by pomu. (2010-05-05 15:31)
>pomuさん
桂浜水族館に行ってみたいとは、これまたマニアックですね（笑）
のんびりした雰囲気が漂う水族館ですよ。
アシカショーはビックリしました。
イルカショーなくてもいいや、って思った反面、こっちもスゴイ技があるのかな!?
と、ちょっと残念な気も。
ペンギンの名札や、切り絵のネームプレートとか、手作り感が微笑ましいです。是非、行ってみて下さい!!
館内も少しの間なら、膝をついても平気ですよ（笑）
by ミストラル (2010-05-06 23:02)