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アクアスタジアムのマンタフィーディング [エイ]

こうして文字にしてみると、あらためて凄いことだと思わされるのだけど、日本には、ナンヨウマンタを見られる水族館が3カ所もある。
そのひとつは言うまでもなくエプソン品川アクアスタジアムだが、あとの2カ所が凄い!!美ら海水族館では、世界最大級の水槽に5匹が泳ぎ、その内の1匹はその水槽で産まれた個体なのだ。それから大阪の海遊館ではナンヨウマンタだけでなく、イトマキエイ(Mobula)もいて、それと見比べることができる。どちらも、世界中でそこだけで見られるスペシャルな展示なのだ。加えて、これら2つの水族館では、ナンヨウマンタと一緒に複数のジンベエザメが見られることも、世界的に超スペシャルなことと言える。

それらと比べてしまうと、エプソン品川アクアスタジアムはインパクトが弱い。
ここにしかいないドワーフソーフィッシュ(ノコギリエイ)はいるものの、インパクトという意味では、やはりジンベエザメには敵わないだろう。
しかし、ここに来て、アクアスタジアムならではの方法でナンヨウマンタの魅力を楽しませてくれるプログラムがスタートした。多分、それも世界でここでしか味わえないものなんじゃないかな!?

ひとつ前のブログでも書いたけれど、マンタフィーディングというのがそれ。
その名の通り、ナンヨウマンタに餌を与えることができる500円の有料プログラムで、その前後にバックヤードツアーも楽しめるものだ。
もちろん、行ってきた!!

入り組んだバックヤードを抜け、ナンヨウマンタが暮らすトンネル水槽の上部へと案内される。
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目の前に広がる水面は、想像以上に広くて、水中のトンネル部分から見るよりも大きく広いことに驚かされる。もちろん美ら海水族館や海遊館の水槽と比べてしまうと、やはり圧倒的に小さいし、周辺のスペースも狭いのだけど、それが逆に魚との距離を近いものにしていて、その大きさや迫力を強く感じることができるのだ。
給餌は、水槽上に設置された格子状のキャットウォークから行うのだけど、自分のすぐ下は水面。だから、自分の足元の、それこそ手を伸ばせば届いてしまいそうな距離を、ナンヨウマンタが泳いでいくのだ。
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給餌中、何かに驚いたナンヨウマンタが慌てて泳ぎ去っていった際も、自分の真下を大きなエイが速いスピードで泳いでいるという事実に、ちょっとした恐怖さえ感じたくらいだ。そんなことはないと思うけど、もし、飛び出してきたら、エイの直撃は免れなさそうな位置にいるのだからね。

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水槽の上から見ることは、美ら海水族館でも海遊館でもできるが、どちらの水族館もこれほど近くでエイを感じることはできない。もちろん、餌を与えることができるのもアクアスタジアムだけだ。
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アクアスタジアムのナンヨウマンタは、美ら海水族館や海遊館にいるものよりも小さいのだけど、水槽の小ささや、魚との距離の近さなどのお陰で、大きな魚がすぐ側にいるという迫力は、どこよりも強く感じられたように思う。

もちろん、ナンヨウマンタだけじゃない。マダラトビエイやツマグロ、ノコギリエイなど、あの水槽で暮らす魚たちが寄ってくるから、それらを間近で見ることもできる。
いずれも、オレにとっては大好きな魚だから、実に楽しいひとときだった。
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バックヤードは、アクアスタジアムならではのデートで楽しい雰囲気とは流石に違っているけれど、魚好き、エイ好き、サメ好きにとっては、何とも楽しい空間に違いない。
期間限定のプログラムだそうだけど、オレはあと何回か行ってこようと思っている。
あの水槽を上から眺めているだけで、楽しいと思えるから。

ナンヨウマンタをより強く、近くに感じてみたい人は、お早めにアクアスタジアムへ!!
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コメント 2

ずぅ

そうかぁ…
関東でマンタを見られるのはここだけなんですね~
もっと注目されてもいいかも☆

エプソンに行くと
イルカやアシカのショーに、こころ奪われてしまいます。。。
by ずぅ (2010-01-21 00:08) 

ミストラル

>ずぅさん

そうなんですよ。
東日本ではここだけなんですよ!!
個人的には、ものすごくありがたみを感じているんですけど…

イルカショーやアシカショーも魅力的ですが、あのトンネル水槽には
個人的に大好きな魚がいくつも入っているので、オレの場合、それだけで満足できてしまったりします。
by ミストラル (2010-01-22 10:54) 

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