トドって可愛い!! アクアマリンの海獣類 [鰭脚類]
マニアというヤツは、興味の対象に対しては貪欲なのに、そうでないものに対しては無関心だったり、興味が浅かったりするものである。
つまり、視野が狭いのだ。
オレもそう。
今でこそ水族館に行けば、端から端までちゃんと見る努力をするけれど、興味や関心が薄いものは眺める時間が短かったり、混んでいたりすると素通りしてしまうようなことも結構ある。後から考えると、もったいない話だなぁ、と反省することしきり。
このブログに何度も書いている通り、オレは魚好きだから、ことさら目当ての大物がいたりすると、見逃してしまう展示も少なくない。
海獣類もそんな素通り率が高いもののひとつ。
先日、アクアマリンに行った時もそう。
元々、カジキが目的だったし、それが見られれば、それ以外は見られなくても… くらいの気持ちで出掛けていたから、黒潮水槽の前ばかりにいたし、他の魚を眺める時間も、その真剣度も、いつもよりは少なかったように思う。
そんなだから、混雑している海獣エリアはいつも素通り。
でも、閉館時間があと15分くらいに迫った頃。
ガラス張りの建物は外が暗くなるのと同じくして暗くなってくる。
混雑していた館内は、昼間の混雑がウソのようにひっそりとして、“まだいていいの?”なんて思うくらい、誰もいないオレだけの空間となる。
そんな中で、オレに熱い視線を送ってくるものが。
トドだった。
07年に生まれた仔、シマ。
保護されていたオットセイが野生に還されたこともあってか、隣の水槽から引っ越してきたらしい。
正直、トドにはあまり、可愛いイメージはなかったのだけど、子供、それもメスとなると、やっぱり可愛い。
大きさは既に大人のアシカくらいあるのだけど、上目がちにジッと見つめてくるところとか、水槽の外のオレと競争? するのが好きだったりなど、アシカやオットセイの子供と同じ反応をする。
顔の可愛いさだけなら、思わず抱きしめたくなってしまうオットセイほどではないけれど、アシカには負けてない。トドを見直した!!
以前保護されていたオットセイほどの愛想はないけれど、水槽前を立ち去ろうとすると、寂しげな目でジッと見つめてくるのは同じ。あの目で見つめられると、水槽前を離れるのにちょっとした罪悪感を感じてしまうのだ。
アシカ類の子供の可愛さは反則だね。
昼間は観客の相手をしてくれないセイウチたちも、閉館前はものすごく愛想がいい。
2頭揃ってオレの所にやってきて、手や口、顔を使って何かをアピールしてくる。
セイウチと遊んでいると、背中に強烈にシマの視線を感じるので、セイウチ水槽の前にいたのはほんの数分だったのだけど、誰もいない水族館で海獣と遊べるのは、とてもスペシャルな時間なような気がする。
目的はカジキだったのに、なかなか楽しいおまけをもらってしまったような感覚だ。
今は観客と遊ぶのが楽しいトドのシマも、もう少し成長すると人に対して興味をなくしてしまうだろうから、今年いっぱいなのか、はたまた来年も愛想がいいのか、いずれにしても期間限定の可愛さなのだ。
アクアマリンの海獣類と遊びたければ、閉館前の30分が狙い目。
ひっそりとした水族館で、愛想のいいトドやセイウチを独り占めできるはずだ。
つまり、視野が狭いのだ。
オレもそう。
今でこそ水族館に行けば、端から端までちゃんと見る努力をするけれど、興味や関心が薄いものは眺める時間が短かったり、混んでいたりすると素通りしてしまうようなことも結構ある。後から考えると、もったいない話だなぁ、と反省することしきり。
このブログに何度も書いている通り、オレは魚好きだから、ことさら目当ての大物がいたりすると、見逃してしまう展示も少なくない。
海獣類もそんな素通り率が高いもののひとつ。
先日、アクアマリンに行った時もそう。
元々、カジキが目的だったし、それが見られれば、それ以外は見られなくても… くらいの気持ちで出掛けていたから、黒潮水槽の前ばかりにいたし、他の魚を眺める時間も、その真剣度も、いつもよりは少なかったように思う。
そんなだから、混雑している海獣エリアはいつも素通り。
でも、閉館時間があと15分くらいに迫った頃。
ガラス張りの建物は外が暗くなるのと同じくして暗くなってくる。
混雑していた館内は、昼間の混雑がウソのようにひっそりとして、“まだいていいの?”なんて思うくらい、誰もいないオレだけの空間となる。
そんな中で、オレに熱い視線を送ってくるものが。
トドだった。
07年に生まれた仔、シマ。
保護されていたオットセイが野生に還されたこともあってか、隣の水槽から引っ越してきたらしい。
正直、トドにはあまり、可愛いイメージはなかったのだけど、子供、それもメスとなると、やっぱり可愛い。
大きさは既に大人のアシカくらいあるのだけど、上目がちにジッと見つめてくるところとか、水槽の外のオレと競争? するのが好きだったりなど、アシカやオットセイの子供と同じ反応をする。
顔の可愛いさだけなら、思わず抱きしめたくなってしまうオットセイほどではないけれど、アシカには負けてない。トドを見直した!!
以前保護されていたオットセイほどの愛想はないけれど、水槽前を立ち去ろうとすると、寂しげな目でジッと見つめてくるのは同じ。あの目で見つめられると、水槽前を離れるのにちょっとした罪悪感を感じてしまうのだ。
アシカ類の子供の可愛さは反則だね。
昼間は観客の相手をしてくれないセイウチたちも、閉館前はものすごく愛想がいい。
2頭揃ってオレの所にやってきて、手や口、顔を使って何かをアピールしてくる。
セイウチと遊んでいると、背中に強烈にシマの視線を感じるので、セイウチ水槽の前にいたのはほんの数分だったのだけど、誰もいない水族館で海獣と遊べるのは、とてもスペシャルな時間なような気がする。
目的はカジキだったのに、なかなか楽しいおまけをもらってしまったような感覚だ。
今は観客と遊ぶのが楽しいトドのシマも、もう少し成長すると人に対して興味をなくしてしまうだろうから、今年いっぱいなのか、はたまた来年も愛想がいいのか、いずれにしても期間限定の可愛さなのだ。
アクアマリンの海獣類と遊びたければ、閉館前の30分が狙い目。
ひっそりとした水族館で、愛想のいいトドやセイウチを独り占めできるはずだ。
2009-10-10 02:38
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コメント(2)
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海獣って賢いから、動作だけでなく、
眼で何か語ってきますよね!
しかも閉園直前の、ホントに貴重な独占時間・・・
チャンスがあったら見つめられてみたいです!
ちなみに、個人的にはアシカのちょこんとした耳が
大人といえども可愛くてズルいと思います(笑)
by べしなみ (2009-10-14 05:03)
>べしなみさん
陸上の動物たちよりも、大きな眼を持っているものがおおいせいか、
眼力があるというのが、眼から伝わってくるものは確かに大きいですね。
セイウチは大人になっても比較的遊んでくれるのですが、アシカ類はダメ。
2歳くらいまでの子なら、いつでも遊んでくれるんですが…
でも、開園直後、閉園直前は特にオススメです!!
トドでも可愛く感じるのだから、オットセイやアシカは反則ですよね(笑)
by ミストラル (2009-10-16 23:29)