日本でここでしか見られない!? 世界最大の淡水魚!? [エイ]
世界最大の淡水魚!? として、にわかに注目を集めているHimantura chaophraya(ヒマントゥラ・チャオプラヤ)。
その名の通り、チャオプラヤ川に生息する淡水エイである。
淡水エイというと、南米産のPotamotrygon科のものが有名で、観賞魚としても人気が高いが、同じ淡水エイでもアジア産のものは、情報が乏しく、南米産のもののように派手な柄や色もないせいか、さほど注目されることはない。
だからなのか、観賞魚として流通することはほとんどないばかりか、展示する水族館もない…… はずだったのだけど、つい最近、その“世界最大の淡水魚!?、Himantura chaophraya”の展示を始めたところが。
展示を始めたのは、板橋グリーンドームねったい館。
高島平駅から徒歩で7~8分のところにある、熱帯植物園だ。
植物園の地下部分にミニ水族館があって、規模はとても小さいながら魚の展示も行っている施設。
個人的には植物園も好きだし、春先には大好きな花が咲くこともあって、毎年足を運んでいる場所だったのだけど、魚を見るのを目的に行ったことはなかったのが正直なところだ。
しかし、H.cyaophrayaがいるとなれば話は別。早速、逢いに行ってきた。
目的のエイがいるのは、ミニ水族館ではなく、温室内にある池の中。
東南アジア産のコイ科魚類などと一緒に泳いでいたが、状態がものすごくいいことが見てとれた。
池は横から見ることができるようになっている。
実はこのエイ、昨年、ウチでも飼育に挑戦したことがあったのだ。
残念ながら、現在はいないのだけど、このエイを飼うにあたって、何がよくて何が悪いのか、みたいなことがまったく分からず、失敗した原因も分からないまま。
だから、泳いでいるのを見るだけでなく、餌や水質、管理などについての情報も得られれば、なんて考えていたことも、いち早く出かけた理由のひとつ。
植物園の2F部分にある質問コーナー? で聞いてみると、飼育担当の人を呼んでくれた。
お陰で、聞きたいことをすべて聞けただけでなく、それ以外の魚の話も沢山聞かせてくれて、実に楽しく有意義な時間となった。
とても親切な飼育スタッフの人は「これから餌をやるところだったんですよ。見ますか?」
と教えてくれたので、与える餌やその給餌風景も見せてもらえることになった。
海のエイや南米産の淡水エイみたいなガッツキ感はなく、餌の食べ方もおっとり。
ウチにいた個体もこんな感じで、調子が悪いのかと思っていたのだけど、どうやら、こういうものらしい。
同じHimantura属のエイでは、当ブログにも度々登場するヒョウモンオトメエイが美しさでも知名度でも群抜いているが、それに比べると柄のひとつもない地味な魚で、まるで海のエイような雰囲気。
しかしながら、このエイが見られるのは、現時点ではこの板橋熱帯館のみ(のはず)。
そういう意味では、ものすごく珍しい魚と言え、高島平まで足を運ぶ価値も大いにある。
入館料はたったの220円だし、綺麗な植物も沢山見られるから、エイ好きにはもちろん、植物好きにもオススメのスポットです!!
その名の通り、チャオプラヤ川に生息する淡水エイである。
淡水エイというと、南米産のPotamotrygon科のものが有名で、観賞魚としても人気が高いが、同じ淡水エイでもアジア産のものは、情報が乏しく、南米産のもののように派手な柄や色もないせいか、さほど注目されることはない。
だからなのか、観賞魚として流通することはほとんどないばかりか、展示する水族館もない…… はずだったのだけど、つい最近、その“世界最大の淡水魚!?、Himantura chaophraya”の展示を始めたところが。
展示を始めたのは、板橋グリーンドームねったい館。
高島平駅から徒歩で7~8分のところにある、熱帯植物園だ。
植物園の地下部分にミニ水族館があって、規模はとても小さいながら魚の展示も行っている施設。
個人的には植物園も好きだし、春先には大好きな花が咲くこともあって、毎年足を運んでいる場所だったのだけど、魚を見るのを目的に行ったことはなかったのが正直なところだ。
しかし、H.cyaophrayaがいるとなれば話は別。早速、逢いに行ってきた。
目的のエイがいるのは、ミニ水族館ではなく、温室内にある池の中。
東南アジア産のコイ科魚類などと一緒に泳いでいたが、状態がものすごくいいことが見てとれた。
池は横から見ることができるようになっている。
実はこのエイ、昨年、ウチでも飼育に挑戦したことがあったのだ。
残念ながら、現在はいないのだけど、このエイを飼うにあたって、何がよくて何が悪いのか、みたいなことがまったく分からず、失敗した原因も分からないまま。
だから、泳いでいるのを見るだけでなく、餌や水質、管理などについての情報も得られれば、なんて考えていたことも、いち早く出かけた理由のひとつ。
植物園の2F部分にある質問コーナー? で聞いてみると、飼育担当の人を呼んでくれた。
お陰で、聞きたいことをすべて聞けただけでなく、それ以外の魚の話も沢山聞かせてくれて、実に楽しく有意義な時間となった。
とても親切な飼育スタッフの人は「これから餌をやるところだったんですよ。見ますか?」
と教えてくれたので、与える餌やその給餌風景も見せてもらえることになった。
海のエイや南米産の淡水エイみたいなガッツキ感はなく、餌の食べ方もおっとり。
ウチにいた個体もこんな感じで、調子が悪いのかと思っていたのだけど、どうやら、こういうものらしい。
同じHimantura属のエイでは、当ブログにも度々登場するヒョウモンオトメエイが美しさでも知名度でも群抜いているが、それに比べると柄のひとつもない地味な魚で、まるで海のエイような雰囲気。
しかしながら、このエイが見られるのは、現時点ではこの板橋熱帯館のみ(のはず)。
そういう意味では、ものすごく珍しい魚と言え、高島平まで足を運ぶ価値も大いにある。
入館料はたったの220円だし、綺麗な植物も沢山見られるから、エイ好きにはもちろん、植物好きにもオススメのスポットです!!
2009-09-12 01:14
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コメント(4)
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淡水エイって居るんですね。
知らなかった♪
まわりがひらひらできれいですね=^^=
期間限定なのかなあ?見てみたいです♡
by kumimin (2009-09-13 13:55)
>kumiminさん
淡水○○はかなりいろんなのがいるんですよ。
エイだけでなく、フグやカレイなどが特に有名です。
今回紹介したアジア産の淡水エイは、綺麗さでは南米産に負けますが、
大きさでは大きく上回ります。
期間限定の展示ではありませんから、高島平の方に行かれた際には、是非、見に行ってみて下さい。
植物園なので、花や植物も楽しいですよ。
by ミストラル (2009-09-16 10:40)
ご自宅でエイを飼育された事が!?
すごいですね!とても設備が大変そうですけど・・・
でも、癒されそうです!!
今更ながらコメントさせていただきました。
by べしなみ (2009-10-05 02:47)
>べしなみさん
はい、家でエイを飼っていたことがありますよ。
というか、今もいます。
海のエイは飼ったことがありませんが、淡水のものなら、南米のもアジアのも飼ったことがあります。
エイを飼っているというと、驚かれることが多いのですが、
魚を飼っていない人からすると、やはりスペシャルな存在なのでしょうね。
設備は普通の魚を飼うのと変わらないのですが、飼うのが面倒な魚ではあります。
そういう意味では、飼う魚としては癒し系ではないように思います。
コメントをありがとうございました。
by ミストラル (2009-10-06 10:38)