熱川バナナワニ園のピラルクー水槽 [ピラルクー]
伊豆熱川のバナナワニ園って知ってますか?
その名前から、バナナとワニがいる場所だということは分かるのだけど、名前から受けるイメージの問題なのか、はたまたバナナとワニに特別な関心がないからなのか、なかなか行けそうで行けない場所だった。50年以上前からあるっていうのにね。
しかし、行った人の話を聞くと、“○○がいるよ”とか“Oクンはきっと気に入ると思うよ”みたいな情報がもたらされていたから、ずっと行ってみたいとも思ってたのだけど、先日、ようやく行くことができた。
バナナワニ園は、バナナとワニ以外のものも色々といるけれど、動物園でも水族館でもない。ひと言で説明するなら、ワニなどの生き物も見られる熱帯植物園というのが正解だろう。
いつぞやのブログにも書いたけれど、オレは熱帯植物も大好きだから、今回の訪問も、今時期に花を咲かせるヒスイカズラの花を見るため。
だけど、事前情報通り? オレにとっては考えていた以上に楽しい場所で、すっかり気に入ってしまった。
バナナワニ園だけに、バナナとワニはちゃんと見られる。
でも、どうして水族館ブログでバナナワニ園が登場するのかと言うと、ピラルクーを始めとした魚や、日本に1頭だけのアマゾンマナティなど、水族館的な展示も行っていたから。
中でもピラルクーは数も多くて、隠れた名ピラルクースポットと言っていい。
行った人の話では“小さな池にギュウギュウにピラルクーがいる”と聞いていたのだけど、実際はご覧の通り、昔の水族館にような雰囲気の水槽で飼われていた。
水槽中央が仕切れるようになっていたり、幅に対して深さがなかったりなど、ピラルクーのために作られた水槽ではないようだけど、そこそこ明るいし、どうせ見るなら、やはり上からよりも横から見られた方がいいに決まっている。
ここのピラルクーは、個体数はどこよりも多いものの、大きくて赤いのは1匹だけ。あとは1m程度と小さいものばかりで、それらは赤さもない。だけど、若い個体ならではの緑がかったメタリックな体色と、崩れのない体型と相まって、綺麗と思える個体が多い。
コロソマが山ほど同居しているのが邪魔くさいけれど、その成長ぶりが楽しみだ。
ちょっと遠いのが難点だが、ウチからだとなかがわ水遊園よりも近いので、植物を見学するついでに、また足を運びたいと思っている。
ピラルクー以外の魚はあまりいないのだけど、バナナ温室の裏手にある小さなプールにいる魚たちもちょっと面白い。
中で泳いでいるのは、温泉地ならではのテラピア(O.niloticus)を中心に、カイヤン、コロソマ、ナイルパーチなど。
どうやら、食用魚という括りらしい。
テラピアやナイルパーチは言うに及ばずだが、カイヤンは近縁種が“白身魚のフライ”の原料として、タイから輸入されているし、コロソマは日本では食用とされていないが、現地では重要な食用魚だ。
プールの魚に餌をあげられるワケでもなく、横から見られるワケでもないから、殺風景な生け簀のようでもあるのだけど、違う見せ方をしていれば面白い展示になると思うのだけど……
中にいるテラピアには、ブルーを発色した綺麗な個体も何匹かいるから、“知らないウチにコイツら食べてるんだ”なんて考えながら、ちょっと覗き込んでみて欲しい。
その名前から、バナナとワニがいる場所だということは分かるのだけど、名前から受けるイメージの問題なのか、はたまたバナナとワニに特別な関心がないからなのか、なかなか行けそうで行けない場所だった。50年以上前からあるっていうのにね。
しかし、行った人の話を聞くと、“○○がいるよ”とか“Oクンはきっと気に入ると思うよ”みたいな情報がもたらされていたから、ずっと行ってみたいとも思ってたのだけど、先日、ようやく行くことができた。
バナナワニ園は、バナナとワニ以外のものも色々といるけれど、動物園でも水族館でもない。ひと言で説明するなら、ワニなどの生き物も見られる熱帯植物園というのが正解だろう。
いつぞやのブログにも書いたけれど、オレは熱帯植物も大好きだから、今回の訪問も、今時期に花を咲かせるヒスイカズラの花を見るため。
だけど、事前情報通り? オレにとっては考えていた以上に楽しい場所で、すっかり気に入ってしまった。
バナナワニ園だけに、バナナとワニはちゃんと見られる。
でも、どうして水族館ブログでバナナワニ園が登場するのかと言うと、ピラルクーを始めとした魚や、日本に1頭だけのアマゾンマナティなど、水族館的な展示も行っていたから。
中でもピラルクーは数も多くて、隠れた名ピラルクースポットと言っていい。
行った人の話では“小さな池にギュウギュウにピラルクーがいる”と聞いていたのだけど、実際はご覧の通り、昔の水族館にような雰囲気の水槽で飼われていた。
水槽中央が仕切れるようになっていたり、幅に対して深さがなかったりなど、ピラルクーのために作られた水槽ではないようだけど、そこそこ明るいし、どうせ見るなら、やはり上からよりも横から見られた方がいいに決まっている。
ここのピラルクーは、個体数はどこよりも多いものの、大きくて赤いのは1匹だけ。あとは1m程度と小さいものばかりで、それらは赤さもない。だけど、若い個体ならではの緑がかったメタリックな体色と、崩れのない体型と相まって、綺麗と思える個体が多い。
コロソマが山ほど同居しているのが邪魔くさいけれど、その成長ぶりが楽しみだ。
ちょっと遠いのが難点だが、ウチからだとなかがわ水遊園よりも近いので、植物を見学するついでに、また足を運びたいと思っている。
ピラルクー以外の魚はあまりいないのだけど、バナナ温室の裏手にある小さなプールにいる魚たちもちょっと面白い。
中で泳いでいるのは、温泉地ならではのテラピア(O.niloticus)を中心に、カイヤン、コロソマ、ナイルパーチなど。
どうやら、食用魚という括りらしい。
テラピアやナイルパーチは言うに及ばずだが、カイヤンは近縁種が“白身魚のフライ”の原料として、タイから輸入されているし、コロソマは日本では食用とされていないが、現地では重要な食用魚だ。
プールの魚に餌をあげられるワケでもなく、横から見られるワケでもないから、殺風景な生け簀のようでもあるのだけど、違う見せ方をしていれば面白い展示になると思うのだけど……
中にいるテラピアには、ブルーを発色した綺麗な個体も何匹かいるから、“知らないウチにコイツら食べてるんだ”なんて考えながら、ちょっと覗き込んでみて欲しい。
タグ:ピラルクー
2009-03-22 00:45
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コメント(4)
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水族館大好きです!
綺麗な画像観てるだけで、水族館行った気分になりました。
バナナワニ園、凄いですね。
ピラルクーは確かに、上からよりは横から
見えたほうが良いですね。
by でほん (2009-03-22 01:02)
>でほんさん
ようこそ。
水族館に行った気分になっていただけたようで、何よりです。
ありがとうございます。
バナナワニ園には行かれたことがありますか?
ここでは紹介していませんが、レッサーパンダが山ほどいたり、
なかなか楽しい場所でした。
by ミストラル (2009-03-22 13:28)
バナナワニ園、25年くらい前に行ったようですが、
ワニとバナナの木があったという記憶しかありません。
ミストラルさんの記事を読んで、改めて行ってみたくなりました。
熱帯植物園といえば、草津の方にあるものはご存知ですか?
動植物の顔ぶれと園内の空気感が何とも言えずマニアックで、
10年位前に行った時は、アミダくじを引かされて、
危うく大量に展示されていたハムスターを、
『アタリ〇匹』と称して持ち帰らされるところでした。
ナババワニ園と並んで、また行ってみたい熱帯植物園です。
by べしなみ (2009-04-21 01:41)
>べしなみさん
ようこそ。
コメントをありがとうございます。
べしなみさんは、植物(園)好きなんですね。
バナナワニ園はかなり改修されているので、最後に行かれたのが25年前なら、印象は随分変わっているんじゃないでしょうか?
草津の植物園は、草津熱帯圏ですかね?
行ったことはないのですが、爬虫類が展示されているとか聞いたことがあります。
ハムスターは持ち帰りたくないですが(笑)、マニアックな雰囲気を味わいに、オレも行ってみたいと思います。
by ミストラル (2009-04-21 16:50)