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名古屋港水族館 オーストラリアの淡水魚水槽 [淡水魚]

名古屋港水族館に行った目的は、コウテイペンギンを始めとする南極ペンギンを見ること。だけど、もちろん魚だって楽しみにしていたことは言うまでもない。
何せ、名古屋港に行ったのは遠い昔の話で、水族館の記憶はうっすらとしたものしかない。その遠い昔のうっすらとした記憶にある、オーストラリアの淡水魚を展示した水槽は、今回の訪問で、ペンギンと並ぶ楽しみのひとつだった。

アクアテラリウムになったオーストラリア水槽には、3種類のカメと、7種類ほどの魚が展示されていた。
昔見た時には、魚が3種類、カメも2種類だったような記憶があるのだけど。
“ほど”としたのは、沢山泳いでいるレインボーフィッシュが3種類しか確認できなかったから。じっくりと探せば、あと1~2種類はいるかも知れない。
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レインボー、特にこの水槽で泳いでいるメラノタエニア属の仲間は、決して嫌いじゃない。小さい魚の中では、むしろ好きな方だ。
しかし、水族館で見るには、あまりにも細かすぎるため、すべての種類を追う気にはならなかったのだ。
ただし、泳いでいる個体はどれも大きく、美しい。

目的の魚は、沢山泳いでいるサラトガ。
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サラトガというのは、現地での呼び名で、魚名板にもその名が使われている。
だが、観賞魚の世界では“スポッテッド・バラムンディ”という呼称が一般的。
世界の5種類のアロワナの中では、シルバーアロワナと並んで、オレのもっとも好きな種類がこのスポッテッド・バラムンディなのだ。
とは言えその性格は褒められたものではなく、混泳に難儀する魚なのだが、どうも同種を多数飼育すると、混泳も可能になるようで、ここでも数多くが群泳している。
水槽が広いせいか、あまり巨大な感じはしないが、皆そこそこの大きさがある。
性格が問題なのか、流通するアロワナの中ではもっとも人気が低いため、これだけのサイズの個体はなかなか見られない。それがこれだけいるのだから、一見の価値ありというものだろう。
また、スポッテッド・バラムンディの中に、2匹だけノーザン・バラムンディ(S.jardini)がいるのも見落とさずに探してみて欲しい。
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魚名板はないが、彼の地ではガルフ・サラトガと呼ばれる別種だ。
家庭の水槽ではなかなか大きくならない種類とされているが、ここの2匹はかなり大きめ。ただし、色はどちらもパッとしないのが残念だけど。

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この水槽は陸上のテラリウム部分の植生も素晴らしくて、見応えがあるのだけど、個人的にはアロワナはやっぱり主役であって欲しいのだ。
つまり、脇役の魚をもう少し充実させて欲しいということ。
オーストラリアの淡水魚と言えば、マーレーコッドやバラムンディ(シーパーチ)が有名どころで、あとここに、それらの巨大な個体でもいれば、もっと楽しい水槽になりそうな気がするのだ。
今もゴールデンパーチが数匹いるが、いかにも地味で、それほど大きくもないことから、もう少し人目を惹き付ける魚が欲しいのだ。
まぁ、マーレーコッドはサラトガとは産地が離れているが、産地の被るバラムンディは是非、いて欲しいというのがオレの個人的希望。
とは言え、バラムンディが入ると、レインボーたちはすべて餌にされてしまいそうだけど。
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