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アクアトトぎふのアロワナのジャンプ給餌 [淡水魚]

久しぶりにアクアトトぎふに行ってきた。
特別見たい何かがあったワケではないのだけど、例によって? 以前行ったときの写真データはすべてなくしていたし、その時は夕方だったし、水族館にいた時間も短かったから、あらためてじっくりと見学したいと思い、電車とバスを乗り継いで出かけてきたというワケ。

クルマで行けばものすごくラクで簡単にいけるのに、バスだと想像以上に大変だった。
最寄りのバス停から1㎞もあるのに加え、そのバスの本数が驚くほど少ない。
さらに、夕方は水族館の閉園より先に終バスが終わってしまうので、最後までいると帰りの足に困ることになる。
というか、オレは困ったのだけどね。

ここの水族館は淡水魚のみを展示しているけれど、そのメインは長良川や岐阜県に生息する日本産淡水魚…… なのか!? それとも、展示の大半を占める外国産なのだろうか?
個人的にはもちろん、馴染み深くて好きな魚も多い外国産なのだけど……

目玉展示は国内では2カ所でしか見ることのできないメコンオオナマズ。
だけど、オレのお気に入りはそれじゃない。
タンガニイカ湖水槽や、ナイルパーチ、沢山いたシノドンティスなど、アフリカ産魚類の展示がどううしたワケだかいたく気に入っている。
今回の訪問は、それらに会うことはもちろんなのだけど、昨年頃? から始められたアロワナのジャンプ給餌もものすごく見てみたい大きな目的のひとつだ。
シルバーアロワナはもっとも好きな魚のひとつだし、それがジャンプして捕食するシーンは、もっともカッコいいと思われる瞬間のはずだからだ。

11時30分から始まるというアマゾン水槽の給餌に間に合うように家を出たつもりだったのに、最寄りのバス停に着いたのは11時27分。
北風吹きすさぶ田んぼの中の1本道を走ること6分。館内に駆け込み、4Fから順路の最後にあるアマゾン水槽へと階段を駆け下りる。
息を切らしながら水槽前へ辿り着くと、何だかひっそりとしている。
頭の中をイヤ~なイメージがよぎるが、水槽の中をのぞき込むと、洗濯ばさみで挟まれた切り身がまだいくつかぶら下がっていた。
何とか間に合ったらしい。
だが、当のアロワナたちはがっついておらず、考えていたより全然跳ばない。
だけど、そのまま水槽の前で20分くらいいただろうか? 1匹が餌に興味を見せ始めた。
IMG_4517.jpg

こちらの都合をお構いなしに跳び上がるから、写真に押さえられないのだけど、洗濯ばさみが強力なのか、なかなか切り身は取れず、そのお陰で3回目にしてジャンプして捕食するシーンを撮影することができた。
すごく嬉しかったのだけど、よりその場の雰囲気が伝わるだろう成功に至る前の失敗作を見てもらおう。
IMG_4521.jpg
失敗作その1 アッ、跳んじゃった!!
IMG_4525.jpg
失敗作その2 泳いでるアロワナを撮影するシャッタースピードのままだった!!

さて、その捕食シーンを見せてくれる、この水槽で暮らす4匹のシルバーアロワナたち。
大きさは驚くほどではないのだけど、水族館にいる個体にしては綺麗なのが高ポイントだ。シルバーアロワナは観賞魚としてもポピュラーな存在だから、あらゆるところで見ることができるが、反面、混泳水槽で飼われている個体は美しく育ちにくく、ことさら水族館では滅多に綺麗と思える個体には巡り会えない。
だけど、アクアトトの個体は(2匹だけだが)、シルバーアロワナには超うるさいオレの目から見ても悪くない。
体型だけでいうなら、なかがわ水遊園にいる個体も悪くないけれど、太陽光が降り注ぐ水槽で飼われている個体は、色が黒くなってしまうから個人的には好きじゃないのだ。
でも、ありがちな真っ暗な水槽では、病的なほど白くなってしまうため、それも好きじゃない。
その点、ここは適度に明るく、適度に光量不足? なので、家庭で飼われているような(オレが見慣れた感じの)色合いになっているのだ。
IMG_4836.jpg

特に、ジャンプを見せてくれた個体は、体型、色ともに、ウチで飼いたいと思えるほどのレベル。飼い方次第ではもう少し綺麗になってくれそうな雰囲気だった。

さて、アマゾン水槽の話も少し。
IMG_4855.jpg

ここのアマゾン水槽は、海遊館のと似た雰囲気(陸上部分には何もいないけど)で、水深は浅め。だけど、比較的明るいのが高ポイントだ。
構成メンバーは“アマゾン基本5種”にモトロとナマズ2種類、アイスポットシクリッドを加えた8種類だったのだけど、今回行ってみたら、ナマズたちが隣の水槽へと移動し、沢山いた(ようなイメージ?)アイスポットシクリッドもたった1匹に(しかもあまり綺麗な個体じゃない)なっていた。
そういう意味ではずいぶんすっきりしてしまったような印象だけど、オレはその変化は好意的に受け止めたい。どうせなら、コロソマたちもナマズの水槽へ引っ越ししていればもっとよかったのに、と思う。
ピラルクーやアロワナをじっくり観察したいなら、邪魔者は少ない方がいいからね。
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