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鴨川シーワールド5部作 最終話 鯨類編 [鯨類]

魚好きなオレにとって、水族館は魚に会いに行く場所。
最近は海獣類やショーも好きだが、それはあくまでおまけに過ぎない。

しかし、鴨川シーワールドに関しては別かも知れない。
前のブログにも書いた通り、魚を見に行くにも最高に魅力的な場所なのだけど、ここでは本来の目的が逆転してしまうほど、海獣類を見ている時間が長くなる。つまり、おまけなつもりの海獣類なのに、それがものすごく魅力的で、楽しいってこと。

例えて言うなら、食事に行ったレストランで出てきたデザートがあまりにもおいしくて、デザートを目当てにレストランに行くようになってしまった、みたいな感覚だろうか。

国内最多の8種類を誇る鯨類の充実ぶりは素直にスゴイと思う。
鴨川でしか見られないというものこそいないものの、ハセイルカやネズミイルカは飼育、展示している水族館がほとんどないレア種だし、よく知っているように感じるシャチやシロイルカだって、それが見られる水族館はほとんどないのだ。
それ以前に、あれだけの数のシャチがいることも、ちっこいベビーに会えるのも、国内唯一の繁殖に成功している鴨川シーワールドならではのスペシャルメニューだ。
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滅多に見られない珍しいものを見られれば、やはりそれなりの満足感は得られるものだ。

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ハセイルカ
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ネズミイルカ

ここでしか見られないワケではないけれど、スペシャルなのはパフォーマンスも同じだ。
例えば、カマイルカのテールウォーク。
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余所の水族館でも見られるけれど、ここのヤツほど完成度が高いものは見たことがない。
その他の技も同じで、どれもキレがよくて、ムラも少ない。オレが知る限り、かなり高いレベルにあると思う。
広いプールでたった4頭で繰り広げられるパフォーマンスは、余所の水族館のものに比べると、ちょっと寂しいような印象を受けるが、層の厚い選手(沢山いるイルカたち)の中から選出された、その日のベストメンバー。

さて、そんな鴨川で見られるパフォーマンスが、またまたスペシャル度合いを高めた。
テレビなどでも紹介されているから、既に知っている人もいるかも知れないが、
シロイルカのデュークが、バブルリングができるようになったのだ。
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それまで、島根のアクアスの専売特許? だった技が、遠い島根まで行かなくても見られるようになったワケだ。
アクアスにも行ってみたいのだけど、見てみたかったシロイルカのバブルリングが鴨川で見られるようになったことは、時間や費用の面から言っても有り難い話だ。

しかし、魚好きのオレにとっては非常に困った話でもある。
魚をじっくり見たいというのに、ショーの時間の度に、各スタジアムに走らなくちゃならないし、写真を撮り始めると、そちらが楽しくなってきてしまうからだ。
魅力的過ぎるってのも、困りものだな(笑)
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